海外では一般的な「赤ちゃんが飲む液体ミルク」ですが、日本では規定がなかったために販売がされていませんでした。
しかし、2019年3月に日本では初となる「赤ちゃんに飲ませる液体ミルク」がついに販売されました!
外出先や育児での活躍はもちろん、地震や津波などの災害時にも大いに役立つことが期待されます。
ただ、気がかりなのは赤ちゃんが液体ミルクを飲まなかったときです。
普段使用している粉ミルクなどとは違うため、赤ちゃんが液体ミルクを飲まなかった場合が不安になりますよね。
そこで今回の記事では、赤ちゃんが液体ミルクを飲まない時の対処方法について、お伝えさせていただきます。
赤ちゃんが液体ミルクを飲まない時の対処方法はこれ!
液体ミルクお湯や水に溶かしたり薄める必要がなく、そのまま赤ちゃんに与えることが出来ます。
ミルクを温める必要がないため、赤ちゃんの授乳時の負担が大きく軽減されることが期待できます。
しかし、赤ちゃんが液体ミルクを飲まない時は困ってしまいますよね。
そういった場合は以下の方法を試してみると良いでしょう。
1・お湯を使って温める
赤ちゃんが液体ミルクを飲まない理由の1つが「ミルクが冷たい」ことである可能性があります。
液体ミルクは常温保存できる商品なので、普段赤ちゃんに与えている粉ミルクよりも冷たいことが多いです。
その結果、赤ちゃんが液体ミルクの冷たさを嫌がってしまうわけですね。
そこで有効なのが、液体ミルクを入れた哺乳瓶をお湯で温める方法です。
温かくなっているお湯の中に液体ミルクを入れた哺乳瓶を入れて、人肌程度に温めると良いでしょう。
お湯は温めることだけが目的なので、沸騰させる必要はなく、ポットに入っているお湯で大丈夫です。
また、哺乳瓶を温める際は、温め方にムラが発生しないように哺乳瓶をグルグルと回してあげましょう。
2・電子レンジを使う
上記のようにお湯を使う方法以外では、電子レンジを使って液体ミルクを暖める方法が効果的です。
その場合は、液体ミルクを入れている容器の材質などに注意した上で、10秒単位のような短い時間で液体ミルクを温めていき、温度が人肌程度になるまで繰り返すようにしましょう。
また、液体ミルクを加熱しすぎたり、温め方にムラが発生しないように注意してください。
電子レンジで加熱を行うと、部分的に熱くなったり冷たい部分が残ったりすることが多いからですね。
3・赤ちゃんに液体ミルクを慣れさせる
災害発生時などの緊急事態で初めて赤ちゃんに液体ミルクを与える場合、赤ちゃんがいつもと違うミルクを嫌がる可能性があります。
緊急事態だからこそ液体ミルクを活用したいわけですから、余裕がある日常において、赤ちゃんに液体ミルクを与えて慣れさせておきましょう。
毎日液体ミルクを用意するのは経済的に負担ですので、数日置きに赤ちゃんに液体ミルクを与えると良いでしょう。
また、液体ミルクを扱う上で、お母さん側の練習にもなりますしね。
4・残った液体ミルクは廃棄する
液体ミルクは、一度開封すると衛生上の問題から再度保存することは出来ません。
赤ちゃんが飲まなかった分を、次の授乳に使うことは出来ないわけですね。
非常にもったいないかと思いますが、赤ちゃんの健康面への問題がありますので、残った液体ミルクは必ず廃棄するようにしてください。
また、赤ちゃんへ与えるミルクの量の調節に関しては、粉ミルクの方が便利です。
必要な状況に応じて、液体ミルクと粉ミルクを使い分けると良いでしょう。
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まとめ
赤ちゃんが液体ミルクを飲まない時は本当に不安になってしまいますよね。
そんな状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。