「カミキリムシ」は樹木や家屋の建材に被害をもたらす害虫です。
そんなカミキリムシですが、卵をどこに産むのかよくわからないかと思います。
カミキリムシの被害を予防したいのなら、発生させないようにしたいと考えるのは当然ですからね。
そこで今回の記事では、
- カミキリムシは卵をどこに産む?
- カミキリムシの卵を駆除する方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
カミキリムシは卵をどこに産む?
カミキリムシは卵をどこに産むのかというと「植物の中」になります。
カミキリムシはその強力な顎を使って植物の茎や枝・幹に穴を開けて侵入し、そこに卵植え付けます。
そのため、人間が直接カミキリムシの卵を見る機会はほぼありません。
しかし、卵がある穴は見る機会があり、樹木の表面に10~20mmの丸い傷がついている場所があると、そこにカミキリムシが卵を植え付けている可能性があります。
さらに、カミキリムシの発生源となる樹木があると、そこに産卵すべくカミキリムシが再度集まってくることもあります。
庭にカミキリムシが頻繁に姿を現すという場合は、庭の樹木などが産卵場所となっていることが懸念されます。
カミキリムシの幼虫に内部を食い荒らされた樹木は、倒木などの危険があるため注意をしておきましょう。
また、カミキリムシの幼虫・成虫の駆除方法ですが、幼虫の場合は幼虫がいる樹木の穴に対して針金を挿入する、穴に対して駆除スプレーを噴霧することが効果的です。
幼虫がいる樹木の周囲には、木々のクズがかりん糖状に集まったフンが残されていることがあるので、これを目印にすると良いでしょう。
カミキリムシの成虫は、虫取り網などで捕まえて踏み潰したり、同じく駆除スプレーを噴霧することで駆除することが可能です。
あるいは、カミキリムシの成虫は灯りに誘引される性質があるので、カブトムシなどの捕獲に使われる「夜間に白い布に光を当てて昆虫を集める罠」を利用するのも良いかと思います。
注意点としては、この罠は他の光に誘引される昆虫も集めてしまうので、そこを考慮して罠を使うようにしてください。
カミキリムシの卵を駆除する方法とは?
カミキリムシの卵を駆除する方法としては、卵が植え付けられている部分を削り落とすやり方が挙げられます。
前章にもあるように、カミキリムシは樹木表面に卵を植え付けます。
樹木の表面に10~20mmの不自然な丸い傷がついている場所があると、その部分にカミキリムシの卵がある可能性が高いです。
そのため、その部分をマイナスドライバーなどを使ってこそぎ落としていきましょう。
目安としては、カミキリムシが削り取った範囲を上回るように削ると良いでしょう。
また、カミキリムシへの忌避効果がある薬剤を使用して、再度の産卵を予防することも効果的です。
あるいは、石灰乳は強い消毒作用を持っており、カミキリムシの対策としてよく使われます。
石灰乳を樹木に塗布することでカミキリムシに対する忌避効果が期待できます。
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カミキリムシに関するその他の情報
まとめ
カミキリムシは卵をどこに産むのかというと「植物の中」になります。
カミキリムシはその強力な顎を使って植物の茎や枝・幹に穴を開けて侵入し、そこに卵植え付けます。
そのため、人間が直接カミキリムシの卵を見る機会はほぼありません。
しかし、卵がある穴は見る機会があり、樹木の表面に10~20mmの丸い傷がついている場所がると、そこにカミキリムシが卵を植え付けている可能性があります。
カミキリムシの卵を駆除する方法としては、卵が植え付けられている部分を削り落とすやり方が挙げられます。
前章にもあるように、カミキリムシは樹木表面に卵を植え付けます。
そのため、その部分をマイナスドライバーなどを使ってこそぎ落としていきましょう。