「鈴虫」は秋の名物の代表である昆虫ですが、野生の鈴虫についてはよくわからないかと思います。
そもそも野生の鈴虫はどこにいるのか?
日が眩しい昼間も同様にわからないですよね。
そこで今回の記事では、
- 野生の鈴虫はどこにいる?
- 鈴虫は昼間どこにいるの?
- 鈴虫が家に入ってきたらどうする?
これらの情報をまとめてみました。
野生の鈴虫はどこにいる?
野生の鈴虫はどこにいるのかと言うと、「樹林間の草原や、背丈の高いススキ・ネザサなどで覆われた暗く湿った繁みの地上部分」にいます。
日が沈んで暗くなると、石の下などの隠れている場所から出てきて活発に活動をします。
鈴虫が独特な鳴き声を出すのも、基本的には夜間になります。
ただ、それでも雑草がある暗く湿った場所から離れることはまずありません。
コオロギやバッタと違って大きく飛び跳ねることをしないことも影響しているかと思います。
草木が少ない見晴らしが良い場所で鈴虫を見かけることがないのはこのためですね。
ちなみに、自然が少ない街中だと比較的自然の多い公園や河原に生息していることが多いです。
また、多くの昆虫にも言えることですが、自然が少ない街中よりも、自然が多い農村部の方が鈴虫と遭遇する可能性は高いです。
単純に生息している数が違うこともありますが、隠れる場所が多いため人との生活圏が近いこともあるでしょう。
鈴虫は昼間どこにいるの?
鈴虫は昼間どこにいるのかと言うと、雑草が生い茂って影になるような場所や石の下に隠れています。
鈴虫は夜行性の昆虫であるため、明るい日中は大きな石やコンクリート片、倒木などの影でじっと身を隠しています。
前章にもありますが、自然が多い農村部だと雑草の中に転がっている石をどけると鈴虫と遭遇することがあります。
ただ、曇の日などで気温が低い場合は、鈴虫が昼間に鳴くこともあります。
実は鈴虫がもっとも活発に鳴く温度というものがあり、これが「15~30℃」になるからですね。
暑い夏の季節でも、日が弱い曇の日ならこの条件を満たす可能性があり、鈴虫が昼間に鳴く可能性があります。
鈴虫が家に入ってきたらどうする?
鈴虫が家に入ってきても基本的に害はありません。
例えば、ゴキブリのように病気やアレルギーの原因となることもまずありません。
ただ、どうしても鈴虫が家の中にいることが気になるといった場合は、ゴキブリホイホイなどの害虫を誘引する罠が効果的だと思います。
鈴虫は雑食性なので、こういった罠で対処できるでしょう。
注意点としては、誘引性のある罠の場合、他の害虫をも誘引してしまう恐れがあることです。
上記のゴキブリホイホイなら、その臭いにつられてゴキブリなどが現れることが懸念されます。
鈴虫に関するその他の情報
まとめ
野生の鈴虫はどこにいるのかと言うと、「樹林間の草原や、背丈の高いススキ・ネザサなどで覆われた暗く湿った繁みの地上部分」にいます。
日が沈んで暗くなると、石の下などの隠れている場所から出てきて活発に活動をします。
また、鈴虫は昼間どこにいるのかと言うと、雑草が生い茂って影になるような場所や石の下に隠れています。
そして、鈴虫が家に入ってきても基本的に害はありません。
例えば、ゴキブリのように病気やアレルギーの原因となることもまずありません。