「カツオノエボシ」の触手は強い毒性があり、刺されると大きな健康被害に繋がる恐れがあります。
しかし、カツオノエボシはどこにいるのかよくわからないかと思います。
また、刺された時の症状や対処方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- カツオノエボシはどこにいる?
- カツオノエボシに刺された時の症状とは?
- カツオノエボシに刺されないよう予防する方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
カツオノエボシはどこにいる?
カツオノエボシが生息している場所は太平洋・大西洋・インド洋と非常に幅が広いです。
日本の海だけではなく、世界中の海に分布しているわけですね。
日本の場合は、主に本州の太平洋沿岸部に漂着することが多いです。
ちなみにカツオノエボシ自体の遊泳能力はほとんどなく、浮袋を使って海面に浮いているため、その状態で風を受けて移動します。
この性質上、日本付近で南寄りの風が吹くとカツオノエボシが海岸付近まで流されて来る可能性が高くなります。
台風のような暴風雨が過ぎた後、カツオノエボシが砂浜に打ち上げられているところを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
また、カツオノエボシは「電気クラゲ」と呼ばれることもあるほど危険な生き物であることに注意をしておきましょう。
カツオノエボシは猛毒をもつ生き物であり、この毒を使って魚を仕留めて食べて生きています。
しかし、魚以外の生き物にもこの毒は脅威であり、もちろん人間にとっても危険な毒となります。
カツオノエボシに刺されないことが最善ですが、刺されてしまった場合の症状や刺されないようにする予防方法は重要です。
次章ではそれらの情報についてまとめています。
カツオノエボシに刺された時の症状とは?
カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害
以上です。
症状が軽度のものであれば、1~2番目の症状にとどまるかと思います。
この段階までなら、その場での応急手当で何とかなる可能性があります。
また、カツオノエボシに刺された際の症状は上記のものが現れる可能性がまず高いですが、それ以外では頭痛、筋肉の痛みと筋れん縮、流涙、鼻水、くしゃみ、大量発汗などの症状が現れることがあります。
注意点としては、身体の中にカツオノエボシの毒がまわると、より重篤な4~6番目の症状が現れる恐れがあります。
さらに、カツオノエボシに2回以上刺されると、「アナフィラキシーショック」という重篤な症状を引き起こす可能性があり、最悪の場合は命に関わることもあります。
ただ、前章にもあるように、基本的にカツオノエボシに近寄らない・触らないを徹底すれば予防することができます。
そのため、海岸や海中にあるよくわからないものには極力近寄らないようにしましょう。
カツオノエボシに刺されないよう予防する方法とは?
カツオノエボシに刺されないよう予防する方法としては、「カツオノエボシに近寄らない」ことが重要です。
海中を漂っているカツオノエボシを見つけても不用意に触ろうとせず、すぐにその場所から離れるようにしましょう。
あるいは、海岸に打ち上げられたカツオノエボシを見かけることがありますが、死んだ状態でも迂闊に触ると刺されることがあるので注意をしてください。
また、長袖のラッシュガードなどで肌の露出を少なくすることも効果的です。
クラゲに刺されにくい日焼け止めもあるので、こういった製品を活用するとカツオノエボシに刺されることを予防できます。
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カツオノエボシに関するその他の情報
カツオノエボシが大量発生する原因とは?対処方法や刺されないためには?
カツオノエボシを見つけたらどうする?打ち上げられてたら?原因は?
カツオノエボシはどこにいる?刺された時の症状は?予防する方法は?
カツオノエボシに刺された時の症状とは?対処方法は?放置するとどうなる?
まとめ
カツオノエボシが生息している場所は太平洋・大西洋・インド洋と非常に幅が広いです。
日本の海だけではなく、世界中の海に分布しているわけですね。
日本の場合は、主に本州の太平洋沿岸部に漂着することが多いです。
カツオノエボシに刺された時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・患部が赤く腫れ、炎症を起こす
3・脱力感
4・咳や呼吸困難
5・腹痛や嘔吐
6・血圧低下やそれに伴う意識障害
以上です。
また、カツオノエボシに刺されないよう予防する方法としては、「カツオノエボシに近寄らない」ことが重要です。