「トコジラミ」による被害が拡大しています。
しかし、トコジラミに刺されたらそうするのがベストなのか、よくわからないかと思います。
また、刺された時の症状や潜伏期間なども知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- トコジラミに刺されたらどうする?
- トコジラミに刺された時の症状とは?
- トコジラミの症状の潜伏期間はいつまで?
これらの情報をまとめてみました。
トコジラミに刺されたらどうする?
トコジラミに刺されたら、その屋内ではトコジラミが大量発生している可能性が高いです。
そのため、トコジラミを見つけた場合は被害が拡大する前に早急に駆除する必要があります。
また、トコジラミがいる目安として、実際に刺される以外では「血糞」の存在が挙げられます。
血糞とは、吸血後のトコジラミがする糞のことです。
トコジラミは吸血する血液の量が凄まじく、トコジラミ自身の体重の3~6倍もの血液を摂取します。
必然的に吸血した血液によって身体が酷く大きくなるため、元いた狭い隙間へ侵入できず、その入口附近で体内の水分をフン(血糞)として排出する習性があります。
もしも、寝具周辺や壁に黒褐色の多数の点々が見られる場合は、トコジラミが繁殖している可能性を疑った方が良いでしょう。
トコジラミに刺された時の症状とは?
トコジラミに刺されている時には痛みや痒みを感じることはほぼありません。
しかし、トコジラミは吸血する際に蚊などと同じように人間の体内に唾液を注入します。
この唾液の影響により、吸血後のアレルギー反応によって皮膚に皮疹や痒みを生じさせます。
また、トコジラミに刺された場所は赤く腫れ、直径1~3cmほどの大きさで水ぶくれのように膨らみます。
トコジラミの場合、この吸血後の症状と複数箇所を大量に刺されるということが特徴になります。
この赤い水ぶくれのような状態は、2週間以上残り続けることが多いです。
さらに、トコジラミによる症状として「非常に強いかゆみ」も特徴の1つに挙げられます。
そのかゆみの強さは蚊の数倍とも言われるほど強烈なものです。
しかし、患部をかきむしったら症状が悪化するので、適切な対処をするように注意をしてください。
例えば、トコジラミに刺された場合、一般的なかゆみ止め外用薬では抑えられないほどの強いかゆみが生じます。
そこで、治療には「抗炎症作用」や炎症をひきおこす免疫系の働きを弱める「免疫抑制作用」があるステロイド外用剤(塗り薬)を使うようにしましょう。
また、症状が改善されない場合は、病院で皮膚科を受診するようにしてください。
トコジラミの症状の潜伏期間はいつまで?
トコジラミの症状の潜伏期間は「数時間から数日ほど」だとされています。
ただ、多くの場合は数時間で症状が現れます。
とくに、トコジラミは繰り返し刺されてしまうことによりアレルギー反応を起こすため、結果的に症状が現れることが早まるわけですね。
また、過去にトコジラミに刺されたことがある人の場合、潜伏期間が無くすぐに症状が現れることもあります。
まとめ
トコジラミに刺されたら、その屋内ではトコジラミが大量発生している可能性が高いです。
そのため、トコジラミを見つけた場合は被害が拡大する前に早急に駆除する必要があります。
また、トコジラミがいる目安として、実際に刺される以外では「血糞」の存在が挙げられます。
そして、トコジラミに刺されている時には痛みや痒みを感じることはほぼありません。
しかし、トコジラミは吸血する際に蚊などと同じように人間の体内に唾液を注入します。
この唾液の影響により、吸血後のアレルギー反応によって皮膚に皮疹や痒みを生じさせます。
また、トコジラミに刺された場所は赤く腫れ、直径1~3cmほどの大きさで水ぶくれのように膨らみます。
トコジラミの場合、この吸血後の症状と複数箇所を大量に刺されるということが特徴になります。
この赤い水ぶくれのような状態は、2週間以上残り続けることが多いです。
さらに、トコジラミによる症状として「非常に強いかゆみ」も特徴の1つに挙げられます。
最後に、トコジラミの症状の潜伏期間は「数時間から数日ほど」だとされています。