毎日家族のためにお弁当を作っている方は多いかと思います。
しかし、夏場や梅雨時のように湿度や気温が上がってくると、お弁当が腐ってしまうことが心配になります。
食事は体調に直結する重要なものですから、神経質になることもあるでしょう。
しかし、夏にお弁当を腐らせないようにするためにはどうすれば良いのか、よくわからな来ですよね。
そこで今回の記事では、夏にお弁当を腐らせない方法をお伝えさせていただきます。
夏にお弁当を腐らせない方法とは?
夏にお弁当を腐らせないポイント
夏にお弁当を腐らせない方法はいくつかのポイントがあります。
これらのポイントを抑えた上で、うまく使えば夏でもお弁当が腐らなくなりますよ。
具体的なポイントとしては、
2・よく火が通った食材を使う
3・痛みやすい食材は避ける
4・食材の汁気はカットする
5・食材を冷ましてからお弁当に入れる
6・食材は小分けにしてお弁当に入れる
7・お弁当を清潔に保つ
以上になります。
これらを踏まえれば、夏場でも腐らないお弁当を作ることが出来ます。
また、下記ではそれぞれの具体的なポイントをくわしく解説しています。
夏にお弁当を腐らせない具体的な方法
1・味付けは濃くする
塩分には防腐効果があることで知られていますが、糖分にも同じ効果が期待できます。
お弁当の中の雑菌は水分があれば増殖していきますが、塩分や糖分があれば増殖を抑制することが出来ます。
そのため、普段よりも少し塩や砂糖を多く使った料理なら安心というわけですね。
例えば、鮭の味噌焼きや鶏の醤油煮などのような料理が挙げられます。
ちなみに、市販されている冷凍食品などは塩分や糖分が多めであることが多いです。
全く同じにする必要はありませんが、塩や砂糖の塩梅の参考に出来ます。
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2・よく火が通った食材を使う
夏場に限らず、お弁当を作る祭の基本ですね。
食材が半熟の状態だったり、表面だけ焼くなどは厳禁です。
特に「肉類・魚介類・卵・加工品」は、生の状態だとほぼ確実に雑菌などがいるため、よく火を通さないと非常に危険です。
肉類・魚介類・卵はよく火を通すことを意識できますが、加工品はうっかり見落とすことがあるので注意した方が良いでしょう。
例えば、ソーセージなどは買ってきた状態のまま食べられるものもありますが、お弁当に入れるのであれば必ず火を通しましょう。
3・痛みやすい食材は避ける
冬場なら問題なくても、夏場のように湿度と気温が高い状態になると避けた方が良い食材があります。
生野菜全般や果物、コロッケなどの芋料理、炊き込みご飯などの混ぜご飯類が該当します。
後述しますが、生野菜や果物は汁気も多いため、夏場のお弁当に入れるのは避けた方が無難でしょう。
ちなみに、どうしても生野菜を入れたいのであればミニトマトがおすすめです。
ミニトマトはヘタを綺麗に取り除き、よく洗った後にキッチンペーパーなどで水分を拭き取ってからお弁当に入れると良いでしょう。
4・食材の汁気はカットする
雑菌が大繁殖する条件の1つに湿度があります。
そのため、お弁当に入れる前に食材の汁気を切っておくのが良いでしょう。
可能であれば、汁気が多い料理はそもそも作らないという方法もありです。
また、食材以外にもお弁当そのものもしっかりと水を切るようにしましょう。
お弁当の溝などに水が溜まっていることは珍しくありません。
5・食材を冷ましてからお弁当に入れる
雑菌は20℃~60℃程度の温度があり、湿度が高い場所で爆発的に増殖します。
そのため、食材は冷ました後でお弁当に入れると、雑菌の繁殖を抑制することが出来ます。
また、「食材を個別に冷ますのは台所のスペースなどの問題で難しい……」という場合もあるかと思います。
その時は食材をお弁当に入れた後、お弁当の下に保冷剤を置いて冷やすと良いでしょう。
筆者はこの方法で食材を冷ましています。
6・食材は小分けにしてお弁当に入れる
食材を小分けにしてお弁当に入れることにより、一部分が腐っても他の食材への影響を最小限に食い止めることが出来ます。
作業が増えるため少し面倒ではありますが、万が一の時には効果が期待できます。
7・お弁当を清潔に保つ
お弁当によってはデコボコの形状が多いものがあります。
こういったデコボコには汚れが溜まりやすく、雑菌が増える原因になることがあります。
そのため、毎日使うお弁当は常に清潔に保つようにしましょう。
まとめ
夏場にお弁当が腐ることは避けたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。