甘酒にはアルコールが入っているのかや運転できるのかについてくわしく紹介 | ごろん小路。

甘酒にはアルコールが入っているのかや運転できるのかについてくわしく紹介

甘酒は初詣などの際に飲む機会があるかと思います。

美容・健康にも良いと、最近ではテレビなどで取り上げられ日常的に飲んでいる方も少なくないのではないでしょうか?

そんな甘酒ですがアルコールが入っているのか、気になるかと思います。

特に車を運転する方は飲酒運転になるかどうかが心配ですよね。

そこで今回の記事では、

  • 甘酒にはアルコールが入っているのか?
  • 甘酒を飲んだ後は運転が出来るのか?

これらのことについてお伝えさせていただきます。

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甘酒にはアルコールが入っているのか?

甘酒にはアルコールが入っているのかという疑問への解答のためには、まず甘酒には2種類の作り方があることを知っておく必要があります。

つまり、

1・米麹(コメコウジ)を原料にして作る場合
2・酒粕(サケカス)を原料にして作る場合

以上になります。

まず、1番目の米麹で作る甘酒にはアルコールは含まれていません。

米麹で作る甘酒の材料は「米麹」と「水」を麹菌で発酵させて作るものであるため、そもそも材料にアルコールが加えられていないのです。

「子どもや妊婦の方でも飲むことが出来る」という表現をする甘酒の場合は、この米麹で作る甘酒のことを指しています。

また、栄養価が非常に高く、健康や美容にも良いとされているのは有名ですよね。

最近では、甘酒を飲むことが夏バテ対策や風邪などの体調不良を予防することに繋がるとテレビなどでよく報道されています。


次に、酒粕を原料にして作る場合ですが、このタイプの甘酒はアルコールが含まれるものになります。

そもそも酒粕とは、日本酒を造った時に出る絞り粕のことを言います。

酒粕にはビタミンやアミノ酸など、身体に良い栄養分が多く含まれていますが、「日本酒を造った時に出る絞り粕」という表現からも分かる通り、アルコールが含まれる食品になるわけです。

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結果、この酒粕を材料にして作られた甘酒にはアルコールが含まれるということになります。

商品にもよりますが、酒粕を材料するタイプの甘酒はアルコール度数が高いものもあるため注意が必要です。

甘酒を飲んだ後は運転が出来るのか?

結論から言えば、「アルコールを含む(含むと予想される)飲み物を飲んだ後は車を運転すべきではない」ということになります。

どういうことかというと、甘酒を飲んだ後は運転が出来るのかについては、酒気帯び運転の規定が関係してくるからです。

道路交通法によれば、「呼気中のアルコール濃度0.15mg/l以上を酒気帯び運転と規定する」と定められています。

そのため、酒気帯び運転はこの条件に該当するかどうかが問題であり、お酒を飲んでいるかどうかではないということです。

実際、前章にある酒粕を使った奈良漬や粕漬けを食べた後、検問で引っかかったケースがあります。


また、ノンアルコールビールもアルコールゼロではない(ややこしい!)ので注意が必要です。

これは、ノンアルコールとはアルコールが1%未満のことを指しているからですね。

「極微量だから大丈夫じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるからもしれませんが、これらの飲み物を飲んだ後の呼気中のアルコール濃度には個人差があります。

そのため、上記の酒気帯び運転の規定に引っかかることも十分考えられるため、車の運転は控えた方が無難でしょう。

甘酒にアルコールが入ってるかどうかの判別方法

これは材料に米麹が使われている甘酒なら大丈夫です。

前章にもある通り、米麹の甘酒は完全にアルコールゼロなので酒気帯び運転の規定には該当しません。

甘酒を作る際の材料にアルコールが含まれていませんからね。

ですので、甘酒を飲む前に材料をしっかりと確認しておきましょう。


また、初詣などで甘酒をお皿やコップなどに入れて振る舞われることがありますが、こういった場合は飲む前にアルコールの有無をしっかりと確認しましょう。

初詣なら、甘酒を配っている人でも良いですし、別の神社の関係者でも大丈夫です。

逆に、アルコールの有無のしっかりとした確認が出来ない場合は、そもそも飲まないように徹底すべきです。

まとめ

甘酒は種類があるため、あらかじめ知っておかないとややこしいですよね。

そんな悩みを解消するために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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