カツオノエボシとは?刺された時の症状は?対処方法は? | ごろん小路。

カツオノエボシとは?刺された時の症状は?対処方法は?

海で泳いでいると電気ショックを受けたような衝撃を感じることがあります。

それは「カツオノエボシ」によるものかもしれません。

しかし、カツオノエボシがどういったものなのかよくわからないと怖いですよね。

また、刺された時の症状や対処方法も知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • カツオノエボシとは?
  • カツオノエボシに刺された時の症状とは?
  • カツオノエボシに刺された時の対処方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カツオノエボシとは?

「カツオノエボシ」とは、触手に強い猛毒を持つクダクラゲの一種で、刺されると電気ショックを受けたような強い痛みが発生します。

毒クラゲと呼ばれることもありますが、厳密にはクラゲではありません。

カツオノエボシの外見はビニール袋に似ており、青みがかった透明な色彩をもった袋状の部分から長い触手が生えています。

海中で遭遇すると、プラスチック片やビニール質のゴミと見間違えることが多いです。


注意点としては、やはりその毒が問題となります。

カツオノエボシの触手には強い毒性があり、刺されると大きな健康被害につながる可能性があります。

これは海中を漂っている時もそうなのですが、海岸に打ち上げられている状態でも危険性が変わらないことに注意をしてください。

海岸に打ち上げられているカツオノエボシが死んでいるとしても、その状態から毒針を発射することがあるためです。

しかも、カツオノエボシはその独特な見た目から、そうだと気が付かずに触ってしまうといった事故が多いです。

さらに、過去には神奈川県など太平洋沿岸で多く目撃されているほか、兵庫県の瀬戸内海沿岸や鳥取県の日本海沿岸での目撃情報もあり、国内の広い範囲で出現する可能性があります。

そのため、普段見かけないものが海岸に打ち上げられていたとしても、不用意に素手で触らない方が無難です。

カツオノエボシに刺された時の症状とは?

カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

1・患部に激しい痛みがある
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害

以上です。

症状が軽度のものであれば、1~2番目の症状にとどまるかと思います。

しかし、身体の中に毒がまわるとより重篤な症状が現れる恐れがあります。

さらに、カツオノエボシに2回以上刺されると、「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性があり、最悪の場合は命に関わることもあります。

ただ、前章にもあるように、基本的にカツオノエボシに近寄らない・触らないを徹底すれば予防することができます。

そのため、海岸や海中にあるよくわからないものには極力近寄らないようにしましょう。

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カツオノエボシに刺された時の対処方法とは?

カツオノエボシに刺された場合、まずは皮膚に刺さっている触手を取り除きましょう。

ただし、職種を素手で取り除こうとすると、触れた手にも毒が広がってしまう恐れがあります。

そのため、ピンセットや手袋などを使って作業をすると良いでしょう。

あるいは、海水浴をしている最中だと近くに道具が無い場合もあるかと思います。

そういった場合は、海水を使って触手を洗い流してください。

どこまで深く刺さっているかにもよりますが、うまくいけば自然に触手が抜け落ちてくれます。


カツオノエボシの職種を取り除き終わったら、次は袋にいれた氷・アイスパックを利用して患部を冷やしましょう。

注意点としては、患部を冷やすために真水で洗うことは逆効果である点です。

患部を真水で洗うと、皮膚に残った未発射の刺胞(毒針のこと)が発射されてしまうことがあります。

そのため、患部を洗いたい場合は海水を使用すると良いでしょう。

また、症状が中々改善されない・症状が酷くなってきているなどの場合は、早急に医療機関で治療を受けるようにしてください。

カツオノエボシに刺されて医療機関への連絡を求める場合は、「119」に電話をかければ大丈夫です。

東京消防庁 救急相談センター

カツオノエボシに関するその他の情報

カツオノエボシが大量発生する原因とは?対処方法や刺されないためには?

カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は?

カツオノエボシはどこにいる?刺された時の症状は?予防する方法は?

カツオノエボシに刺された時の症状とは?対処方法は?放置するとどうなる?

カツオノエボシとは?刺された時の症状は?対処方法は?

まとめ

「カツオノエボシ」とは、触手に強い猛毒を持つクダクラゲの一種で、刺されると電気ショックを受けたような強い痛みが発生します。

毒クラゲと呼ばれることもありますが、厳密にはクラゲではありません。

カツオノエボシの外見はビニール袋に似ており、青みがかった透明な色彩をもった袋状の部分から長い触手が生えています。

海中で遭遇すると、プラスチック片やビニール質のゴミと見間違えることが多いです。

また、カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

1・患部に激しい痛みがある
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害

以上です。

症状が重い場合は、早急に医療機関で治療を受けるようにしてください。

カツオノエボシに刺されて医療機関への連絡を求める場合は、「119」に電話をかければ大丈夫です。

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