カミキリムシの発生時期はいつ?被害や駆除方法とは? | ごろん小路。

カミキリムシの発生時期はいつ?被害や駆除方法とは?

「カミキリムシ」は家屋や樹木に被害をもたらす害虫ですが、発生時期がいつなのかよくわからないかと思います。

また、カミキリムシによる被害が具体的にどのようなものなのかや、駆除方法を知っておきたいところですね。

そこで今回の記事では、

  • カミキリムシの発生時期はいつ?
  • カミキリムシによる被害とは?
  • カミキリムシの駆除方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

スポンサーリンク
  

カミキリムシの発生時期はいつ?

結論から言えば、カミキリムシの発生時期はおおよそ「4月~10月」になります。

カミキリムシの種類によって若干の誤差はありますが、この期間にカミキリムシは活発に活動しているわけですね。

ちなみに、カミキリムシの産卵の最盛期は6~7月頃になり、卵から孵化した幼虫は木の中を食べながら成長していきます。

9・10月のように遅い時期に孵化した幼虫は、成虫になるまで1年以上かかるものもあります。

また、カミキリムシの幼虫は木の内部を食べて成長していくのですが、成虫になった後はその種類によってエサが変わります。

例えば、木の皮を食べるもの、植物の葉や茎を食べるもの、花の蜜を吸うものなどに分かれます。

そのため、成虫になったカミキリムシが花壇などに姿を現すこともあります。

カミキリムシによる被害とは?

カミキリムシによる被害では、やはり果樹などの樹木の食害が挙げられます。

カミキリムシに食い荒らされた樹木は健康に育つことが難しくなるため、枯れてしまうこともあります。

その他にも、前章にもあるように、カミキリムシの成虫はその種類によって食べるエサが変わります。

木の皮などを食べない種類でも、植物の葉や茎を食べるもの場合があるので、別の場所で被害を出す可能性があります。

また、最近ではクビアカツヤカミキリやツヤハダゴマダラカミキリなどの外来種が被害を拡大している問題があります。

サクラ並木や果樹園、街路樹などに大きな被害をもたらしており、木の内部が食い荒らされると倒木などの原因になることも考えられるため危険です。

例えば、街路樹の表面に不自然な穴が多数開いているといった場合、カミキリムシの被害を受けている可能性があります。

そういった場合は、市町村担当課や確認した市町村を所管する県民事務所等環境保全課などへ電話連絡すると良いかと思います。

カミキリムシの駆除方法とは?

カミキリムシの幼虫の駆除方法で一番簡単な方法は、幼虫が食害した穴へ針金などを挿入して駆除するやり方になります。

細長い針金を使って幼虫を穴からかき出して駆除するわけですね。

ただ、この方法だと駆除が難しいこともあるかと思います。

そういった場合は、穴から殺虫剤を注入するのが良いでしょう。

穴に対して駆除薬剤を噴霧できるスプレー式の殺虫剤を使うと効率的です。

スポンサーリンク

あるいは、駆除とは違いますが、カミキリムシの被害を受けることが予想される樹木に対して、忌避効果のある薬剤を散布する方法もあります。

カミキリムシが最も活動的になる6~10月に薬剤を散布すると良いでしょう。

樹木を防除ネットでカバーするというやり方も効果的ですね。

また、カミキリムシの成虫に関しては、見つけ次第虫取り網で捕まえて踏み潰したり、駆除効果のあるスプレーを噴霧する方法で駆除可能です。

その他には、難易度は上がりますが、樹木に植え付けられているカミキリムシの卵を駆除する方法もあります。

カミキリムシの卵がある場所の樹皮には10~20mmの丸い傷がついているため、傷から漏れる樹液や樹皮の変色が見られると、そこは産卵部分の可能性が高いのでよく観察して卵を駆除して下さい。

東京都環境局ホームページ:クビアカツヤカミキリの被害が発生・拡大しています!

埼玉県庁ホームページ:ツヤハダゴマダラカミキリに御注意ください

住友化学園芸 殺虫剤 新園芸用キンチョールE エアゾール 420ml

カミキリムシに関するその他の情報

カミキリムシは卵をどこに産む?駆除する方法とは?

カミキリムシは家に被害を出す?対策や駆除方法とは?

カミキリムシの発生時期はいつ?被害や駆除方法とは?

カミキリムシとはどんな虫?どこにいる?何を食べる?

カミキリムシの対策方法とは?幼虫の見つけ方や駆除方法は?

まとめ

カミキリムシの発生時期はおおよそ「4月~10月」になります。

カミキリムシの種類によって若干の誤差はありますが、この期間にカミキリムシは活発に活動しているわけですね。

また、カミキリムシによる被害では、やはり果樹などの樹木の食害が挙げられます。

カミキリムシに食い荒らされた樹木は健康に育つことが難しくなるため、枯れてしまうこともあります。

その他にも、前章にもあるように、カミキリムシの成虫はその種類によって食べるエサが変わります。

木の皮などを食べない種類でも、植物の葉や茎を食べるもの場合があるので、別の場所で被害を出す可能性があります。

最後に、カミキリムシの幼虫の駆除方法で一番簡単な方法は、幼虫が食害した穴へ針金などを挿入して駆除するやり方になります。

細長い針金を使って幼虫を穴からかき出して駆除するわけですね。

ただ、この方法だと駆除が難しいこともあるかと思います。

そういった場合は、穴から殺虫剤を注入するのが良いでしょう。

穴に対して駆除薬剤を噴霧できるスプレー式の殺虫剤を使うと効率的です。

スポンサーリンク
Visited 40 times, 1 visit(s) today