浴槽の「追い焚き配管」の掃除方法がわからず悩むことがありますよね。
掃除に使える製品は多数販売されていますが、どれを使うことが効果的なのかよくわからないかと思います。
また、追い焚き配管の掃除頻度についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 浴槽の追い焚き配管の掃除方法とは?
- 浴槽の追い焚き配管の掃除頻度は?
これらの情報をまとめてみました。
浴槽の追い焚き配管の掃除方法とは?
浴槽の追い焚き配管を掃除する場合、まずは追い焚き配管の種類を確認しましょう。
追い焚き配管には、以下の2種類があります。
2・強制循環タイプ(1つ穴タイプ)
以上です。
1つ目の「自然循環タイプ」は、浴槽の上下それぞれにひとつずつ穴がついており、下の穴から水が入り、その後上の穴から出ていく構造です。
冷めたお湯を配管の内部に入れる穴と、温めたお湯を浴槽に戻す穴の2つがあるわけですね。
この温度差を利用した対流により、浴槽内部の水を循環させてお湯を沸かす仕組みとなっています。
2つ目の「強制循環タイプ」は、穴が1つだけで配管の内部が分かれていることが特徴です。
まず、給湯器内部のポンプで冷めたお湯を取り込んで、熱いお湯が同じ穴から排出される仕組みになっています。
上記の自然循環タイプと比較すると汚れが溜まりにくいメリットがあるたえ、最近のお風呂はほとんど強制循環タイプが導入されています。
お湯を自然に循環させることで、お湯の温度にばらつきが生じにくいという点も優れていますしね。
デメリットとしては、自然循環タイプよりも配管が長く、雑菌が繁殖しやすいことが挙げられます。
追い焚き配管の種類を確認したら、いよいよ配管の掃除をしていきます。
まずは「強制循環タイプ」の掃除方法になります。
最初に、以下にあるような掃除に必要な道具を用意していきましょう。
2・ゴム手袋
3・スポンジ(浴槽やフィルター掃除用)
4・乾拭き用の布
以上です。
道具を揃えたら、以下のような手順で掃除をしていきます。
2・溜めた水の中に洗剤か過炭酸ナトリウムを入れる
3・40度~50度の設定で追い焚きをする
4・1時間ほど放置する
5・約1時間浸け置きする
6・お湯を抜き、再度追い焚きをしてすすぐ
7・浴槽やフィルターを掃除する
8・フィルターを乾拭きして取り付ける
以上です。
「自然循環タイプ」の場合は、お湯が漏れないように下の穴をタオルなどの布で塞ぐ必要がありますので注意をしてください。
また、5番目の後にホースかシャワーを使って、配管内部のお湯を強く出して内部を洗うことも必要です。
自然循環タイプは、追いだき機能やポンプの力を借りずに掃除をする都合上、汚れを落としにくいです。
配管の奥に溜まっている汚れは、ホースやシャワーの水圧でしか落とせないからですね。
浴槽の追い焚き配管の掃除頻度は?
結論から言えば、浴槽の追い焚き配管の掃除頻度は「1ヶ月に1回」が目安となります。
追い焚き機能をあまり使わないのであれば掃除頻度を下げることもできますが、基本的には1ヶ月に1回掃除をするようにしましょう。
長期間掃除をしないと、配管の汚れが酷いものとなり、掃除をしても簡単に落ちないものになってしまう恐れがあります。
また、お風呂を沸かした際に以下のような症状が見られる場合、追い焚き配管の掃除が必要であると判断して良いでしょう。
2・お湯から異臭がする
3・薄茶色の湯垢が浮いている
4・黒い汚れが出る
5・入浴時に身体が痒くなる
6・お湯に虫が寄ってくる
以上です。
上記のような症状が現れる状態だと、汚れや雑菌が追い焚き配管に蓄積している可能性が高いです。
すぐに浴槽の追い焚き配管を掃除して綺麗にするようにしてください。
浴槽に関するその他の情報
まとめ
「強制循環タイプ」の掃除方法は、以下のような手順となります。
2・溜めた水の中に洗剤か過炭酸ナトリウムを入れる
3・40度~50度の設定で追い焚きをする
4・1時間ほど放置する
5・約1時間浸け置きする
6・お湯を抜き、再度追い焚きをしてすすぐ
7・浴槽やフィルターを掃除する
8・フィルターを乾拭きして取り付ける
以上です。
「自然循環タイプ」の場合は、お湯が漏れないように下の穴をタオルなどの布で塞ぐ必要がありますので注意をしてください。
また、5番目の後にホースかシャワーを使って、配管内部のお湯を強く出して内部を洗うことも必要です。
最後に、浴槽の追い焚き配管の掃除頻度は「1ヶ月に1回」が目安となります。
追い焚き機能をあまり使わないのであれば掃除頻度を下げることもできますが、基本的には1ヶ月に1回掃除をするようにしましょう。