スズメバチの巣を冬の時期に見つけることがあります。
自宅周辺にスズメバチの巣があるのは、なんとも恐ろしいものですよね。
今はスズメバチが見当たらなくても、「春になったらスズメバチが巣から出てくるかもしれない」と不安になる方がいらっしゃるかと思います。
しかし、冬の時期とは言え、スズメバチの巣を素人が駆除出来るのかよくわかりませんよね。
そこで今回の記事では、スズメバチの巣を冬の間に駆除することは可能なのかについて、お伝えさせていただきます。
スズメバチの巣を冬の間に駆除することは可能なのか?
結論から言えば、スズメバチの巣を冬の間に駆除することは可能です。
何故かと言うと、スズメバチの働き蜂は冬を越せずに死んでしまうからですね。
スズメバチの中で越冬が可能なのは、次の春に新しい巣を作る女王蜂だけです。
そして、唯一生き残る女王蜂は越冬に適した場所に身を隠します。
具体的には、
2・土の中
3・民家の軒下
4・衣類の中
以上のような場所が挙げられます。
ちなみに、4番目の「衣類の中」というのは、日当たりの良い場所に干してある衣類に中で女王蜂が暖を取る可能性があるからです。
ただ、基本的には1~3のいずれかで越冬をするので、そこまで気にすることはないでしょう。
そして、女王蜂はそうやって越冬しますが、働き蜂は全滅するため、冬の季節のスズメバチの巣にはハチがいません。
ただ、もしも巣の近くでまだスズメバチが飛んでいるようでしたら、生存しているスズメバチが大量にいると考えて良いでしょう。
12月頃まではスズメバチが巣の中で生き残っている可能性がありますが、それでも1月・2月には全滅していることでしょう。
これらのことから、冬の季節にスズメバチの巣を駆除する場合、1月以降に駆除作業を行うと安全に巣を駆除することが出来ます。
スズメバチがいない巣であれば、専門の駆除業者ではなく、素人でも駆除することが可能ですしね。
スズメバチの巣を冬の間に駆除する方法はこれ!
1・道具を準備する
まずは、スズメバチの巣を駆除するために必要な道具を揃えましょう。
具体的な道具としては、以下のようなものを用意すると良いでしょう。
2・剪定はさみ
3・脚立
4・ゴミ袋
5・肌が露出しない服装(後述)
以上です。
2・肌が露出しない服装をする
スズメバチが巣の中にいない場合でも、他の昆虫などがいる可能性はあります。
そのため、そういったものから肌を守るためにも、肌が露出しない服装をしてから作業をするようにしてください。
具体的には、
2・軍手や手袋をする
3・帽子を被る
4・首の部分を覆うようにタオルを巻く
以上です。
3・スズメバチの巣を撤去する
いよいよスズメバチの巣を撤去していきます。
巣が高いところにあれば、脚立などを利用して手が届くようにしておきましょう。
次に、スズメバチの巣の出入り口めがけて殺虫剤を噴霧しておきます。
万が一、中にスズメバチがいても、殺虫剤を使っておけば弱らせることが出来ます。
そして、剪定はさみを使って巣を破壊していきます。
基本的には、地面に巣を叩き落とせば大丈夫です。
最後に、撤去した巣をゴミ袋に入れて殺虫剤を噴霧しておきましょう。
スズメバチの巣は、後日燃えるゴミとして処分すれば大丈夫です。
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まとめ
冬の季節でも、スズメバチの巣を撤去する際は安全を第一に考えて行ってください。
安全な駆除のために、この記事がお役に立てれば幸いです。