電池の保管方法はこれ!液漏れを防止する方法についてもくわしく紹介 | ごろん小路。

電池の保管方法はこれ!液漏れを防止する方法についてもくわしく紹介

電池はいざ必要になると手元にないことがありますよね。

それを防ぐために電池を買い置きする方は多いかと思いますが、電池を長期間に渡り保管する場合の方法について、悩むことがあるかと思います。

電池の保管方法が悪く、必要になった時に使えないのでは意味がありません。

そのため、正しい電池の保管方法について知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • 電池の保管方法はこれ!
  • 電池を保管する際に液漏れさせない方法は?

これらのことについて、お伝えさせていただきます。

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電池の保管方法はこれ!

1・電池の取扱説明書を確認する
家に電池のラベルや取扱説明書があるのであれば、まずはそれらに書かれている内容を確認するようにしましょう。

電池に関する具体的な注意事項や禁止事項などが明記されているからですね。

当然、電池の保管上の注意なども記述されているので、まずはここをチェックしておくことが無難です。


2・高温多湿な場所は避ける
乾電池は高温多湿の環境に非常に弱いです。

「乾電池は温めると復活する」という知識をもっている方がいらっしゃるかもしれませんが、これは温度が高くなることにより放電が活発になるからです。

電池を高温の場所で長期間保管していると、自然放電が活発になり最悪の場合液漏れなどが発生するリスクがあります。

また、湿度が高いと電池の表面などに水分が付着することにより、錆びの発生が考えられます。

錆びてしまった電池は安全に使用できないですし、電池を使用する製品の故障の原因になる可能性もあります。

ちなみに、電池の保管に適した温度や湿度は、ラベルや取扱説明書に具体的な数字が記載されていることが多いので、確認しておくと良いでしょう。

温度や湿度の具体的な数字がわからない場合は、電池の種類にもよりますが、

「温度は10℃~25℃」
「極端な湿度条件(例えば相対湿度95%以上・40%以下)を避ける」

以上の2つの条件をクリアすれば大丈夫かと思います。


3・電池をビニール袋に入れる
電池に適した保管方法を実践しても、液漏れが発生する可能性は0にはなりません。

そのため、電池を保管する際はビニール袋に入れるなど、液漏れが発生しても被害を小さく出来る工夫をしておきましょう。

また、電池をビニール袋に入れて保管する場合は、上記にある湿度などにも注意をしておくことが無難ですね。


4・電池を絶縁処理する
複数の電池を保管する場合、電池同士や他の金属とが接触することで、破裂したりショート(短絡)が発生することがあります。

最悪の場合は火災などの重大な事件につながることもありますので、電池を長期間保管する際は絶縁処理をする必要があるわけですね。

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電池の絶縁処理方法は簡単で、+極と-極部分をセロテープやビニールテープなどで覆うだけで大丈夫です。

これは通常の乾電池以外にも、ボタン電池などにも同様のことが言えます。

また、使い終わった電池を廃棄する際は、廃棄方法の確認をして必要であれば絶縁処理を行った方が良いでしょう。


5・新しい電池と古い電池を混ぜない
電池を必要とする電化製品の場合、電池を2つ以上使うことが多いです。

その際、新しい電池と古い電池を混合して使わないように注意してください。

容量の違いにより電圧差が生じることで、液漏れや出火などの危険な事故が発生する可能性があるからですね。

使用途中の電池を保管する際は、ラップで一纏めにしておくなど、別の電池と混ざらないようにして保管するようにしましょう。


6・電池の使用期限を確認する
電池には使用期限が設定されており、取扱説明書やラベルなどの電池本体に表示がされています。

この電池の使用期限の表示は少々特殊で、「未使用の場合に限り、使用を開始しても問題がない期間」を表しています。

つまり、一度使用した電池は、使用期限とは関係なくなってしまうことに注意する必要があるわけですね。

また、使用期限を過ぎてしまった電池は使えなくなるわけではありませんが、電池性能そのものの劣化や電池の部品の劣化による液漏れなどの危険性があります。

そのため、未使用でも古い電池を使うことは避けた方が無難でしょう。

ちなみに、記載されている電池の使用期限は「07-2020」・「07-20」のように、「月-西暦」で表示されています。

上記の場合は、2020年の7月までが使用期限になります。

電池を保管する際に液漏れさせない方法は?

電池を保管する際に液漏れさせないためには、電池を保管する際は取扱説明書などにある内容を遵守するようにしましょう。

直射日光を避け、高温多湿な場所は避けるのが基本になります。

また、「乾電池を冷蔵庫で保管すると長持ちする」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、冷蔵庫は電池の保管場所としては適した場所ではありません。

低音な場所ではありますが、湿度が非常に高い場所なので電池が錆びついたり、電池表面に発生する結露の影響で自然放電が活発になり、冷蔵庫内で液漏れが発生することも考えられます。

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電池の液漏れに関するその他の情報

電池の液漏れに関するその他の情報について、以下の記事でまとめています。

時計の電池が液漏れする原因はこれ!掃除方法についてもくわしく紹介

リモコンが液漏れにあった時の掃除方法や防止方法についてくわしく紹介

まとめ

最近は災害などが多いため、電池を買い溜めておくことが多いかと思います。

そうした緊急時に電池をきちんと使えるよう、正しく保管しておきたいですよね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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