「ドライヤー」を使って髪を乾かしていると、嫌な臭いが気になることがあります。
毎日使うドライヤーですから、悪臭とは無縁な状態で使いたいですよね。
しかし、ドライヤーの臭いの原因がわからないと解決が難しいかと思います。
そこで今回の記事では、
- ドライヤーが臭い原因とは?
- ドライヤーが臭い時の掃除方法は?
これらの情報をまとめてみました。
ドライヤーが臭い原因とは?
ドライヤーから送られてくる風が臭い場合には、いくつかの原因が考えられます。
具体的には、
2・内部パーツの劣化や不具合の発生
3・コードの劣化や破損
以上です。
1番目の「ドライヤー内部にゴミが溜まっている」というのは、ドライヤーが送風を行う仕組みと関係しています。
一般的に、ドライヤーは本体後部にある吸込口から空気を吸込み、ヒーターの発熱を利用して温風を吹出口から送風する仕組みとなっています。
この仕組のため、空気を吸込む際に空気中のホコリなども一緒に吸込んでしまいやすいのです。
そして、日常的に使う頻度が高いドライヤーは内部に埃や髪の毛などが溜まりやすく、なおかつ掃除の方法がわからないとそのまま放置してしまうことが多いということも珍しくありません。
その結果、ドライヤー内部に蓄積されたホコリ・ゴミ・髪の毛などがヒーターで加熱され、焦げている可能性があるわけですね。
2番目の「内部パーツの劣化や不具合の発生」とはそのままですね。
ドライヤーは基本的に毎日使用する電化製品であり消耗品であるため、ドライヤーの各パーツが劣化していくことになります。
例えば、熱風を送るためのヒーターコイルなどが異常に発熱したり、その影響で他のパーツが加熱されて焦げた臭いが発生していることがあります。
最後の「コードの劣化や破損」とは、ドライヤーの電源コードの破損等についてです。
使用したドライヤーを収納する場合、電源コードを折り曲げて納めることが多いかと思いますが、こうすると電源コードが劣化・破損することがあります。
ドライヤーのコードは劣化しやすいパーツの1つでもあるため、気付かない内に破損しているということも考えられます。
そして、電源コードに亀裂が入ったり破損したりしていると、通電中に焦げ付いたような臭いがが発生することがあります。
ドライヤーが臭い時の掃除方法は?
ドライヤーの掃除をする場合、まずは取扱説明書を確認することをおすすめします。
ドライヤーの種類によっては、掃除をするためにパーツの分解が可能な製品があるからですね。
また、具体的な掃除方法が記載されていることも考えられます。
ドライヤーの取扱説明書が手元にない場合は、以下のような方法で掃除が可能かと思います。
ドライヤーの掃除をする場合、空気を取り込む「吸込口」と、温風を送り出す「吹出口」の両面を掃除する必要があります。
まず、「吸込口」の掃除方法ですが、以下のような方法で行っていきます。
2・電源プラグをコンセントから抜く
3・吸込口の表面についたホコリや髪の毛をティッシュや綿棒、歯ブラシなどで取り除く
4・内部に埃が付着している場合は、掃除機で吸い取る
以上です。
注意点としては、ドライヤーの吸込口には埃などを取り込まないようにするためのフィルターがあることです。
掃除機などを使ってドライヤー内部の埃を吸い出す場合は、このフィルターを破ってしまわないように注意をしてください。
また、ドライヤーを分解するという方法は、発火や異常動作による怪我などに繋がる可能性があるので絶対にやめておきましょう。
次に、温風を送り出す「吹出口」の掃除方法になります。
こちらも吸込口同様、付着しているゴミをティッシュや歯ブラシなどで取り除いていきましょう。
その後、掃除機を使ってドライヤーの中に残った埃を吸い取れば大丈夫です。
また、掃除機を使う際は、ハンディタイプや先が細くなったノズルを使うと掃除がしやすくなります。
あるいは、ドライヤーから冷風を出したままで、歯ブラシや綿棒でゴミを取り除くという方法もあります。
この場合は、冷風によってゴミが飛び散ってしまうので、掃除が簡単な場所で作業をすると良いでしょう。
ちなみに、ドライヤーを掃除する頻度は、1ヶ月に1回程度のペースで行うとドライヤーを長持ちさせることができます。
特に、埃や髪の毛が溜まりやすい吸い込み口は、こまめに掃除することをおすすめします。
ドライヤーに関するその他の情報
ドライヤーで髪をどれくらい乾かすべきか?乾かしすぎるとどうなる?
まとめ
ドライヤーが臭い原因は、ドライヤーにゴミが溜まっていたり、パーツが劣化していたりといったことが原因である場合が多いです。
ゴミが溜まっている場合は、掃除をすることで解決することが多いので、取扱説明書などを確認して掃除をしてみると良いでしょう。