カミキリムシは家に被害を出す?対策や駆除方法とは? | ごろん小路。

カミキリムシは家に被害を出す?対策や駆除方法とは?

「カミキリムシ」は木を食べる害虫ですが、家屋に被害を出すのか気になりますよね。

また、被害が生じるのであれば、対策や駆除方法を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • カミキリムシは家に被害を出す?
  • カミキリムシの対策方法とは?
  • カミキリムシの駆除方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カミキリムシは家に被害を出す?

結論から言えば、本当に稀にですがカミキリムシが家に被害を出す可能性はあります。

例えば、柱や梁からカミキリムシが出てくることがありますが、これは家の建材になる前に元々木の中に幼虫がいて、そのままの状態で家の建材に使われたためです。

カミキリムシと言えば生きている樹木を食害するイメージがありますが、種類によっては枯れ木で育つものもいますし、幼虫のままで何年も木の中にいる種類がいるためです。

これに関しては一過性のことなので、それで新築が構造強度面で被害を受けることはまずありません。

過度に心配する必要はないでしょう。

また、カミキリムシの成虫が家の中に入ってくることがありますが、多くの場合、カミキリムシの成虫が光に誘引される習性があるためです。

夜間に部屋の窓などから明かりが漏れているとカミキリムシが集まってきて、扉や窓の開閉時などに家の中に入ってくるわけですね。

潰して駆除するなり、箒などで外へ追い出すなりして対処すれば大丈夫です。

カミキリムシの対策方法とは?

カミキリムシの対策方法としてまず挙げられるのが、カミキリムシの幼虫が育つ場所である「朽ち木、弱った木々」を取り除くことです。

カミキリムシはカブトムシなどと同様に、卵から成虫になるまでにサナギの期間を経る「完全変態」の昆虫です。

産卵時期は6~10月で、樹木の中に卵を産み付け、およそ1週間程度で孵化します。

そして、孵化した幼虫は木の内部を食い荒らして成長していくわけですが、カミキリムシの卵が植え付けられるのが「朽ち木、弱った木々」になります。

そのため、カミキリムシの発生源である朽ち木を取り除くことで、周囲のカミキリムシの数を減らすことが期待できます。

また、こういった朽木や弱った木々の周りには、新たに卵植え付けに来たカミキリムシがいることがあります。

そういったカミキリムシは、虫取り網などで捕まえて潰すか、殺虫効果のある駆除スプレーで駆除してしまいましょう。


次の対策方法としては、市販されている薬剤の使用が挙げられます。

上記にもあるように、カミキリムシの被害を受ける樹木は基本的に朽ち木や樹勢の弱った樹木です。

そのため、カミキリムシが最も活動的になる6~10月に、忌避効果のある薬剤を散布すると良いでしょう。

もちろん、木の中にいる幼虫や木々の周辺にいる成虫へ駆除スプレーを噴霧して駆除する方法も効果的です。

樹木を防除ネットでカバーするというやり方も効果的ですね。

あるいは、樹木の生育環境を整え配慮することにより、樹勢よく育てればそれがそのままカミキリムシ対策となります。

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カミキリムシの駆除方法とは?

カミキリムシの幼虫の駆除方法で一番簡単な方法は、幼虫が食害した穴へ針金などを挿入して駆除するやり方になります。

細長い針金を使って幼虫を穴からかき出して駆除するわけですね。

カミキリムシの幼虫がいる樹木の表面には穴が開いているので、すぐに見つけられるかと思います。

あるいは、クズになった樹木がかりん糖状に残っている付近の穴が目標となります。

ただ、この方法だと駆除が難しいこともあるかと思います。

そういった場合は、穴から殺虫剤を注入するのが良いでしょう。


また、駆除とは違いますが、カミキリムシの被害を受けることが予想される樹木に対して、忌避効果のある薬剤を散布する方法もあります。

カミキリムシが最も活動的になる6~10月に薬剤を散布すると良いでしょう。

樹木を防除ネットでカバーするというやり方も効果的ですね。

カミキリムシの成虫に関しては、見つけ次第虫取り網で捕まえて踏み潰したり、駆除効果のあるスプレーを噴霧する方法で駆除可能です。

その他には、難易度は上がりますが、樹木に植え付けられているカミキリムシの卵を駆除する方法もあります。

カミキリムシの卵がある場所の樹皮には10~20mmの丸い傷がついているため、傷から漏れる樹液や樹皮の変色が見られると、そこは産卵部分の可能性が高いのでよく観察して卵を駆除して下さい。

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カミキリムシに関するその他の情報

カミキリムシは卵をどこに産む?駆除する方法とは?

カミキリムシは家に被害を出す?対策や駆除方法とは?

カミキリムシの発生時期はいつ?被害や駆除方法とは?

カミキリムシとはどんな虫?どこにいる?何を食べる?

カミキリムシの対策方法とは?幼虫の見つけ方や駆除方法は?

まとめ

本当に稀にですがカミキリムシが家に被害を出す可能性はあります。

例えば、柱や梁からカミキリムシが出てくることがありますが、これは家の建材になる前に元々木の中に幼虫がいて、そのままの状態で家の建材に使われたためです。

カミキリムシと言えば生きている樹木を食害するイメージがありますが、種類によっては枯れ木で育つものもいますし、幼虫のままで何年も木の中にいる種類がいるためです。

これに関しては一過性のことなので、それで新築が構造強度面で被害を受けることはまずありません。

カミキリムシの対策方法としてまず挙げられるのが、カミキリムシの幼虫が育つ場所である「朽ち木、弱った木々」を取り除くことです。
孵化した幼虫は木の内部を食い荒らして成長していくわけですが、カミキリムシの卵が植え付けられるのが「朽ち木、弱った木々」になります。

そのため、カミキリムシの発生源である朽ち木を取り除くことで、周囲のカミキリムシの数を減らすことが期待できます。

次の対策方法としては、市販されている薬剤の使用が挙げられます。

上記にもあるように、カミキリムシの被害を受ける樹木は基本的に朽ち木や樹勢の弱った樹木です。

駆除剤や忌避剤を使用して、樹木からカミキリムシを取り除いていきましょう。

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