カミキリムシの対策方法とは?幼虫の見つけ方や駆除方法は? | ごろん小路。

カミキリムシの対策方法とは?幼虫の見つけ方や駆除方法は?

「カミキリムシ」は枝や幹の中を食害するため、樹木や建物の建材を著しく害することがあります。

しかし、カミキリムシへの対策方法がわからないと、対処が難しいかと思います。

また、幼虫の見つけ方や駆除方法を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • カミキリムシの対策方法とは?
  • カミキリムシの幼虫の見つけ方とは?
  • カミキリムシの幼虫の駆除方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カミキリムシの対策方法とは?

カミキリムシの対策方法としてまず挙げられるのが、カミキリムシの幼虫が育つ場所である「朽ち木、弱った木々」を取り除くことです。

カミキリムシはカブトムシなどと同様に、卵から成虫になるまでにサナギの期間を経る「完全変態」の昆虫です。

産卵時期は6~10月で、樹木の中に卵を産み付け、およそ1週間程度で孵化します。

そして、孵化した幼虫は木の内部を食い荒らして成長していくわけですが、カミキリムシの卵が植え付けられるのが「朽ち木、弱った木々」になります。

そのため、カミキリムシの発生源である倒木や朽ち木を取り除くことで、周囲のカミキリムシの数を減らすことが期待できます。


次の対策方法としては、市販されている薬剤の使用が挙げられます。

上記にもあるように、カミキリムシの被害を受ける樹木は基本的に朽ち木や樹勢の弱った樹木です。

そのため、カミキリムシが最も活動的になる6~10月に、忌避効果のある薬剤を散布すると良いでしょう。

樹木を防除ネットでカバーするというやり方も効果的ですね。

あるいは、樹木の生育環境を整え配慮することにより、樹勢よく育てればそれがそのまま予防となります。

また、カミキリムシの成虫は灯りに誘引される性質があるので、カブトムシなどの捕獲に使われる「夜間に白い布に光を当てて昆虫を集める罠」を利用するのも良いかと思います。

注意点としては、この罠は他の光に誘引される昆虫も集めてしまうので、そこを考慮して罠を使うようにしてください。

カミキリムシの幼虫の見つけ方とは?

カミキリムシの幼虫の見つけ方の1つとしては、「カミキリムシの成虫の有無」が挙げられます。

庭などでカミキリムシの成虫を頻繁に見かける場合、庭周辺の木々に卵が植え付けられている可能性が高いです。

次に注目すべきポイントとしては、カミキリムシの幼虫のフンが挙げられます。

カミキリムシの幼虫のフンは、材木の粉塵をかりん糖状に固めたような外見をしているのですぐにわかります。

これが樹木の周囲に落ちていたり、あるいは樹木の表面に不自然な穴があるなどの状態であれば、その木にはカミキリムシの幼虫がいる可能性が高いです。

また、カミキリムシの幼虫が木の内部を食い荒らすことで、樹木の枝が枯れたりすることもあります。

カミキリムシの幼虫の駆除方法とは?

カミキリムシの幼虫の駆除方法で一番簡単な方法は、幼虫が食害した穴へ針金などを挿入して駆除するやり方になります。

細長い針金を使って幼虫を穴からかき出して駆除するわけですね。

ただ、この方法だと駆除が難しいこともあるかと思います。

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そういった場合は、穴から殺虫剤を注入するのが良いでしょう。

穴に対して駆除薬剤を噴霧できるスプレー式の殺虫剤を使うと効率的です。

また、難易度は上がりますが、樹木に植え付けられているカミキリムシの卵を駆除する方法もあります。

カミキリムシの卵がある場所の樹皮には10~20mmの丸い傷がついているため、傷から漏れる樹液や樹皮の変色が見られると、そこは産卵部分の可能性が高いのでよく観察して卵を駆除して下さい。

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まとめ

カミキリムシの対策方法としてまず挙げられるのが、カミキリムシの幼虫が育つ場所である「朽ち木、弱った木々」を取り除くことです。

孵化した幼虫は木の内部を食い荒らして成長していくわけですが、カミキリムシの卵が植え付けられるのが「朽ち木、弱った木々」になります。

そのため、カミキリムシの発生源である倒木や朽ち木を取り除くことで、周囲のカミキリムシの数を減らすことが期待できます。

次の対策方法としては、市販されている薬剤の使用が挙げられます。

上記にもあるように、カミキリムシの被害を受ける樹木は基本的に朽ち木や樹勢の弱った樹木です。

そのため、カミキリムシが最も活動的になる6~10月に、忌避効果のある薬剤を散布すると良いでしょう。

樹木を防除ネットでカバーするというやり方も効果的ですね。

また、カミキリムシの幼虫の見つけ方の1つとしては、「カミキリムシの成虫の有無」が挙げられます。

庭などでカミキリムシの成虫を頻繁に見かける場合、庭周辺の木々に卵が植え付けられている可能性が高いです。

次に注目すべきポイントとしては、カミキリムシの幼虫のフンが挙げられます。

カミキリムシの幼虫のフンは、材木の粉塵をかりん糖状に固めたような外見をしているのですぐにわかります。

最後に、カミキリムシの幼虫の駆除方法で一番簡単な方法は、幼虫が食害した穴へ針金などを挿入して駆除するやり方になります。

細長い針金を使って幼虫を穴からかき出して駆除するわけですね。

ただ、この方法だと駆除が難しいこともあるかと思います。

そういった場合は、穴から殺虫剤を注入するのが良いでしょう。

穴に対して駆除薬剤を噴霧できるスプレー式の殺虫剤を使うと効率的です。

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