「サバ缶」は便利で美味しい缶詰ですが、このサバ缶をお弁当に入れることができるのか、悩むことがあります。
また、人によってはサバ缶をお弁当に入れると臭くて辛いという場合もあるかもしれません。
そこで今回の記事では、
- サバ缶をお弁当にそのまま入れられる?
- サバ缶をお弁当に入れると臭い?
これらの情報をまとめてみました。
サバ缶をお弁当にそのまま入れられる?
結論から言えば、サバ缶をお弁当にそのまま入れることはできますが、注意が必要になるポイントがあります。
それは、「サバ缶は臭みがでやすい」からです。
まず、サバ缶をまずいと感じる時は臭みが出てきており、それが原因でまずいと感じることが非常に多いです。
青魚は魚の中でも臭みが出やすい魚なのですが、その中でもさらにサバは臭みが出やすいという特徴があります。
そして、ここでいう臭みの原因は「トリメチルアミン」という物質になります。
トリメチルアミンそのものは、他の魚にも含まれているのですが、サバは他の魚に比べて早く作られていくので臭みが目立ってしまうということです。
そのため、サバ缶をお弁当に入れる場合は、臭みに注意をして、必要であれば対策をしてあげると良いでしょう。
サバ缶の臭みを消す方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。
2・サバに酸味を加える
3・サバに薬味など香りの強いものを加える
以上です。
1番目の「サバを焼く」はそのままですね。
魚に限らず肉もそうなのですが、臭みが出るのは食材の表面から多く出てきます。
そこで、サバの水気を切って、油を敷いたフライパンで表面を焼くことで臭みを消すことができます。
また、サバ缶は開封するとすぐに劣化が始まるので、日をまたいでいるなど時間が経過している場合は必ず火を通すようにしましょう。
2番目の「サバに酸味を加える」とは、レモンやビネガーなどの酸味を加えることを指しています。
臭みがあるサバにこれら酸味を加えることで臭みを消すことができます。
これは、臭みの原因であるトリメチルアミンはアルカリ性であるため、酸性である酸味を加えることで臭いが中和されるためですね。
3番目の「サバに薬味など香りの強いものを加える」とは、強い香りを持っている薬味やハーブを加えて臭みを消す方法です。
例えば、生姜やローリエやタイムなどのハーブを加えることで臭み対策とすることができます。
また、サバ缶を何らかの料理の食材として使う方法も効果的です。
例えば、トマト煮やカレーの具材として使用すると、調味料や他の食材の風味で味を整えることができるかと思います。
サバ缶をお弁当に入れると臭い?
サバ缶をそのままお弁当に入れると、独特な臭みによって食べにくい時があります。
そのため、サバ缶をお弁当に入れる場合は、前章にあるような臭みを消す方法を試みると良いでしょう。
また、食中毒を防ぐためにも、可能であればサバを加熱処理をした方が無難です。
そして、サバ缶をお弁当に入れる際には、汁やたれが漏れ出さないように注意をする必要があります。
サバの水分などが無くならないような形でお弁当に入れる時には、内容物の漏出に気をつけましょう。
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まとめ
サバ缶をお弁当にそのまま入れることはできますが、サバ缶は臭みがでやすいので注意をしてください。
対処方法としては、1・サバを焼く、2・サバに酸味を加える、3・サバに薬味など香りの強いものを加えるといったやり方で臭みを消すことができます。