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ヒートショックはお酒を飲むと発生しやすい!?対策方法も紹介

寒い時期になると「ヒートショック」という言葉を耳にするようになります。

寒い時期に多発する入浴中の事故死は、ヒートショックが原因だとされているからですね。

そんなヒートショックですが、お酒を飲むと発生しやすいことをご存知でしょうか?

お酒を飲んだ後でお風呂に入る人は多いでしょうから、怖いですよね。

そこで今回の記事では、

  • ヒートショックはお酒を飲むと発生しやすい!?
  • ヒートショックを防ぐ対策方法とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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ヒートショックはお酒を飲むと発生しやすい!?

結論から言えば、「ヒートショック」はお酒を飲むと発生しやすいと言えます。

そもそもヒートショックとは、温度が急激に変化することで局所的に血圧が上昇し、循環器系の疾患が引き起こされることを指しています。

例えば、暖房で暖かくなっている部屋から、脱衣室やトイレといった寒い場所へ移動することなどが該当します。
そして、お酒を飲むと血圧が下がりやすくなってしまいます。

つまり、極めて短時間のうちに血圧が急激に上昇・下降を繰り返すことになるため、心臓などに非常に大きな負担をかけることになるわけですね。

こうなってしまうと、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な症状へと繋がる危険があるため、場合によっては命を落とすこともあるでしょう。

とくに、寒い冬の季節にお風呂に入るといった、短時間のうちに体温が急激に変化する状況が危険となることに注意をしてください。

ヒートショックを防ぐ対策方法とは?

1・飲酒後はお風呂を控える
前章にもあるように、ヒートショックは温度が急激に変化することによる血圧の上下で発生します。

そのため、血圧の変動が激しいお風呂は、飲酒後に入ることをやめておきましょう。

また、お酒以外でも食後1時間以内も血圧が下がりやすいので同様ですね。

お酒を飲んだ後は、身体が冷える前に就寝した方が良いでしょう。


2・部屋の温度差を小さくする
各部屋の温度差を小さくすることにより、ヒートショックの発生原因の1つを取り除くことができます。

とくに、脱衣室といった衣類の着脱を行う場所は暖かくしておくと効果的ですね。

お風呂に入る時もそうですが、朝起床した時や仕事先で仕事着に着替える時も同様です。

気温が低い寒い環境で衣類の着脱を行う際は注意をしておきましょう。


3・アルコールはお風呂では抜けない
アルコールが体内から消えるまでにはかなりの時間が必要になります。

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例えば、体重60kgの成人男性の場合、純アルコール20g(ビール中びん1本、日本酒1合)で3~4時間かかるといわれています。

そのため、「お風呂に入っている時間でアルコールも抜けるだろう」といった考え方は間違っていることに注意をしておきましょう。

事実上、夜にお酒を飲んだら、その日はお風呂に入ることはやめておいた方が無難ということですね。

また、「どうしてもお風呂に入りたい!」といった場合は、お風呂の温度を低く設定するようにしてください。

さらに、上記にあるように部屋の温度差を小さくすることも同時に行うと良いでしょう。


4・水分補給をする
お風呂に入る前後には水を飲むなどして、水分補給をしておくことがヒートショック対策となります。

お風呂ではかなりの汗をかくため、身体が水分不足になりやすいからですね。

身体の水分が不足してしまうと、血液がドロドロの状態になってしまうため、心筋梗塞や脳梗塞などの症状が現れる可能性が高まります。

もちろん、ヒートショックという観点から見ても悪影響であることは間違いありません。

そのため、お風呂に入る前後には水分補給をしっかりと行うようにしましょう。

滋賀県ホームページ:ヒートショック対策について

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まとめ

ヒートショックは命を落とすこともある恐ろしい症状です。

そんなヒートショックから身体を守るために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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