「キクイムシ」と呼ばれる害虫が家具に被害を与えるという話を聞くことがあります。
しかし、具体的にどのような被害が生じるのか、よくわからないですよね。
また、キクイムシの発生原因や発生時期についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- キクイムシによって家具に穴が開く!?
- キクイムシの発生原因とは?
- キクイムシの発生時期はいつ?
これらの情報をまとめてみました。
キクイムシによって家具に穴が開く!?
結論から言えば、キクイムシによって家具に穴が開くことがあります。
キクイムシは幼虫・成虫ともに木材を食害することで成長していく害虫ですからね。
そして、木材の中で成長して成虫となったキクイムシは、木材の表面に穴を開けて外へと出ていきます。
これは交尾と産卵のためであり、この時に生じる木材表面の小さな穴によってキクイムシの存在に気がつく方は多いかと思います。
また、キクイムシは木材なら何でも食べるというわけではなく、好んで食べる木材があります。
基本的には、幼虫の工サになるデンプン質があり、成虫が産卵するのに適した導管のある木材を好みます。
つまり、キクイムシは木材に含まれるデンプンの量が3%以上、水分が約7~30%の範囲程度でないと生存することができません。
これらの条件を満たすことができる木材としては、ナラ・ラワン・キリ・ケヤキ・カシなどの広葉樹が挙げられます。
キクイムシの発生原因とは?
キクイムシはどこから来るのかというと、外から家の中に入ってきます。
具体的には、キクイムシの幼虫や成虫が木材の中にいる状態で、それを家の中へ運び込むことで侵入することになります。
例えば、人から家具を譲ってもらったり、中古品の家具を買うといったタイミングですね。
あるいは、新居に引っ越しをする際に、前の家の家具を運び込むかと思いますが、この時点で家具にキクイムシがいることもあるでしょう。
キクイムシの侵入を防ぐためには、家具を運び込む前に、木材の表面に小さな穴が開いていないかチェックするのを忘れないようにしましょう。
前章にもあるように、キクイムシは成虫になると木材の表面に穴を開けて外へと出るからですね。
キクイムシの発生時期はいつ?
結論から言えば、成虫になったキクイムシの発生時期は「5~8月頃」になります。
自然環境では5~6月の湿度の高い時期に多く発生しますが、家電製品の普及によって屋内の温暖化により、幅広い時期に活動をするようになっています。
温度の安定化は幼虫の生育にも影響を与え、成長が早くなることで2~3月に発生するケースもあるようです。
また、キクイムシが木材に対して主に被害をもたらすのは、約10ヶ月間の幼虫の時期になります。
成虫とは違い、キクイムシの幼虫は木材の中にずっと留まるため、外から駆除するのが難しいことも問題となります。
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キクイムシに関するその他の情報
キクイムシによって家具に穴が開く!?発生原因とは?発生時期はいつ?
まとめ
キクイムシによって家具に穴が開くことがあります。
キクイムシは幼虫・成虫ともに木材を食害することで成長していく害虫ですからね。
そして、木材の中で成長して成虫となったキクイムシは、木材の表面に穴を開けて外へと出ていきます。
これは交尾と産卵のためであり、この時に生じる木材表面の小さな穴によってキクイムシの存在に気がつく方は多いかと思います。
また、キクイムシはどこから来るのかというと、外から家の中に入ってきます。
具体的には、キクイムシの幼虫や成虫が木材の中にいる状態で、それを家の中へ運び込むことで侵入することになります。
例えば、人から家具を譲ってもらったり、中古品の家具を買うといったタイミングですね。
そして、成虫になったキクイムシの発生時期は「5~8月頃」になります。
自然環境では5~6月の湿度の高い時期に多く発生しますが、家電製品の普及によって屋内の温暖化により、幅広い時期に活動をするようになっています。
温度の安定化は幼虫の生育にも影響を与え、成長が早くなることで2~3月に発生するケースもあるようです。