寒い冬の季節になると「換気扇から異音」が聞こえるようになることがあります。
異音は「ブォー」といった重たい低音や「キュルキュル」という摩擦音まで様々です。
しかし、異音の発生原因がわからないと対処が難しいですよね。
そこで今回の記事では、
- 換気扇の異音が冬になると発生する原因とは?
- 換気扇の異音の直し方とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
換気扇の異音が冬になると発生する原因とは?
換気扇の異音が冬になると発生する原因には、複数のものが考えられます。
具体的には、
2・潤滑油が固まっている
3・静電気などにより、ファンやプロペラにホコリが付きやすくなっている
以上です。
1番目の「部屋の密閉性が上がるから」とは、冬になって寒くなると窓を閉めたり部屋の間の戸を閉めたりすることで、部屋の密閉性が上がることを指しています。
部屋の密閉性が上がると、換気扇の内と外に大きい圧力差が生まれることになるため(室内側が陰圧になる)、換気扇に負荷がかかり、その結果、換気扇から異音が発生することがあります。
負担がかかっている状態のまま、いつも通りに換気扇が動くことで無理な力が生じるわけですね。
2番目の「潤滑油が固まっている」とは、冬の寒さによって換気扇の回転軸などに塗布されている潤滑油が固まってしまい、上手く機能していない状態のことです。
通常、換気扇のファンやプロペラには、これらをスムーズに回すために回転軸を滑らせる潤滑油が塗布されています。
しかし、この潤滑油の作用が正常に働かないと、回転軸の摩擦が強くなるなどの悪影響が発生します。
その結果、換気扇から異音が聞こえることがあるわけですね。
最後の「静電気などにより、ファンやプロペラにホコリが付きやすくなっている」とはそのままですね。
換気扇は天井や壁の高い位置に取付けてあるため、普段あまり目にしないものですが、その性質上、カビやホコリを吸い込むことになるので、そういった汚れがファンやプロペラに付着していきます。
さらに、冬の乾燥する季節は静電気が発生しやすい環境になるため、さらに付着頻度が上がるかと思います。
そして、ファンやプロペラにゴミが付着したまま換気扇が動作するため、スムーズな回転ができなくなり、回転軸などに大きな負担がかかるわけです。
その結果、換気扇から異音が発生することがあります。
換気扇の異音の直し方とは?
換気扇の異音を直す場合、換気扇を掃除することが基本となります。
ファンやプロペラに付着しているホコリなどのゴミを取り除くわけですね。
換気扇そのものの故障のようなどうしようもないものでなければ、掃除をすることで異音が発生することをおおよそ予防・解決できます。
また、手元に換気扇の取扱説明書があれば、具体的な掃除方法が記載されている可能性があるので確認しておくと良いでしょう。
あるいは、換気扇の軸の潤滑油不足が異音の原因である場合は、必要箇所に潤滑油を補充すれば大丈夫です。
これも製品の取扱説明書を確認することが確実ですが、ドライバーなどを使って換気扇のモーターを取り出し、モーターを分解してベアリングと呼ばれる部分に油を塗布することになるかと思います。
これらは難しい作業ではないのですが、機械の扱いがよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、迷わずに専門業者に依頼するようにしてください。
換気扇の清掃業者などでも請け負ってくれることが多いので、換気扇の掃除のついでに依頼するという方法もあります。
最後に、換気扇が故障している場合ですが、これは修理業者に依頼をして修理をしてもらうことになります。
もちろん、相応の費用が発生することに鳴るので、依頼をする前に事前情報をしっかりと確認するようにしましょう。
また、その際に掃除方法や潤滑油のことを聞いておくと、後々役立つかと思います。
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まとめ
換気扇から異音が発生すると不安で仕方がないですよね。
換気扇は衛生面や健康などに関わるものですから、正常に動作をしてもらいたいものです。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。