「カツオノエボシ」は猛毒をもつクラゲですが、刺された時にどんな症状が現れるのかよくわからないと思います。
また、刺された時の対処方法や放置するとどうなるのかも気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- カツオノエボシに刺された時の症状とは?
- カツオノエボシに刺された時の対処方法とは?
- カツオノエボシに刺されたまま放置するとどうなる?
これらの情報をまとめてみました。
カツオノエボシに刺された時の症状とは?
カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害
以上です。
症状が軽度のものであれば、1~2番目の症状にとどまるかと思います。
また、カツオノエボシに刺された際の症状は上記のものが現れる可能性が高いですが、それ以外では頭痛、筋肉の痛みと筋れん縮、流涙、鼻水、くしゃみ、大量発汗などの症状が現れることがあります。
注意点としては、身体の中に毒がまわるとより重篤な4~6番目の症状が現れる恐れがあります。
さらに、カツオノエボシに2回以上刺されると、「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性があり、最悪の場合は命に関わることもあります。
ただ、前章にもあるように、基本的にカツオノエボシに近寄らない・触らないを徹底すれば予防することができます。
そのため、海岸や海中にあるよくわからないものには極力近寄らないようにしましょう。
カツオノエボシに刺された時の対処方法とは?
カツオノエボシに刺された場合、まずは皮膚に刺さっている触手を取り除きましょう。
ただし、職種を素手で取り除こうとすると、触れた手にも毒が広がってしまう恐れがあります。
そのため、ピンセットや手袋などを使って作業をすると良いでしょう。
あるいは、海水浴をしている最中だと近くに道具が無い場合もあるかと思います。
そういった場合は、海水を使って触手を洗い流してください。
どこまで深く刺さっているかにもよりますが、うまくいけば自然に触手が抜け落ちてくれます。
カツオノエボシの触手を取り除き終わったら、次は袋にいれた氷・アイスパックを利用して患部を冷やしましょう。
注意点としては、患部を冷やすために真水で洗うことは逆効果である点です。
患部を真水で洗うと、皮膚に残った未発射の刺胞(毒針のこと)が発射されてしまうことがあります。
そのため、患部を洗いたい場合は海水を使用すると良いでしょう。
また、「クラゲに刺された時には酢で洗えば良い」という処置方法がありますが、カツオノエボシに刺された場合は逆効果です。
真水と同様に未発射の刺胞が発射されてしまうことがあります。
そして、症状が中々改善されない・症状が酷くなってきているなどの場合は、早急に医療機関で治療を受けるようにしてください。
カツオノエボシに刺されて医療機関への連絡を求める場合は、「119」に電話をかければ大丈夫です。
カツオノエボシに刺されたまま放置するとどうなる?
カツオノエボシに刺されたまま放置すると、患部がミミズ腫れのような状態になることが考えられます。
また、前章にもあるように、皮膚に残った未発射の刺胞(毒針のこと)が残ったままだと、何らかの理由により被害が拡大することが懸念されます。
「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性もあるため、すぐに応急処置をしておくことをおすすめします。
カツオノエボシに関するその他の情報
カツオノエボシが大量発生する原因とは?対処方法や刺されないためには?
カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は?
カツオノエボシはどこにいる?刺された時の症状は?予防する方法は?
カツオノエボシに刺された時の症状とは?対処方法は?放置するとどうなる?
まとめ
カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害
以上です。
さらに、カツオノエボシに2回以上刺されると、「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性があり、最悪の場合は命に関わることもあります。
次に、カツオノエボシに刺された場合、まずは皮膚に刺さっている触手を取り除きましょう。
ただし、職種を素手で取り除こうとすると、触れた手にも毒が広がってしまう恐れがあります。
そのため、ピンセットや手袋などを使って作業をすると良いでしょう。
あるいは、海水浴をしている最中だと近くに道具が無い場合もあるかと思います。
そういった場合は、海水を使って触手を洗い流してください。
どこまで深く刺さっているかにもよりますが、うまくいけば自然に触手が抜け落ちてくれます。
カツオノエボシの触手を取り除き終わったら、次は袋にいれた氷・アイスパックを利用して患部を冷やしましょう。
注意点としては、患部を冷やすために真水で洗うことは逆効果である点です。