人食いバクテリアにかかりやすい人とは？年齢別では？病院で何科を受診する？

「人食いバクテリア」による被害が日本で広がりつつあります。

人食いバクテリアは恐ろしいですが、どういった人がかかりやすいのかよくわからないかと思います。

また、万が一感染してしまった場合に病院で何かを受診すれば良いのかも知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

これらの情報をまとめてみました。

人食いバクテリアにかかりやすい人とは？

人食いバクテリアと呼ばれているのは「劇症型溶連菌」のことです。

正式名称は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症（STSS）」になります。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、稀ではありますが非常に重篤な細菌感染症を引き起こす恐ろしい存在です。

そして、この「劇症型溶連菌」にかかりやすい人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

以上です。

基本的に、何らかの理由により身体の免疫機能が低下している人が感染しやすい傾向があります。

１～４番はまさにこれが該当します。

また、５番目のいわゆる「痛み止め」の使用で、なぜ「劇症型溶血性レンサ球菌感染症（STSS）」が発生しやすくなるのかについて正確なことはわかっていません。

ただ、NSAIDsの使用により炎症の兆候を弱めて診断が遅れることや、マウスの研究でNSAIDsの投与により筋肉内の溶連菌の数が増えていることなどが指摘されています。

人食いバクテリア感染で年齢別だとどうなる？

人食いバクテリア感染は、年齢別に見ると「３０代以降」に感染者数が増え始めます。

とくに、男女ともに５０代以降はさらに感染者数が増加する傾向にあります。

死亡者数もこれに比例して増えていくので、基本的に高齢者ほど感染する可能性が高まると考えて良いでしょう。

くわしくは以下のサイトに情報がまとめられています。

保健指導リソースガイド：「人食いバクテリア」患者数が過去最多　高齢者で病状が急速に進行

人食いバクテリアは病院で何科を受診する？

人食いバクテリアの場合は、大人であれば「かかりつけ医か一般内科・皮膚科」、子どもであれば「小児科」を受診しましょう。

夜間や休日であれば救急科を受診するなど、速やかに医療機関へ行くことが重要です。

とくに、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症（STSS）」は症状の侵攻が非常に早いのが特徴だとされています。

発病から進行が非常に急激で劇症であるため、１時間に数センチのスピードで患部の壊死が広がるということで、入院するまでに症状が大きく進行することもあります。

例えば、皮膚が侵入経路になった場合は、非常に特徴的な軟部組織感染症が現れ、皮膚や皮下脂肪は黒ずみ壊死（えし）が進行し、緊急で処置を施す必要がある状態になることもあります。

そのため、素早い対応が命を救うことにつながるため、必要を感じた場合は救急車を呼ぶことを躊躇わないでください。

また、受診にあたっては、あらかじめ医療機関に電話などで連絡を取り、現在現れている発熱などの症状についての情報を伝えておくようにしてください。

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まとめ

人食いバクテリアと呼ばれているのは「劇症型溶連菌」のことです。

正式名称は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症（STSS）」になります。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、稀ではありますが非常に重篤な細菌感染症を引き起こす恐ろしい存在です。

そして、この「劇症型溶連菌」にかかりやすい人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

以上です。

そして、人食いバクテリア感染は、年齢別に見ると「３０代以降」に感染者数が増え始めます。

とくに、男女ともに５０代以降はさらに感染者数が増加する傾向にあります。

また、人食いバクテリアの場合は、大人であれば「かかりつけ医か一般内科・皮膚科」、子どもであれば「小児科」を受診しましょう。

夜間や休日であれば救急科を受診するなど、速やかに医療機関へ行くことが重要です。