iphoneの機種変換を行う時や故障などが発生した時にはデータのバックアップが必要になります。
アドレス帳や旅行先で撮影した写真、大好きなゲームのデータなど、iphoneには重要なデータが数多くありますからね。
せっかく新しいiphoneに変えたのに、大切なデータの引き継ぎが上手く行かなかったらショックです。
しかし、iphoneのバックアップの取り方やデータの復元方法などを知っておかないと、なかなか難しいものです。
そこで今回の記事では、
- iphoneのバックアップを取る方法はこれ!
- iphoneのバックアップでデータを復元する方法はこれ!
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
iphoneのバックアップを取る方法はこれ!
1・iCloudを利用する
「iCloud」とは、Appleが用意してくれているクラウドサービスです。
インターネット上にiphoneのデータを保存するため、ログインすればどの端末からもデータにアクセスすることが出来ます。
iphoneのバックアップを取る時は、このiCloudにデータのバックアップを作っておくと良いでしょう。
注意点として、iCloudはインターネットを利用する性質から作業途中でWi-Fiの電波が途切れてしまったり、iphoneの電源が切れてしまうとバックアップの作成に失敗してしまいます。
そのため、バックアップを取る前に、Wi-Fiの電波が安定していて、iphoneの電源が確保できる場所に移動するようにしましょう。
iCloudを利用したiphoneのバックアップを取る方法は、以下のようになります。
2・表示される「iCloudバックアップ」をオンにする
3・確認画面が表示されるので「OK」をタップ
4・「今すぐバックアップを作成」をタップ
5・作業が完了すれば、バックアップを作成完了!
2・パソコンを利用する
iphoneのバックアップデータをパソコンに保存したい場合は、「iTunes」というソフトを利用する必要があります。
まずはiTunesをパソコンにインストールしておきましょう。
ただ、使用しているパソコンのOSがMACであるなら、iTunesが最初からインストールされています。
この作業はスキップしてください。
iTunesは以下のページからダウンロードできます。
https://www.apple.com/jp/itunes/download/
ちなみに、iTunes(Windows版)には、「32ビット版」と「64ビット版」の2種類があります。
これは現在使用しているパソコンのOSが32ビットか64ビットかを確認して、同じものをインストールするようにしてください。
パソコンが32ビット・64ビットのどちらかなのかを確認する方法は、以下のようになります。
2・表示されるプログラムの項目の中にある「w」にある「windows システム ツール」をクリック
3・展開されたメニューの中にある「コントロールパネル」の項目をクリック
4・コントロールパネルの項目内にある「システムとセキュリティ」→システムをクリック
5・「システムの種類」の項目に32ビット・64ビットが表示されている
以上になります。
ビットを確認してiTunesをインストールしたら、iTunesのバージョンを最新のものに更新しておくことを忘れないようにしてください。
iTunesのバージョンが新しいものでないと、バックアップしたデータが復元できない場合があるからですね。
iTunesのメニューにある「ヘルプ」内にある、「更新プログラムを確認」からバージョンの更新が可能です。
iTunes側の準備が完了したら、次はUSBケーブルでiphoneとパソコンを繋ぎます。
iTunesの画面左上の「ミュージック」と書かれたボタンの右側に、「iphone」画像のボタンが表示されるので、クリックしてください。
iphone用の画面が表示されるので、その中にある「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れましょう。
こうすることで、「保存したパスワード」・「Wi-Fi設定」などの情報のバックアップをすることが出来るようになります。
また、ここで設定するパスワードは、バックアップしたデータを復元する際に使いますので、絶対に忘れないようにしてください。
その後、「手動でバックアップ/復元」の下にある「今すぐバックアップ」をクリックし、「購入した項目をiPhoneから転送」をクリックすればバックアップが開始されます。
iphoneのバックアップでデータを復元する方法はこれ!
iphoneのバックアップでデータを復元する方法は、前章で作成したバックアップデータを使用します。
1・「設定」の中から「一般」を選び、項目内の一番下にある「リセット」をタップ
2・「リセット」の中にある「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
3・パスコードを入力後、データの削除の是非について問われるので同意
4・「言語の設定」や「国または地域を選択」が完了したら、Wi-Fiに接続
5・「iPhone を設定」の画面にある「iCloud バックアップから復元」を選択
6・iCloud にサインインして、復元したいデータのバックアップを選択
7・画面の指示にしたがって、復元作業を進める
8・バックアップが開始され、データが復元される!
1・USBケーブルでiphoneとパソコンを繋ぐ
2・iTunesの画面左上の「iphone」画像のボタンをクリック
3・「バックアップ」欄にある「バックアップを復元」を選択
4・表示される「復元」を選択
5・新しく表示される画面にある「このバックアップから復元」にチェックを入れ、バックアップデータを選択
6・「続ける」をクリック
7・バックアップからデータが復元される!
まとめ
iphoneの中にある大切なデータが失われることがないように、しっかりとバックアップを取っておきたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。