口呼吸が口内炎の原因になる?治療方法とは? | ごろん小路。

口呼吸が口内炎の原因になる?治療方法とは?

歯茎・舌・口の粘膜に現れる口内炎ですが「口呼吸」が原因かもしれないという話を聞くことがあります。

口内炎は物を食べたり、酷い場合には何もしなくても痛みが出るなど辛いものですから何とか対策や治療方法を知りたいですよね。

そこで今回の記事では、

  • 口呼吸が口内炎の原因になる?
  • 口呼吸による口内炎の治療方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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口呼吸が口内炎の原因になる?

結論から言えば、口呼吸が口内炎の原因になる可能性はあります。

そもそも、「口内炎」とは口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。

この炎症の原因にはほこりや細菌、ウイルスなどが挙げられます。

そして、口呼吸によって口内が乾燥してしまうと、唾液による自浄作用が弱まるためこれらの悪影響を受けやすくなってしまいます。

あるいは、単純に口呼吸によってほこりや細菌、ウイルスなどを直接吸い込みやすいということもあります。

その結果、口内炎が発生しやすくなってしまうわけですね。


また、口呼吸が常態化してしまうと、寝ている時も口呼吸になっている可能性が高いです。

睡眠時に口呼吸の状態が続くと睡眠の質が悪くなり、寝不足が慢性化する恐れがあります。

こうなると身体に疲労が残り続けるため、免疫機能が低下するなどして口内炎が発生しやすくなります。

もちろん、風邪などの病気も懸念されるため、口呼吸を早期に改善することをおすすめします。

口呼吸による口内炎の治療方法とは?

口呼吸による口内炎の治療方法としては、まず口呼吸を鼻呼吸に戻すことが重要です。

前章にもあるように、口呼吸は口内炎の発生原因になるので、新しい口内炎を作らないためにも必要です。

多くの場合、口呼吸になる原因は花粉症による鼻炎などによって鼻呼吸が行いにくくなるためです。

そのため、鼻炎などの症状を改善することで、口呼吸から鼻呼吸へ戻すことができるでしょう。

蓄膿症など自力での症状改善が難しい場合は、病院で耳鼻科を受診することをおすすめします。


また、口呼吸は生活習慣などによっても発生することがあります。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

1・寝酒
2・喫煙
3・ストレス
4・慢性的な疲労
5・枕が高すぎる

以上です。

1番目の「寝酒」は、寝る前にお酒を飲むことを指しています。

お酒を飲んですぐに寝てしまうと筋肉が弛緩して口が開いてしまい、結果的に口呼吸を誘発する恐れがあります。

そのため、寝る4時間前には飲酒を終えるようにしましょう。


2番目の「喫煙」はそのままですね。

タバコには、ニコチンをはじめ多くの化学物質が含まれています。

そのため、タバコを吸い続けると気道の粘膜が化学物質に刺激され、むくみや炎症が起こりやすくなります。

このむくみや炎症によって気道が狭くなるので、呼吸が難しくなり口呼吸が発生する可能性があります。


3番目の「ストレス」もそのままですね。

心身が疲れた状態のまま眠ると、筋肉が緩んで舌が気道に落ち込みやすくなります。

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その結果、呼吸がスムーズに行われなくなり、口呼吸が発生しやすくなってしまうわけですね。

これは4番目の「慢性的な疲労」も同様です。

現代日本はこれらの解消が難しく、慢性的なものになりがちなので注意をする必要があります。


最後の「枕が高すぎる」もそのままですね。

枕が高い状態のまま寝てしまうと、顎が引けて首が圧迫されるため気道が圧迫されます。

その結果、呼吸がスムーズに行われなくなり、結果的に口呼吸するようになります。

また、枕が合わないと睡眠の質が悪くなるなどの問題が生じる可能性が高いです。

できるだけ自分の身体や環境にあった枕を使うようにしましょう。


次に、すでに発生している口内炎の治療方法についてです。

こちらに関しては「ビタミンB群を摂取する」と「病院を受診する」が主な方法になります。

まず、口内炎を早く治すためには、ビタミンB群を摂取することが効果的です。

その中でも、口内炎の早期治癒に効果的なのはビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群です。

とくに、ビタミンB2は皮膚や粘膜を保護し成長を促すという、口内炎に対して最適な作用があります。

これらのビタミンを含む食材としては、以下のようなものが挙げられます。

ビタミンB1……豚肉、ハム、うなぎ、海苔、豆類、小麦胚芽など
ビタミンB2……うなぎ、牛・鶏・豚のレバー、サバなどの青魚、アーモンド、納豆、卵、乳製品など
ビタミンB6……牛・鶏・豚のレバー、マグロ、カツオ、バナナ、ニンニクなど

以上です。

これらの食材を献立に組み込んで、効率的に摂取することで口内炎を早く治すことができるでしょう。

また、ビタミンB群以外では、口の粘膜の潤いを保つ働きがあるビタミンAや、同じく身体の抵抗力を高めるビタミンCや亜鉛なども効果的です。


2番目の「病院を受診する」はそのままですね。

口内炎の症状があまりにも辛い場合は、迷わずに病院を受診するようにしてください。

もしかしたら、「たかが口内炎で病院?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、ヘルペスやベーチェット病などの明らかな原因がある口内炎である可能性もあるからです。

あるいは、ただの口内炎と思っていたものが「がん」だったという事例もあります。

そのため、「口内炎がどんどん大きくなる」・「大量に口内炎ができる」・「水ぶくれしている」・「口内炎が長期間治らない」といった場合は、すぐに病院を受診して医師の方に診てもらいましょう。

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まとめ

口呼吸が口内炎の原因になる可能性はあります。

そもそも、「口内炎」とは口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。

この炎症の原因にはほこりや細菌、ウイルスなどが挙げられます。

そして、口呼吸によって口内が乾燥してしまうと、唾液による自浄作用が弱まるためこれらの悪影響を受けやすくなってしまいます。

あるいは、単純に口呼吸によってほこりや細菌、ウイルスなどを直接吸い込みやすいということもあります。

その結果、口内炎が発生しやすくなってしまうわけですね。

また、口呼吸による口内炎の治療方法としては、まず口呼吸を鼻呼吸に戻すことが重要です。

前章にもあるように、口呼吸は口内炎の発生原因になるので、新しい口内炎を作らないためにも必要です。

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