「足首の捻挫がかゆい!」
このような経験をした方は多いのではないでしょうか?
捻挫は患部の痛み以外に「かゆみ」をもたらすことがあります。
しかし、足の捻挫がかゆい原因がわからないと対策を講じにくいと思います。
そこで今回の記事では、足の捻挫がかゆい原因と対処方法について、お伝えさせていただきます。
そもそも捻挫とは?
「捻挫」とは、スポーツや転倒などによって足首や指などをひねり、関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つくことで発生する怪我のことです。
捻挫は身体のどの部位でも発生する可能性がありますが、一般的には足首・手首・指などの箇所が捻挫を起こしやすい傾向にあります。
捻挫と言えば、足首や手首などの部位をイメージするのはこのためですね。
また、場合によっては内出血なども発生する可能性もあり、患部が酷く腫れることがあるので、重篤化している捻挫には特に注意が必要になります。
足の捻挫がかゆい原因はこれ!
捻挫によって皮下出血や皮下軟部組織が腫れが発生すると、その傷の治癒過程でかゆみが発生することがあります。
捻挫以外にも、転倒時に生じた擦り傷なども同様ですね。
そのため、治癒工程上で発生する足のかゆみそのものは特に問題はありません。
ただ、捻挫の治癒のために湿布などを患部貼っていて、それにより湿布かぶれなどが発生している場合は注意が必要になります。
捻挫を始めとした外傷などにより、皮膚のバリア機能が弱まっている人は湿布を貼ることで汗や蒸れによってかぶれやすくなります。
また、湿布の接着面には薬効成分のほか、患部の温度感に影響を与える成分や粘着成分が含まれており、これらの成分が肌荒れを起こしてかゆみの原因となる可能性もあります。
あるいは、他の湿布では問題がないのに、特定の湿布を使用するとかぶれてしまうなどの場合は、そのかぶれが生じた湿布に含まれている成分に原因があると考えることが妥当でしょう。
足の捻挫がかゆい時の対処方法はこれ!
足の捻挫がかゆい場合の対処方法は、その原因によって変わります。
前章にある「捻挫によって皮下出血や皮下軟部組織が腫れが発生すると、その傷の治癒過程でかゆみが発生しうる」という場合は、捻挫患部の腫れを改善することでかゆみが治まる可能性があります。
具体的には、冷湿布や鎮痛消炎作用がある軟膏を患部へ使用する方法が挙げられます。
また、捻挫患部に湿布を使用している時に、湿布の成分によって肌荒れが生じることでかゆが発生する場合は、その湿布を剥がして継続使用をやめましょう。
前章にもあるように、特定の成分が肌荒れの原因となっている可能性があるので、別の湿布を使うことを検討すると良いでしょう。
捻挫に関するその他の情報
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まとめ
捻挫をして患部がかゆくなると本当に辛いですよね。
そのような状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。