ドライブレコーダーは事故や煽り運転などの交通トラブルの際に役立つ道具です。
いざという時のために、自動車に設置している方は多いのではないでしょうか?
しかし、ドライブレコーダーがちゃんと録画されないという事態が起こることがあります。
「何かあっても証拠映像あるから安心!」と思って録画を確認したら、肝心の映像がないということは避けたいものです。
そこで今回の記事では、ドライブレコーダーに録画されない時の対処方法について、お伝えさせていただきます。
ドライブレコーダーに録画されない時の対処方法はこれ!
ドライブレコーダーに録画されていない場合、その原因の多くはSDメモリーカード(以下SDカード)にあります。
SDカードとは、写真やスマホでも使われている情報記録媒体のことで、写真をよく取る方は馴染みが深いものかと思います。
SDカードはドライブレコーダーにも使用されており、録画が上手くいかない時はまずこれを疑ってみると良いでしょう。
1・SDカードを定期的にメンテナンスする
ドライブレコーダーのSDカードは、走行中の映像を「削除→上書き」といった繰り返しを行うため、徐々ににゴミ(データ)が溜まってしまいます。
このゴミが大量に溜まった状態だと、ドライブレコーダーが正常に録画できないことがあるわけです。
そのため、SDカードを定期的にフォーマット(初期化)してメンテナンスしてあげるようにしましょう。
また、SDカードの種類にもよりますが、フォーマットを行う期間は「月に1~2回」程度がおすすめです。
走行距離や使用環境によっては若干異なりますが、フォーマットそのものは絶対に行うようにすべきです。
2・SDカードの寿命を確認する
ドライブレコーダーのSDカードは消耗品なので、当然寿命・耐用年数などが存在します。
もしも、SDカードの寿命が尽きている場合、ドライブレコーダーが正常に録画できなくなる可能性が高いです。
そのため、現在使用しているドライブレコーダーのSDカードの寿命がどの程度なのかを把握しておく必要があります。
メーカーなどにもよりますが、ドライブレコーダーやSDカードの取扱説明書に寿命・耐用年数に関する項目が記載されていることがあるので、まずは取扱説明書をしっかりと確認してみましょう。
あるいは、ドライブレコーダーやSDカードのメーカーなどのホームページがあれば、こういった情報をインターネット上に公開している可能性があります。
3・ドライブレコーダーが要求する規格とSDカードが合わない
SDカードにはそれぞれ規格があり、その規格で映像の読み書きのスピードが異なってきます。
この規格がドライブレコーダーが要求するものと噛み合わないと、正常に録画できなくなる可能性があります。
そのため、ドライブレコーダーにどのような規格のSDカードが適しているかを確認するようにしましょう。
また、現在主流となっているのが「FULL・HD」に対応しているドライブレコーダーです。
「FULL・HD」のドライブレコーダーは、相手の車種のナンバーなどをはっきりと録画できるほどに優秀です。
そのため、事故などの有事の際には映像が鮮明である方が都合が良いので、お店の方に「映像は綺麗な方が確実な証拠になります」と薦められた方は多いのではないでしょうか?
そして、「FULL・HD」に対応しているドライブレコーダーなら、その規格に合うSDカードを選ぶようにしましょう。
4・高耐久なSDカードを使用する
お住まいに地域や環境にもよりますが、ドライブレコーダーは高温や低温によく晒されます。
車内温度は氷点下はもちろん、真夏には70℃以上になることも最近では珍しくありませんしね。
また、走行中の振動などを常に受け続けるため、SDカードそのものの耐久性が高いことが望ましいです。
5・フォーマットが必要ないドライブレコーダーを使用する
ドライブレコーダーの種類によっては、SDカードのフォーマットが必要ない商品もあります。
定期的なSDカードのフォーマットをやりたくない・出来ないという方は、こういったドライブレコーダーを選ぶと良いでしょう。
ただ、こういったドライブレコーダーのSDカードは特殊なものであることがあり、専用のSDカード以外では機能を発揮しないという可能性もあります。
そのため、購入前に商品の詳細をしっかり確認するようにしましょう。
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まとめ
ドライブレコーダーは万が一の時のための保険として重要な存在です。
常に正常に録画できる状態を維持したいところですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。