「泥団子がピカピカになるのはなぜ?」
テレビや雑誌でピカピカになった綺麗な泥団子を見かけることがありますが、何故あそこまでピカピカにいなるのか不思議ですよね。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭だと、お子さんが疑問に思って聞いてくることもあるでしょう。
そんな時には、しっかりと正しい情報を教えてあげたいところです。
そこで今回の記事では、
- 泥団子がピカピカになるのはなぜ?
- 泥団子をピカピカにする方法はこれ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
泥団子がピカピカになるのはなぜ?
泥団子が何故ピカピカになるのかと言うと、これは「左官」の技術を応用しているからです。
「左官」とは、建物の壁・床・土塀などを、鏝(こて)を使って塗り仕上げる仕事のことを指しています。
泥団子の場合、製作直後の表面は非常に凸凹している状態にあるわけですが、この左官の技術を使って泥団子を磨くことで表面をピカピカに出来るというわけです。
一般に市販されている泥団子製作キットなどは、これを簡単に出来るようにしたものであるわけですね。
また、泥団子に使用する土も、細かく砕いた粘土をふるいにかけたり、水を混ぜて適度な硬さの泥にするなどして、泥団子製作に適したものを用意することも可能です。
自宅の庭の土そのまま泥団子製作に使うよりも、泥団子製作キットなどの砂の方が泥団子を作りやすいのは、砂の質が異なるからということもあります。
もちろん、適した道具を使って根気よく泥団子を磨くことが出来るのであれば、自宅の庭の土でも泥団子をピカピカに仕上げることは十分に可能です。
泥団子をピカピカにする方法はこれ!
1・泥団子製作キット
ピカピカの泥団子を仕上げる方法で、一番簡単なのが市販されている泥団子製作キットを利用することです。
必要な道具がすべて揃っていますし、どういうやり方で泥団子を作れば良いのか理解するための説明書も手に入りますからね。
また、メーカーにもよりますが、会社のホームページなどでさらにくわしい情報を公開している場合もあります。
泥団子製作の上で、多くの情報を手に入れることが出来るのは大きなメリットだと言えるでしょう。
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2・泥団子を自分で磨く
泥団子を自分で磨く場合、砂粒が細かい土が泥団子製作に適しています。
土を丸めて綺麗な球体の泥団子が出来たら、泥団子の表面に乾いた砂をかけながら表面を整えていきます。
この作業を繰り返し、泥団子の表面が滑らかな状態になったら、1時間ほど泥団子を乾燥させます。
泥団子が乾燥したら、泥団子の表面に細かい砂をまぶし、軽く力を入れながら磨いていきます。
磨きムラがでないよう、泥団子全体を磨いていくのがコツです。
そして、30分ほど続けると続けると泥団子の表面に光沢が現れてくるので、今度は雑巾を使って泥団子を磨きます。
また、泥団子を磨く道具としては、表面が綺麗で平坦なガラスを使う方法もあります。
最後に、スーパーなどに置かれているビニール袋を使用して泥団子を磨いていきましょう。
後は、泥団子を磨く→1時間以上放置する→泥団子を磨く……といったように、磨く作業と放置を繰り返しましょう。
泥団子を乾燥させる場合は、時々上下の向きを変えるなどして置きなおしてください。
泥団子を同じ向きで置いておくと、片方だけ乾燥したりと悪影響が発生するからですね。
注意点として、雑巾を使って泥団子を磨く場合は慎重に作業を行うようにしましょう。
磨く時に不用意に力を入れすぎたり、連続で磨きすぎると泥団子に亀裂が生じる可能性があるからです。
泥団子に関するその他の情報
まとめ
ピカピカになった泥団子を作ることに成功すると本当に嬉しいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。