仕事などで家を開ける時間が長いと「空き巣」が心配ですよね。
とくに、家の窓は空き巣に割られると簡単に出入り口になる可能性があるので、気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 空き巣を防ぐ窓の対策方法とは?
- 空き巣が窓から侵入する割合はどのくらい?
これらの情報をまとめてみました。
空き巣を防ぐ窓の対策方法とは?
空き巣を防ぐ窓の対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。
2・防犯ガラスを採用する
3・面格子、雨戸を設置する
4・内窓、二重窓を設置する
5・補助錠を設置を設置する
以上です。
1番目の「防犯フィルムを貼る」はそのままですね。
防犯フィルムとは、窓ガラスに貼ることでガラスの強度を大幅に引き上げる効果がある製品のことです。
通常のガラスであれば、空き巣の手にかかればものの数秒でガラスを割ることが可能です。
しかし、防犯フィルムを窓ガラスに貼っておけば、5分以上の時間をかけなければ窓から手を入れられるほどの大きさの穴を開けることはできません。
フィルムを窓ガラスに貼るだけというお手軽さもポイントですね。
注意点としては、鍵の周りの一部分だけにはる防犯フィルムは、防犯上の効果が薄いということです。
防犯効果をしっかりと発揮させたい場合は、窓全体に貼ることができる防犯フィルムを選ぶ必要があります。
また、防犯フィルムの厚さにも注意が必要です。
フィルムが薄すぎるものを選ぶと効果がなくなってしまうからですね。
2番目の「防犯ガラスを採用する」とは、2枚のガラスの間に複数のフィルムを挟んだガラスで、窓の耐貫通性能や飛散防止性能を高めた製品のことです。
通常の窓ガラスと比べるととんでもなく頑丈であり、普通のガラスの約80倍の強度を持たせることも可能です。
ただ、窓ガラスそのものを別製品に変更するという関係上、上記の防犯フィルムと比べるとお金がかかることに注意をしておきましょう。
実際に防犯ガラスを交換・設置をする場合は、施工業者としっかりと相談をするようにしてください。
また、3番目の「面格子、雨戸を設置する」も窓ガラスを割られにくくする上で効果的です。
浴室やトイレなどの小さな窓、ふだん出入りをしない窓には面格子を設置して、大きな窓には雨戸を設置する対策がおすすめです。
4番目の「内窓、二重窓を設置する」はそのままですね。
これは窓ガラスの枚数を増やすことで、空き巣が家の中へ侵入する時間を増やす方法となります。
ただ、これも上記の防犯ガラスと同様にお金と時間がかかるというデメリットがあることに注意をしておきましょう。
5番目の「補助錠を設置を設置する」とは、すでにある窓ガラスの鍵とは別に、新規の鍵を設置することです。
例えば、窓ガラスの鍵が1つだと、一箇所ガラスを割って、そこから手を入れることができれば解錠することができます。
しかし、鍵が複数個あると、複数箇所に穴を開けなければ窓を開けることができません。
空き巣が家の中へ侵入する時間を増やすことができれば、空き巣が犯行そのものを諦める可能性もあります。
また、空き巣が侵入しやすいだろうと予測できる窓の付近にセンサーライトなどを設置するという防犯方法もあります。
センサーライトには、家の壁や柱に傷をつけずに固定できるタイプや、屋外コンセントがなくても使用できる電池式など様々な種類が存在するため、自分の環境にあったものを使いやすいというポイントもあります。
空き巣が窓から侵入する割合はどのくらい?
調査によれば、一軒家では実に「53.5%」が窓を侵入口とした空き巣被害が確認されています。
これは施錠された窓を破壊して侵入する場合もあれば、無施錠の窓からの侵入する場合もあります。
無防備な窓が多いことは、そのまま空き巣が家の中へ侵入しやすいことに繋がってしまうわけですね。
また、最近では大きな音が鳴らず、窓にほとんど傷を残さない手口で解錠する方法が用いられることもあり、注意が必要となっています。
例えば、空き巣が窓ガラスを割る手口の一つに「焼き破り」というものがあります。
はじめに何らかの方法(バーナーなどを使う)で窓ガラスを加熱しておき、次に窓ガラスの加熱した部分を冷却します。
温度差を激しくすることで窓ガラスのいわゆる「熱割れ現象」と呼ばれる状態を意図的に作り出すわけですね。
この原理を利用すれば、ガラスに熱を加えるだけでも簡単に割ることが可能です。
さらに、ハンマーなどでガラスを叩き割る時のような大きな音も出ないという特徴があります。
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まとめ
空き巣を防ぐ窓の対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。
2・防犯ガラスを採用する
3・面格子、雨戸を設置する
4・内窓、二重窓を設置する
5・補助錠を設置を設置する
以上です。
ただ、窓ガラスだけに対策を施すのではなく、庭の手入れ・整備をしたり、無施錠の窓や扉を無くすという方法も空き巣対策としては重要です。