風災とは何なのか?対策方法についてもくわしく紹介 | ごろん小路。

風災とは何なのか?対策方法についてもくわしく紹介

「強風によって自転車が倒れて壊れた!」

このような経験をした方がいらっしゃるかと思います。

火災保険などで目にする「風災」ですね。

地震などの災害は多くの方が知っていますが、風災は聞き慣れないものなのでよくわからない方が多いのではないでしょうか?

ぼんやりと「強い風によって引き起こされる災害」だということはわかりますが、はっきりとした知識を知っておきたいですよね。

そこで今回の記事では、

  • 風災とは何なのか?
  • 風災対策の方法はこれ!

これらのことについて、お伝えさせていただきます。

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風災とは何なのか?

風災とは、台風・竜巻・暴風などの強風による災害のことを指しています。

例えば、台風などによる強風が吹き荒れると屋根瓦が吹き飛ばされたり、強風で吹き飛んできた物が窓ガラスに当たって割れるなどの被害が生じます。

被害が大きいものになると、強風により自動車が横転したり、カーポートなどの建造物が破損することもありますね。

日本は台風や竜巻が毎年のように発生しているため、風災による被害は非常に大きいと言えるでしょう。

ただ、風災には洪水や高潮といったものは含まれないため、純粋に強風・暴風による災害であるということになります。

また、強風により災害が起こる可能性がある場合は、強風注意報や暴風警報が発表されます。

日本に台風による影響が出る場合はニュースなどで伝えられるので、聞いたことがある方は多いでしょう。

風災対策の方法はこれ!


1・自宅周辺にあるものを片付ける

台風などの強風が吹き荒れると、植木鉢などが吹き飛ばされてしまいます。

人に当たると怪我をしますし、家の窓ガラスに当たれば割れてしまうでしょう。

割れた窓ガラスから雨などが吹き込めば、精密機器や家財などがダメージを受けることが考えられます。

そのため、強風が発生する前に自宅周辺から、強風で吹き飛ばされそうなものを撤去してしまいましょう。

また、老朽化した物置・倉庫の屋根などが強風で吹き飛ばされることもあります。

こういった箇所は早めに修理して、風災による被害を出さないようにしましょう。


2・窓ガラスを補強する
風災対策では、窓ガラスを補強することも重要です。

窓ガラスを補強しておけば、強風によって吹き飛ばされた飛来物が当たっても、窓ガラスが大きく割れることを防ぐことが出来るからですね。

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具体的な方法としては、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼り付けたり、窓ガラスのガラスが2枚になる合わせガラスを採用するのも効果的です。

これらは防犯にも役立つので、風災以外の場所でも活躍してくれます。


3・竜巻などの前兆を知っておく
竜巻が発生する際には、様々な前兆が現れます。

そのため、どういった現象が前兆となるのかを理解しておくと、余裕を持って避難をすることが出来るようになります。

竜巻の前兆となる現象は以下のようなものが挙げられます。

1・空が急に真っ暗になる
2・大粒の雨やひょうが降り出す
3・雷鳴が聞こえる
4・かなとこ雲が広がっている(上部分が広がって平らに広がった、きのこ状の雲)
5・耳鳴りを感じる


4・頑丈な建物の中へ避難する
風災が起こった場合、頑丈な建物の中へ避難することが効果的です。

強風によって吹き飛ばされた飛来物が当たっても、全く問題にならない頑丈な建物が望ましいです。

また、自宅内にいる時は、家の中の窓とカーテンをすべて閉めた上で、窓がない部屋に避難すると良いでしょう。

その場合は、机やテーブルなどの下に隠れて身を守るのも大切です。


5・気象情報を確認する
風災などをはじめ、多くの災害に関係する気象情報が発表されています。

ニュースなどで確認できる注意報や警報などがこれに該当します。

こういった情報を知っておけば、「今日は風が強くなりそうだから、外出は控えた方が良さそうだ」というような判断ができるようになります。

また、ニュースなどでよく耳にする、「風速〇〇メートル」という表現があるかと思います。

これだけ言われてもどういうことなのか、よくわかりませんよね。

気象庁のホームページでは、この風速に関する解説を掲載しているページがあります。

例えば、風速10メートル~15メートルの風であれば、「やや強い風」・「風に向かって歩きにくくなる、傘がさせない」などのような解説があります。

気象庁ホームページ:風の強さと吹き方

竜巻に関するその他の情報

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竜巻災害はどういったものなのか?対策方法についてもくわしく紹介

まとめ

風災はあらかじめ対策を知っておくと、しっかりした準備ができます。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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