「みかん」は美味しい果物ですが、1日に何個も食べていると食べ過ぎではないかと不安になることがあります。
みかんを食べ過ぎて腹痛や下痢になるという話を聞くこともありますからね。
そこで今回の記事では、
- みかんを食べると下痢になるのはなぜ?
- みかんは1日何個まで食べられる?
これらの情報をまとめてみました。
みかんを食べると下痢になるのはなぜ?
みかんを食べると下痢になるのは、主に2つの原因が存在します。
それは「ビタミンC」と「食物繊維」です。
みかんはビタミンCが豊富に含まれていることで有名ですが、このビタミンCを過剰に摂取すると肝臓の稼働が多くなり、肝臓が過労気味になってしまいます。
この肝臓の不調によって消化不良が発生することがあり、その結果、下痢や腹痛に繋がることがあります。
次の「食物繊維」ですが、通常は腸内環境を改善して便通をよくする働きがあります。
しかし、食物繊維を過剰摂取してしまうと消化不良を起こすことがあり、それが腹痛や下痢に繋がる恐れがあります。
胃腸が弱い方の場合、「過敏性腸症候群」と呼ばれる症候群を引き起こし、腹痛や下痢を繰り返す可能性もあります。
また、「ビタミンC」や「食物繊維」は、通常の食生活において摂取する機会があることに注意をしておきましょう。
つまり、みかんを食べ過ぎていなくても、食事の分量と合わせると過剰摂取になる可能性があるわけですね。
果糖の過剰摂取や栄養バランスの乱れにも繋がるので、みかんの食べ過ぎには注意をしておきましょう。
みかんは1日何個まで食べられる?
結論から言えば、みかんの1日の摂取量は「2~3個までが目安」となっています。
厚生労働省は1日200gの果物を摂取するよう推奨しており、みかんの場合は1日2~3個が適量となります。
注意点としては、みかんにはサイズがあり、それによって実1つ分の個数が変わることです。
具体的には、
2・Mサイズ……重さ:約120g
3・Lサイズ……重さ:約150g
以上です。
例えば、Sサイズのみかんなら2個食べても摂取量の目安以下ですが、Lサイズを2個食べると摂取量の目安をオーバーしてしまいます。
このように、みかんのサイズによって大きな差が生まれるので、食べる目安とする際はみかんのサイズに注意をしておきましょう。
また、小さい子どもにみかんをあげる時は、2歳までの場合は1日1/2個、2歳以降は1日1個を目安にしましょう。
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みかんに関するその他の情報
みかんを食べると下痢になるのはなぜ?1日何個まで食べられる?
まとめ
みかんを食べると下痢になるのは、主に2つの原因が存在します。
それは「ビタミンC」と「食物繊維」です。
これらを過剰に接種してしまうと、消化不良・腹痛・下痢などの症状が現れることが考えられます。
また、みかんの1日の摂取量は「2~3個までが目安」となっています。
みかんのサイズによっては個数が変動することがあるので、注意をしておきましょう。