「カブトムシの幼虫」とカナブンなどの幼虫は姿がよく似ています。
森にカブトムシの幼虫を探しに行っても、「こいつは本当にカブトムシ?」と悩む方は多いのではないでしょうか?
また、カブトムシの幼虫が普段どこにいるのかも気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- カブトムシの幼虫はどこにいる?
- カブトムシの幼虫の見分け方とは?
これらの情報をまとめてみました。
カブトムシの幼虫はどこにいる?
カブトムシの幼虫がどこにいるかと言うと、クヌギ・コナラなどの広葉樹林がたくさんある場所の近くの土の中です。
とくに、落ち葉が集まって腐葉土化している場所にいる可能性が高いです。
あるいは、朽ちた切り株や埋もれた広葉樹の丸太などの近くの土の中が狙い目ですね。
こういった場所は山林の中だけではなく、広葉樹の雑木林がある公園などでも大丈夫です。
条件さえ満たしていれば、「日本中どこでも採れる」と言っても過言ではありません。
東京などの大都会でもカブトムシの幼虫を採ることができるでしょう。
例えば、東京であれば、以下のような公園が挙げられます。
2・石神井公園……https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index006.html
3・林試の森公園……https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index003.html
4・小金井公園……https://park.tachikawaonline.jp/park/30_koganei.htm
5・大泉中央公園……https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index011.html
以上です。
また、カブトムシの幼虫を採集するのであれば、その時期は12~3月がおすすめです。
この季節になると、蚊や毛虫などの害虫に悩まされる可能性がぐっと減りますからね。
移動に関しても、雑草が枯れていて雑木林内に進入しやすいこともメリットと言えるでしょう。
ちなみに、雑木林でもカブトムシの幼虫がいないような場所の特徴も下記にまとめてみました。
2・土が乾いている
3・土が固い
4・常時日なたとなっている
以上です。
このような場所には、カブトムシの幼虫はいないので、別の場所を探した方が良いでしょう。
カブトムシの幼虫の見分け方とは?
カブトムシの幼虫の見分け方は、いくつかの特徴を把握しておくことで可能になります。
具体的には、
1・頭部が濃い茶色をしていて、顔につぶつぶが多く見られる
2・牙は幅があり湾曲している
3・肛門が身体に対して平行(横)に割れている
4・顔のすぐ後ろに大きなオレンジ色の斑点がある
5・移動時に背面移動をしない
以上です。
また、手っ取り早くカブトムシの幼虫を判別したい場合は、以下の方法が効果的です。
2・肛門の形が横割れであることを観察する
3・顔のすぐ後ろに大きなオレンジ色の斑点があるかを確認する
以上の3つの条件をクリアていれば、それはカブトムシの幼虫になります。
ちなみに、カブトムシの幼虫を採集した後は、カブトムシ幼虫専用土マットがたっぷり入ったケースに入れてあげましょう。
土マットは通販などで販売されていますので、簡単に購入することが可能です。
国産のカブトムシに関するその他の情報
カブトムシの寿命はいつまで?長くする方法や寿命が尽きる兆候とは?
まとめ
カブトムシの幼虫を探したい場合は、落ち葉が集まって腐葉土化している場所にいる可能性が高いです。
見つけた幼虫も、その特徴を把握しておけばすぐに判別可能です。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。