「ウォーターサーバー」を利用することには多くのメリットがありますが、場合によってはいらない可能性があります。
金額的にも安いものではないので、後悔が無いようしっかりと考えてから契約したいですね。
そこで今回の記事では、
- ウォーターサーバーはいらない?
- ウォーターサーバーをやめた理由とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ウォーターサーバーはいらない?
ウォーターサーバーがいらないという場合、様々な原因が考えられます。
具体的には、
2・水の補充作業が負担になる
3・ランニングコストが負担になる
4・セルフメンテナンスが必要になる
以上です。
1番目の「機械の設置場所と補充用ボトルの保管場所が必要」はそのままですね。
ウォーターサーバーを設置するということは、自宅内に機械を置くためのスペースを用意する必要があるということです。
さらに、ウォーターサーバーの種類にもよりますが、水を補充するためのボトルを保管する場所も必要になります。
部屋の大きさや家具などによっては、ウォーターサーバーがあることによって移動しにくくなる、保管・管理が負担となるなどの問題が発生することがあるわけですね。
2番目の「水の補充作業が負担になる」とは、飲水が入っているボトルを機械に設置する作業が辛いということです。
現在のウォーターサーバーは、機械の上部に水が入ったボトルを設置する機種がほとんどです。
このボトルは1本12リットルが主流となっているので、ウォーターサーバーの水を補充する際はこの重量を持ち上げて、機械に上手くセットする必要があるわけです。
つまり、毎回米10キロ以上の重量を持ち上げるのですから、非力な方の場合は負担になりやすいかと思います。
ただ、ウォーターサーバーの機種によっては、この水ボトルの設置場所が足元にある製品もあります。
3番目の「ランニングコストが負担になる」とは、ウォーターサーバーのレンタル代やメンテナンス代、水ボトルの補充代金などが負担となることを指しています。
当然のことではあるのですが、ウォーターサーバーを利用し続けるということは、こういった負担を継続して背負うことになります。
もちろん、ウォーターサーバーを扱う会社によっては「サーバーのレンタル代やメンテナンス代、水ボトルの配送料などが無料」という場合もあります。
しかし、そういったケースでも、水ボトルの料金とウォーターサーバーを稼働させるための電気代は必要になります。
例えば、一人暮らしで1日2リットルの水をウォーターサーバーから利用している場合、2リットルX30日=60リットルとなります。
そして、60リットル÷12リットル(水ボトル1つ)=5本となり、一ヶ月に水ボトルが5本必要になるわけですね。
仮に水ボトル1つが1,000円だとしても、5,000円の経費が発生することになります。
最後の「セルフメンテナンスが必要になる」とは、業者が行うメンテナンスとは別に、ウォーターサーバーの給水口の掃除といった自分で行う清掃などのことです。
ウォーターサーバーを衛生的に使用するためには、こういった掃除が1週間程度のサイクルで必要になるため、これらを手間だと思う方は多いかもしれません。
ウォーターサーバーをやめた理由とは?
ウォーターサーバーをやめた理由としては、前章にあるようなデメリットが、ウォーターサーバーを導入・維持するメリットを上回るからですね。
あるいは、ウォーターサーバーを利用するメリットそのものが弱いという可能性もあります。
例えば、
2・コーヒーやお茶など、温かい飲み物を自分で用意する機会が少ない
3・水道水を飲むこと、使用することに抵抗がない
4・ウォーターサーバーの機材や水ボトルの管理が面倒
以上です。
このような問題や要素があると、ウォーターサーバーに対して費用をかけてまで利用することが大きな負担となる可能性があります。
人によってはウォーターサーバーの利用をすっぱりとやめてしまった方がプラスになることもあり得ます。
そのため、ウォーターサーバーを導入する前などには、しっかりと導入後の自分の生活をシミュレーションしておくと良いでしょう。
ウォーターサーバーに関するその他の情報
ウォーターサーバーとペットボトルはどっちが安い?メリットやデメリットも比較
ウォーターサーバーと水道水の違いとは?メリット・デメリットは?
まとめ
ウォーターサーバーがいらないという人は珍しくありません。
ウォーターサーバーのような機械は、日常生活の質を上げるための存在ですから、それが逆に負担となるような状況は避けたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。