ウォーターサーバーと水道水の違いとは?メリット・デメリットは? | ごろん小路。

ウォーターサーバーと水道水の違いとは?メリット・デメリットは?

私たち人間の生活に欠かせないのが「飲水」ですが、飲水にはいくつかの種類が存在します。

身近なもので言えば水道水ですが、「ウォーターサーバーと水道水の違い」ってよくわかりませんよね。

生きていく上で必要不可欠な水だからこそ、くわしい情報を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • ウォーターサーバーと水道水の違いとは?
  • ウォーターサーバーと水道水のメリット・デメリットとは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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ウォーターサーバーと水道水の違いとは?

まず、水道水とウォーターサーバーの水、そのどちらにも共通して含まれている基本の成分が4つあります。

つまり、「カルシウム」・「ナトリウム」・「カリウム」・「マグネシウム」の4つですね。

これらに加え、水道水には「塩素」や「トリハロメタン」といったものが存在します。

というのも、普段我々が利用している水道水というのは、主に湖や川から汲み上げたものをろ過したり洗浄したものになるからです。

湖や川から採水した直後の水には、ゴミや雑菌が混じっているので、衛生面を考えるとそのまま飲むことができないわけです。

そのため、浄水場でろ過したり殺菌したりする工程が必要になり、その消毒作業に塩素が使われることになります。

そして、上記の塩素殺菌の過程で発生する物質が「トリハロメタン」です。

その性質上、水が汚染されていればいるほど、多くの塩素が投入されるため、その分だけトリハロメタンの含有量が増えることになります。


ちなみに、このような情報を知ると「水道水をそのまま飲んでも大丈夫なの?」と不安になる方がいらっしゃるかと思います。

しかし、厚生労働省の水道法で厳しい水質基準が設けられていることや、水道局の徹底した水質検査や管理があるおかげで、水道水が人間の身体に悪影響を与える可能性はないとされています。

さらに、WHOが定めている飲料水水質ガイドラインにおける塩素濃度の基準値を下回るように、水道局側が管理をしています。

これらの体制があるため、日本では水道水の安全性は常に保たれていると言えるわけです。

ただ、健康被害はありませんが、人によっては塩素臭が気になったり、水道水を飲んだ時にまずいと感じる場合があるようです。

ウォーターサーバーと水道水のメリット・デメリットとは?

ウォーターサーバーを導入するメリットには様々なものが存在します。

一般家庭においては、以下のようなメリットが挙げられます。

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1・冷水と温水がいつでも使える
2・料理においしい水が使える
3・重たい水の購入、運搬が不要
4・ペットボトルで水を買う必要がなくなる
5・災害備蓄用の水になる

以上です。

やはり、「いつでも美味しい冷水・温水が使える」・「重い水の運搬が不要」・「災害時の備蓄」の3つの要素が大きいですね。

また、水道直結型のウォーターサーバーであれば、水道水からフィルターを通してろ過するので、タンクに水を補充する手間もありません。

あるいは、ウォーターサーバー本体のタンクに水道水を注ぐタイプであれば、本体のフィルターでろ過されて浄水が飲める仕組みになっているため、水道管の近くでなくても設置できるというメリットがあります。


では逆に、ウォーターサーバーのデメリットには、以下のような者が挙げられます。

1・機械の設置場所と補充用ボトルの保管場所が必要
2・水の補充作業が面倒
3・ランニングコストがかかる
4・セルフメンテナンスが必要になる

以上です。

とくに、サーバーのレンタル代や天然水の代金などのランニングコストや、セルフメンテナンスが必要になる点が悩みの種になることが多いかと思います。

ウォーターサーバーによって美味しい水が常に飲めるとは言え、費用がかかり続けるわけですからね。

また、ウォーターサーバー内部の本格的なメンテナンスは、1~3年に1回くらいの周期で専門業者に依頼すれば大丈夫なのですが、ウォーターサーバーを衛生的に使うためには、基本的には週1回程度のペースでセルフメンテナンスが必要になります。

例えば、ボトル差込口の拭き掃除、取水口や水受け皿の清掃などですね。

これらの掃除が面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。


最後にウォーターサーバーを利用せず、水道水をそのまま使う場合のメリット・デメリットですが、これは上記の要素が無いことがすべてです。

究極的には、水道水をそのまま飲んだり、料理に使用することに抵抗がないのであれば問題ないということになります。

つまり、「美味しい天然水をいつでも飲みたい!」・「塩素臭や不純物がない水を飲みたい」などといったメリットに大きな価値を見出していなければ、ウォーターサーバーを利用することは負担となることが多くなる可能性が高いことに注意をしておきましょう。

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まとめ

ウォーターサーバーには様々なメリット・デメリットが存在します。

これらをしっかりと研究してからウォーターサーバーを導入するかを決めたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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