ある日、和室の畳にテラテラと光る筋を見ることがあります。
その筋をたどるとヌメヌメとしたナメクジが!
こんな経験をした方は多いのではないでしょうか?
湿気が多くなるとナメクジの活動が活発になり、屋外はもちろん屋内でもその姿を見ることがあります。
ナメクジと家の中で遭遇するなんて嫌ですし、いつの間にか部屋の中を這い回っているなんてありえませんよね。
ナメクジが畳のある和室などに現れないようにする方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ナメクジが畳の隙間から現れるのは何故?
- ナメクジの駆除で畳がある場合は?
これらのことについてお伝えさせていただきます。
ナメクジが畳の隙間から現れるのは何故?
そもそもナメクジが畳のある和室に現れるのは何故なのか?
これはナメクジの習性が大きく関わっています。
つまり、
2・隙間があり適度に暗い場所
この2つになります。
ナメクジはこの2つの条件を満たす場所を非常に好むため、その場所へ向かって移動していきます。
例えば、梅雨時に和室の窓を開けていたり、隙間などが出来ているとそこから侵入することがあります。
ナメクジは軟体動物なので、本当に僅かな隙間からでも屋内に入ることが出来ます。
そして、畳の裏側から下は湿気が多く、また暗所でもあります。
畳がある和室は「湿気が多い場所」「隙間があり適度に暗い場所」の2つの条件を満たしていることが多く、ナメクジにとって非常に都合が良い場所になるわけですね。
また、先に挙げた2つの条件とは別にもう1つ、ナメクジが現れる原因があります。
それはナメクジが食べるエサがある場合です。
例えば、畳の上に食べ物の残りカスといったエサになるものがある場合も、ナメクジを誘引するものになり得ます。
ナメクジは雑食であり、腐った野菜などの腐敗物でも平気で食べてしまいます。
そのため、もしも和室で食べ物を食べることが多いのであれば、食べカスなどに注意しておく必要があるでしょう。
ナメクジの駆除で畳がある場合は?
ナメクジが畳のある和室に出た際の駆除方法にはいくつかの方法と注意点があります。
まず、ナメクジが目の前にすでにいる場合は割り箸などを使って、直接ナメクジに触らないようにしましょう。
ナメクジには寄生虫がいることがあるため、直接手で触るのは危険だからです。
ナメクジに寄生する寄生虫では、『広東住血線虫(カントンじゅうけつせんちゅう)』が有名ですね。
ナメクジが生きているのが気になる方は、塩やお酢、冷却タイプの殺虫剤を使ってから排除すると良いでしょう。
また、ナメクジが屋内に侵入する隙間をなくすことも重要です。
和室に窓があるなら窓のサッシの隙間、地震などの自然災害で生じた亀裂がナメクジの侵入経路になり得ます。
前章にもあるようにナメクジは軟体動物であるため、僅かな隙間からでも出入りが可能です。
そのため、こういった侵入経路になる場所をあらかじめ塞いでおきましょう。
隙間が小さいものであれば、テープなどで塞ぐことも出来ますが、隙間が大きいものだった場合は業者に相談するなどした方が良いでしょう。
最後に、畳の下から現れるナメクジに関しては、その場所の湿気を取り除くことで対処が可能です。
具体的な対策方法としては、畳の下に新聞紙を敷き詰めると良いでしょう。
ちなみに、家屋によっては通気性を確保するために畳の下の板に隙間がある場合があります。
この隙間も新聞紙で覆ってしまえば、ナメクジの侵入を阻むことが出来るようになります。
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まとめ
ヌメヌメしたナメクジは本当に気持ちが悪いですよね。
そんなナメクジが畳の上を這っていたら最悪です。
そんな状況を解決するためにも、この記事がお役に立てれば幸いです。