「土鍋」は使えば使うほど温まりやすく、保温性・耐熱性が高くなります。
しかし、いざ土鍋を育てようと思っても、効果的な育て方がわからないと困ってしまいますよね。
また、土鍋を育てる上での注意点や使い方も気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 土鍋の育て方とは?
- 土鍋を育てる時の注意点とは?
- 土鍋の使い方で注意すべきことは?
これらの情報をまとめてみました。
土鍋の育て方とは?
土鍋の育て方にはいくつかのポイントがあり、それらを実践することで土鍋を長持ちさせる、美味しいご飯が炊けるようになります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・ホコリを取り除く
3・使い始める前におかゆを炊く
4・しっかりと乾燥させる
以上です。
1番目の「カケやひびが入っていないか確認する」とは、購入した直後の土鍋の状態をチェックすることです。
市販されている土鍋は、しっかり検品して合格したものだけを箱に詰めているかと思いますが、土鍋のような陶器は割れ物であるため、輸送中などに割れる可能性がどうしてもあります。
そのため、使用する前に土鍋の胴とフタをそれぞれよく確認するようにしましょう。
2番目の「ホコリを取り除く」とは、土鍋を使用する前に付着したホコリを取り除くことを指しています。
土鍋を使う前に、乾いた布で拭いて付着したホコリを取り除くようにしてください。
水洗いをしたい場合は、洗剤を使わずに水またはぬるま湯で流す程度にしましょう。
また、水洗いをした場合は、土鍋をすぐに火にかけることはやめましょう。
水滴をぬぐってから裏返しにして、1日ほどよく乾燥させるようにしてください。
3番目の「使い始める前におかゆを炊く」とは、「目止め」を行うためです。
土鍋には、「目」と呼ばれる小さな穴がたくさん空いているため、購入した直後の土鍋に水を入れると、この穴を伝って底から染み出てきてしまいます。
もちろんこれは調理中でも同じなので、まずはこの穴を塞ぐ「目止め」をする必要があるわけですね。
目止めのやり方は簡単で、お米のとぎ汁を鍋の8分目まで入れて10~20分ほど沸騰させる、または少量の米をおかゆ状になるまで煮るなどになります。
どちらにせよ、煮た後は24時間(可能なら48時間)そのまま放置した後、中身を捨てて土鍋をよく洗います。
この時に洗剤は不要です。
柔らかい布やスポンジで優しく洗って水滴を拭き取り、裏返しにして完全に乾燥させましょう。
最後の「しっかりと乾燥させる」はそのままですね。
上記にもあるように、土鍋を洗った後は水分がなくなるまで完全に乾燥させるようにしましょう。
これは、土鍋は急激に温度が変化すると、ひびが入ったり割れてしまう恐れがあるためです。
そのため、土鍋の外側(特に底部)に水分を含んだまま火にかけないでください。
同じ理由で、土鍋を洗う際も熱が冷めてから水で洗うようにしましょう。
また、土鍋に水分が残ったまま収納してしまうと、カビが生える原因になるので注意をしてください。
土鍋を育てる時の注意点とは?
土鍋を育てる時の注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
2・洗剤を使わず柔らかいスポンジで洗う
3・しっかりと乾燥させる
4・小さなヒビ割れが生じたら目止めをする
以上です。
1番目は前章にあった内容を実践すれば大丈夫です。
2番目の「洗剤を使わず柔らかいスポンジで洗う」はそのままですね。
土鍋を洗う際は洗剤を使用せず、柔らかいスポンジで洗うようにしてあげてください。
どうしても洗剤を使いたい場合は、洗剤液に漬け置きは避けて、洗剤が土鍋に染み込む前に手早く流すようにしましょう。
3番目の「しっかりと乾燥させる」は、カビの発生予防と土鍋が割れてしまうことを防ぐためです。
前章にもあるように、土鍋は急激に温度が変化すると、ひびが入ったり割れてしまう恐れがあるからですね。
最後の「小さなヒビ割れが生じたら「目止め」をする」も同様です。
土鍋の使い方で注意すべきことは?
土鍋の使い方で注意すべきことは「土鍋は急激な温度変化に弱いこと」です。
土鍋を使った調理の際は注意が必要で、とくに「裏底が濡れた状態で火にかける」・「強火調理」・「空焚き」は厳禁です。
火にかける前に土鍋の外側の水気をしっかり取るか乾燥させる、火加減は中火以下にする、長時間調理を行う際は空焚きをしないように水を差すなど、注意をしておきましょう。
また、油を使った揚げ物などの料理も、土鍋から染み出た油が引火する可能性があるので絶対にしてはいけません。
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土鍋に関するその他の情報
まとめ
土鍋の育て方にはいくつかのポイントがあり、それらを実践することで土鍋を長持ちさせる、美味しいご飯が炊けるようになります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・ホコリを取り除く
3・使い始める前におかゆを炊く
4・しっかりと乾燥させる
以上です。
また、土鍋を育てる時の注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
2・洗剤を使わず柔らかいスポンジで洗う
3・しっかりと乾燥させる
4・小さなヒビ割れが生じたら目止めをする
以上です。
最後に、土鍋の使い方で注意すべきことは「土鍋は急激な温度変化に弱いこと」です。
土鍋を使った調理の際は注意が必要で、とくに「裏底が濡れた状態で火にかける」・「強火調理」・「空焚き」は厳禁です。