お風呂の換気扇が異音「キーン」となる原因とは？直し方も紹介

お風呂の換気扇から「キーン」という異音が聞こえることがあります。

しかし、具体的にどういった異常があるのかはよくわからない場合が多いです。

毎日使う換気扇ですから、何らかの異常が発生しているのではないか心配になりますよね。

そこで今回の記事では、

これらのことをお伝えさせていただきます。

お風呂の換気扇が異音「キーン」となる原因とは？

お風呂の換気扇が「キーン」と異音を発する原因には複数のものが考えられます。

それぞれで対処方法が違うので、正しい原因を特定して適切に対応したいですね。

１・換気扇の潤滑油不足
換気扇のファンやプロペラには、これらをスムーズに回すために回転軸を滑らせる潤滑油が塗布されています。

換気扇を購入・導入した直後は、この潤滑油が十分に足りている状態であるため問題ありませんが、長期間にわたり換気扇を使用していると、潤滑油が足りていない状態となり異音が発生することがあります。

潤滑油が足りていない状態が長く続いてしまうと、軸が錆びるなどの原因となる可能性があるので注意をしておきましょう。

また、ファンやプロペラの回転がスムーズに回らないことで、別の故障の原因となることも考えられます。

２・換気扇のファン、プロペラに問題がある
換気扇のファンやプロペラにホコリなどのゴミが付着していたり、摩擦による消耗や経年劣化によって異音が発生することがあります。

前者の場合は、ファンやプロペラにゴミが付着することでスムーズな回転ができなくなり、回転軸などに大きな負担がかかるわけです。

後者は、換気扇のように日常的に使用する機械は、パーツの消耗や経年劣化とは無縁ではいられないからですね。

また、一般家庭ではあまりないことですが、ホコリやチリなどのゴミがよく出る環境で換気扇を使用しているとこういった異音が発生することがよくあります。

３・換気扇本体の故障
換気扇本体が故障しているために異音が発生していることが考えられます。

例えば、

１・換気扇を動かしているモーターの寿命
２・換気扇を取り付けているネジが緩んでいる
３・換気扇のパーツが錆びている
４・換気扇のファンやプロペラが変形している
５・経年劣化による各パーツの消耗

以上です。

残念ながら、換気扇が故障している場合は、素人ではどうしようもないことが多いです。

修理業者などに相談して対応してもらうことが無難でしょう。

換気扇の異音を直す場合、換気扇を掃除することが基本となります。

ファンやプロペラに付着しているホコリなどのゴミを取り除くわけですね。

手元に換気扇の取扱説明書があれば、具体的な掃除方法が記載されている可能性があるので確認しておくと良いでしょう。

また、換気扇の異音の原因が特定できないこともあるかと思います。

そういった場合は、換気扇の修理業者に相談すると良いでしょう。

換気扇の異常が見つかれば、そのまま修理や交換をしてもらえるため、二度手間を避けることができます。

あるいは、換気扇の掃除を清掃業者に依頼することで、故障などの異常を早期発見してもらうというやり方もあります。

換気扇の清掃業者は、掃除のために換気扇を細かく分解します。

その過程で換気扇に何らかの異常があれば、修理や交換などのアドバイスをもらえることが期待できます。

注意点としては、換気扇の清掃業者はあくまで清掃が仕事であり、修理は専門外であることです。

そのため、修理や交換は別の業者に相談するようにしましょう。

お風呂の換気扇は毎日使うものですから、異音が発生すると不安になってしまいますよね。

そのような換気扇の異常を素早く直すために、この記事がお役に立てれば幸いです。