カマキリの卵が壁に付いた時の取り方とは?処理方法とは? | ごろん小路。

カマキリの卵が壁に付いた時の取り方とは?処理方法とは?

「カマキリ」の卵が家の外壁に産みつけられていることがあります。

カマキリは害虫を食べてくれる益虫なので、卵を殺したくないけれど、外壁に残り続けるのも嫌だという方は多いかと思います。

そこで今回の記事では、

  • カマキリの卵が壁に付いた時の取り方とは?
  • カマキリの卵の処理方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カマキリの卵が壁に付いた時の取り方とは?

カマキリの卵が壁に付いた時の取り方としては「アルカリ性洗剤」が効果的です。

カマキリは卵を1つ1つ産むのではなく、大量の卵の入った泡を産みます。

この泡は産み付けられた直後は柔らかいのですが、時間が経つとどんどん固くなり、卵を守るカプセルとしての機能を発揮します。

この卵の入った泡を卵鞘(らんしょう)と言います。

そして、この卵鞘はタンパク質で構成されているため、タンパク質汚れに強いアルカリ性洗剤で溶かすことができます。

手順としては、以下のようなやり方になります。

1・ヘラなどを使って卵の大部分を取り除く
2・キッチンペーパーにアルカリ性洗剤を含ませる
3・キッチンペーパーを卵鞘に貼り付ける。
4・卵鞘が柔らかくなったら爪楊枝などで取り除く
5・固い卵鞘が残っていれば3へ戻る
6・卵鞘を取り除いたら、綺麗な流水でしっかりと洗う

以上です。

キッチンペーパーなどがない場合、効率が悪くなりますがアルカリ性洗剤を直接卵巣へ塗布することで対処可能です。

注意点としては、アルカリ性洗剤が家の壁に悪影響を与える可能性です。

例えば、家の外壁がモルタルである場合は、モルタルがアルカリ性なので被害は無いか、あったとしても最小限でしょう。

しかし、モルタルの表面に塗布されている外壁を保護する塗膜を剥がしてしまう恐れがあります。

上記の方法なら、カマキリの卵鞘をヘラなどでこそぎ落とす際に、外壁が塗装ごと剥がれてしまうという問題を回避できますが、別の問題が生じる可能性があることに注意をしてください。

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撤去作業開始前に、必ず家の壁の性質をチェックした上で、自己責任で試行錯誤をするようにしましょう。

また、カマキリの卵鞘は産み付けられてから時間経過でどんどん固くなっていくので、産み付けられた直後なら楽に取り除けるかと思います。

カマキリの卵の処理方法とは?

家の壁から取り除いたカマキリの卵の処理方法としては、「燃えるゴミ」として処分するやり方が簡単かと思います。

ただ、カマキリの卵を家の中に入れたくないという方もいらっしゃるかと思いますので、そういった場合は土に埋めることで対処できます。

前章にもあるように、カマキリの卵鞘はタンパク質で構成されているため、土に埋めることでそのまま分解されていきます。

庭がある住宅であれば、庭に穴を掘ってそこにカマキリの卵鞘を埋めれば終わりです。

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まとめ

カマキリの卵が壁に付いた時の取り方としては「アルカリ性洗剤」が効果的です。

カマキリの卵が入っている卵鞘はタンパク質で構成されているため、タンパク質汚れに強いアルカリ性洗剤で溶かすことができます。

また、家の壁から取り除いたカマキリの卵の処理方法としては、「燃えるゴミ」として処分するやり方が簡単かと思います。

ただ、カマキリの卵を家の中に入れたくないという方もいらっしゃるかと思いますので、そういった場合は土に埋めることで対処できます。

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