カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は? | ごろん小路。

カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は?

「カツオノエボシ」は猛毒をもつことで有名なクラゲですが、もしもカツオノエボシを見つけたらどうすれば良いのか、よくわからないかと思います。

また、カツオノエボシが海岸などに打ち上げられている状態で見つけても同様ですね。

そこで今回の記事では、

  • カツオノエボシを見つけたらどうする?
  • カツオノエボシが打ち上げられていたら?
  • カツオノエボシが打ち上げられる原因とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カツオノエボシを見つけたらどうする?

海中を漂っているカツオノエボシを見つけたら、とにかく「近寄らない・触らない」ことが重要です。

というのも、カツオノエボシは「電気クラゲ」と呼ばれることもあるほど危険な生き物で、触手に強い毒を持つクダクラゲの一種です。

普段はこの毒を使って魚を仕留めて食べて生きているのですが、毒は人間にとっても脅威であり、刺されると電気ショックを受けたような痛みがあります。

また、患部の痛み以外にも、以下のような症状が現れる可能性があります。

1・患部に激しい痛みがある
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害

以上です。

症状が軽度のものであれば、1~2番目の症状にとどまるかと思います。

この段階までなら、その場での応急手当で何とかなる可能性があります。

また、カツオノエボシに刺された際の症状は上記のものが現れる可能性がまず高いですが、それ以外では頭痛、筋肉の痛みと筋れん縮、流涙、鼻水、くしゃみ、大量発汗などの症状が現れることがあります。

注意点としては、身体の中にカツオノエボシの毒がまわると、より重篤な4~6番目の症状が現れる恐れがあります。

さらに、カツオノエボシに2回以上刺されると、「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性があり、最悪の場合は命に関わることもあります。

カツオノエボシが打ち上げられていたら?

カツオノエボシは自力での遊泳がほぼ不可能なので、波や風の影響によっては陸に打ち上げられることがあります。

陸に打ち上げられたカツオノエボシは動けないためそのまま死んでしまうのですが、毒は死んだ状態でも健在であることに注意をしてください。

前章にもあるように、カツオノエボシには「近寄らない・触らない」ことが重要です。

というのも、カツオノエボシの外見は青く透き通り、見た目はとても綺麗なものなので、何も知らない人だとうっかり触ってしまうことが多いです。

さらに、海岸を歩く際はサンダルなど、足の指が大きく露出しているものを履いていることが多い点にも気をつけておきましょう。

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実際に、過去にはカツオノエボシが海岸に大量に漂着したというニュースも残っているので、とにかく不用意に近寄ることは避けましょう。

カツオノエボシが打ち上げられる原因とは?

カツオノエボシが打ち上げられる原因は、前章にもあるように「波や風の影響」になります。

まず、カツオノエボシが生息している場所は太平洋・大西洋・インド洋と非常に幅が広いです。

日本の場合は、主に本州の太平洋沿岸部に漂着することが多いです。

カツオノエボシ自体の遊泳能力はほとんどなく、浮袋を使って海面に浮いているため、その状態で風を受けて移動します。

この性質上、日本付近で南寄りの風が吹くとカツオノエボシが海岸付近まで流されて来る可能性が高くなります。

台風のような暴風雨が過ぎた後、カツオノエボシが砂浜に打ち上げられているところを見たことがある方もいるのではないでしょうか?

また、具体的な季節としては「5月から8月の南風」が強く吹いた場合に、カツオノエボシが打ち上げられることが多いです。

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東京消防庁 救急相談センター

カツオノエボシに関するその他の情報

カツオノエボシが大量発生する原因とは?対処方法や刺されないためには?

カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は?

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まとめ

海中を漂っているカツオノエボシを見つけたら、とにかく「近寄らない・触らない」ことが重要です。

というのも、カツオノエボシは「電気クラゲ」と呼ばれることもあるほど危険な生き物で、触手に強い毒を持つクダクラゲの一種です。

普段はこの毒を使って魚を仕留めて食べて生きているのですが、毒は人間にとっても脅威であり、刺されると電気ショックを受けたような痛みがあります。

また、カツオノエボシは自力での遊泳がほぼ不可能なので、波や風の影響によっては陸に打ち上げられることがあります。

陸に打ち上げられたカツオノエボシは動けないためそのまま死んでしまうのですが、毒は死んだ状態でも健在であることに注意をしてください。

前章にもあるように、カツオノエボシには「近寄らない・触らない」ことが重要です。

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