「カマキリ」はその名前の通り大きな鎌をもっているため、捕まえる際は怪我をするかもしれません。
何とか安全にカマキリを捕まえたいところですが、やり方がわからないと困ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、
- カマキリの捕まえ方とは?
- カマキリの捕まえ方で素手の場合は?
これらの情報をまとめてみました。
カマキリの捕まえ方とは?
カマキリの捕まえ方は「軍手を使う方法」が最も簡単です。
カマキリはトンボやセミなどと違い、素早い動きをしない昆虫です。
そのため、見つけたカマキリをそのまま手掴みで捕獲することができます。
カマキリの鎌による攻撃や噛みつくことも、軍手をしている状態なら問題にならないので無視することができますからね。
ただ、その際に注意すべきポイントがあります。
それは、カマキリを捕まえる時は「胸」を持つことです。
というのも、カマキリを捕まえる際に足や腹を掴むことは、カマキリを傷つけることに繋がりやすいからです。
手足が取れてしまう、羽が傷つき、カマキリが飛べなくなるなどの問題が生じる可能性が高いです。
ですので、カマキリを捕まえる時は「胸」、より具体的には頭と腹の中間あたりの細くなっている部分を掴みます。
この部分はカマキリの身体の中で頑丈な箇所となるので、上記のようにカマキリを傷つける可能性が低いです。
筆者も子どもの頃はこの方法でカマキリをよく掴んでいました。
カマキリを捕まえた後は、虫かごなどのケースに入れておくとさらに安全です。
ちなみに、「カマキリを捕まえるのに罠が使えないか?」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、残念ながらカマキリの捕獲に罠を仕掛けることは不向きになります。
これは、カマキリが「獲物を待ち伏せて捕食する」という習性の昆虫であるためで、動く物にしか興味がなく罠を仕掛けて誘き寄せることができないからですね。
そのため、カマキリを捕まえる際は人間側が能動的に捕獲する必要があります。
一応、さし身などを適当な棒に刺して、それをカマキリの目の前で動かせば飛びついてくる可能性はありますが、手間なので上記の軍手を使った捕獲方法の方が効率的だと思います。
カマキリの捕まえ方で素手の場合は?
カマキリを素手で捕まえたい場合、カマキリを手のひらなどに乗せる方法が簡単です。
カマキリを前章にある方法で捕まえようとすると、素手のままでは鎌などで傷つけられる恐れがあります。
そのため、片方の手の指でカマキリのお尻を優しく押してやり、それによって押されて前に進んだカマキリをもう片方の手に誘導します。
こうすることでカマキリを自分の手のひらの上などに乗せることができます。
カマキリは後ろにバックすることがまず無い昆虫なので、このやり方で捕獲可能です。
また、カマキリは意外と素早く移動する昆虫で、手のひらから腕へと登ってくることがあります。
そういった時は、カマキリの進行方向へ手を置いて、逆の手の側へ乗せて無限ループさせることで対処できます。
カマキリに関するその他の情報
カマキリはエサに何を食べる?与えるコツや家にあるものは何が良い?
まとめ
カマキリの捕まえ方は「軍手を使う方法」が最も簡単です。
カマキリはトンボやセミなどと違い、素早い動きをしない昆虫です。
そのため、見つけたカマキリをそのまま手掴みで捕獲することができます。
カマキリの鎌による攻撃や噛みつくことも、軍手をしている状態なら問題にならないので無視することができますからね。
ただ、その際に注意すべきポイントがあります。
それは、カマキリを捕まえる時は「胸」を持つことです。
というのも、カマキリを捕まえる際に足や腹を掴むことは、カマキリを傷つけることに繋がりやすいからです。
また、カマキリを素手で捕まえたい場合、カマキリを手のひらなどに乗せる方法が簡単です。