カマキリの飼育方法とは?注意点は? | ごろん小路。

カマキリの飼育方法とは?注意点は?

小学生の子どもが「カマキリを飼いたい」と捕まえてきても、飼い方がよくわからず悩む方は多いのではないでしょうか?

独特なシルエットで知名度は高いカマキリですが、どういった飼育方法が求められるのかわからないですよね。

そこで今回の記事では、

  • カマキリの飼育方法とは?
  • カマキリ飼育の注意点とは?

これらの情報をまとめてみました。

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カマキリの飼育方法とは?

カマキリを飼育する場合、まず飼育ケースは市販されているプラスチック製のもので問題ありません。

ただ、カマキリが住みやすい環境を考えると飼育ケースのサイズは大きいものの方が良いです。

そして、飼育ケースの中には止まり木の様なものが必要になってくるので、葉が生えている枝を入れてあげたり、何らかの草を入れてあげてください。

筆者が子どもの頃にカマキリを飼育した際は、飼育ケースに土を入れて、そこに草を移植するという方法を採りました。

あるいは、葉が生えている枝を入れる場合は、容器に水を入れてさしておくと枝が長持ちしますが、カマキリが水に落ちて死んでしまう可能性があるので注意をしてください。

また、カマキリは他の昆虫を捕食する以外に水を飲むので、脱脂綿などに水を含ませたものを設置してあげましょう。

ペットボトルの底を切り取って、それを容器に使うという方法もあります。

水入れはすぐに汚れてしまうので、毎日脱脂綿と水を交換して清潔にしておきましょう。

カマキリが水入れから水を飲まないこともあるので、その場合はカマキリを飼育する場合は霧吹きを使ってケース内に水滴をつけておくのが効果的です。

ちなみに、カマキリの飼育ケースを置く場所は、適度に明るく直射日光に当たらない場所が良いです。

カマキリは自分で体温を調節できないため、飼育下で弱らせないためにも適度な日光浴はさせた方がいいでしょう。

直射日光に当てることは避けるべきですが、自然環境に近づけるために日光は必要であるわけですね。


次に、カマキリのエサやりについてです。

カマキリは動く対象しか捕食しないという習性があるため、エサとなる昆虫の死骸を飼育ケース内に入れても食べてくれません。

つまり、カマキリに対して人間が能動的にエサを与える必要があるわけですね。

そして、カマキリは基本的に何でも食べます。

例えば、人間が食べる無糖ヨーグルトやソーセージなどを食べるので、カマキリを簡単に飼育したい場合はこういったエサを与えるのが良いかと思います。

これらのエサをピンセットなどで摘んだり、スプーンですくってカマキリの口元に持っていってあげてください。
そうすれば、カマキリがそのままエサを食べてくれます。

カマキリ飼育の注意点とは?

カマキリ飼育の注意点としては、飼育ケース1つに対してカマキリ1匹で飼育することです。

カマキリは共食いをすることがある昆虫なので、複数のカマキリを同じ飼育ケースに入れてしまうと共食いをして傷つけあう恐れがあります。

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そのため、飼育ケース1つに対してカマキリ1匹で飼育することが基本となります。

また、野生の昆虫をカマキリのエサとして与える場合は、寄生虫に注意をしておく必要があります。

カマキリによく寄生するのはハリガネムシで、こいつに寄生されるとカマキリがハリガネムシに栄養を奪われるため、エサをしっかりと与えても栄養不足になってしまいます。

エサとなる昆虫自体に寄生虫がいる可能性があるので、できれば野生の虫は与えない方が無難でしょう。

最後に、カマキリにエサを与えすぎないことに気をつけましょう。

カマキリは餌を与えると与えただけ食べてしまうため、簡単に食べ過ぎとなってしまいます。

カマキリは鎌で挟める程度の大きさの餌を2日に1匹程度与えれば十分です。

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まとめ

カマキリを飼育する場合、まず飼育ケースは市販されているプラスチック製のもので問題ありません。

ただ、カマキリが住みやすい環境を考えると飼育ケースのサイズは大きいものの方が良いです。

そして、飼育ケースの中には止まり木の様なものが必要になってくるので、葉が生えている枝を入れてあげたり、何らかの草を入れてあげてください。

また、カマキリは他の昆虫を捕食する以外に水を飲むので、脱脂綿などに水を含ませたものを設置してあげましょう。

ペットボトルの底を切り取って、それを容器に使うという方法もあります。

水入れはすぐに汚れてしまうので、毎日脱脂綿と水を交換して清潔にしておきましょう。

最後に、カマキリにエサを与えすぎないことに気をつけましょう。

カマキリは餌を与えると与えただけ食べてしまうため、簡単に食べ過ぎとなってしまいます。

カマキリは鎌で挟める程度の大きさの餌を2日に1匹程度与えれば十分です。

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