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SSDとHDDは長期保存にはどちらがいいの?注意点とは?

パソコンのデータを保存する記憶装置と言えば「SSDとHDD」ですが、長期間のデータ保存はどちらがいいのかよくわからないかと思います。

大切なデータですから安全かつ確実に長期保存したいですよね。

そこで今回の記事では、

  • SSDとHDDは長期保存にはどちらがいいの?
  • SSDを長期保存する時の注意点とは?

これらの情報をまとめてみました。

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SSDとHDDは長期保存にはどちらがいいの?

SSDとHDDはデータの長期保存でどちらがいいのかというと、これは条件にもよりますが「HDD」になります。

データの長期保存でHDDの方が優れている理由としては、以下の点が挙げられます。


1・1容量あたりの単価が安い
2・SSDは電源を入れない状態が長期間続くと、データの保持性能が低下する可能性がある
3・SSDは故障の予兆がわかりにくい
4・SSDは壊れると復旧はまず出来ない

以上です。

1~2番目はそのままですね。

HDDはSSDと比較すると1容量あたりの単価がやすいため、大容量のストレージを用意しやすいというメリットがあります。

大容量のデータを保管したい場合は、間違いなくHDDの方が金銭的に安いです。

また、SSDやUSBメモリなどのフラッシュメモリタイプの記録メディアは、長時間使わないで放置した場合にデータが消失する恐れがあります。

データのバックアップのように、長期間SSDを使用しない状態が続くといったことは起こり得るので注意をしておきましょう。


3番目の「SSDは故障の予兆がわかりにくい」とは、HDDと比較した際に故障の予兆となる特徴がわかりにくいことが多いためです。

HDDの場合、使用中にHDDから異音がするなど普段とは違った状態になると、すぐにそれがわかる可能性が高いです。

しかし、SSDの場合、物理的に稼働するパーツが存在しないため、そういったこと以外の挙動で判断する必要があります。

例えば、パソコンの動作速度の低下、頻繁なクラッシュやフリーズ、エラーメッセージの表示などが該当します。

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ただ、これらがSSDの寿命が近いために発生しているかどうかを関連付けることは自分で判断する必要があるので注意をしておきましょう。


最後の「SSDは壊れると復旧はまず出来ない」はそのままですね。

SSDはその構造やデータの保存方法の都合上、一度故障してしまうとデータの復旧がまず不可能です。

これに加え、上記にある長時間使わないで放置した場合にデータが消失する恐れがあることも問題になります。

それに対して、HDDの場合は故障の程度によって費用が変わりますが、データを復旧できる可能性があります。

もちろん、バックアップを定期的に取る必要はありますが、長期間データを保管する目的で使用するストレージとしてはHDDの方が適しています。

SSDを長期保存する時の注意点とは?

SSDを長期保存する時の注意点としては、前章にもあるように、SSDやUSBメモリなどのフラッシュメモリタイプの記録メディアは、長時間使わないで放置した場合にデータが消失する恐れがあることです。

また、HDDにも同様のことが言えますが、上記以外では高温多湿な環境や直射日光はSSDの劣化を加速させるため、適切な環境で保管する必要があります。

SSDの適切な保管環境については、商品に付属している取扱説明書などで確認することができます。

ちなみに、「SSDを使用する」という状態にするには、以下のような手順を実行すれば大丈夫です。


1・パソコンにSSDを接続して電源を入れる
2・SSDにアクセスして、適当なファイルの読み書きを行う
3・ファイルの読み書き終了後、パソコンからSSDを安全に取り外して保管する

以上です。

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まとめ

SSDとHDDはデータの長期保存でどちらがいいのかというと、これは条件にもよりますが「HDD」になります。

データの長期保存でHDDの方が優れている理由としては、以下の点が挙げられます。


1・1容量あたりの単価が安い
2・SSDは電源を入れない状態が長期間続くと、データの保持性能が低下する可能性がある
3・SSDは故障の予兆がわかりにくい
4・SSDは壊れると復旧はまず出来ない

以上です。

また、SSDを長期保存する時の注意点としては、前章にもあるように、SSDやUSBメモリなどのフラッシュメモリタイプの記録メディアは、長時間使わないで放置した場合にデータが消失する恐れがあることです。

さらに、上記外では高温多湿な環境や直射日光はSSDの劣化を加速させるため、適切な環境で保管する必要があります。

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