カマキリの卵の飼育方法とは?水は必要?いつ生まれる? | ごろん小路。

カマキリの卵の飼育方法とは?水は必要?いつ生まれる?

秋頃になると「カマキリ」の卵を庭などで見かけることがあります。

小さな子どもがいるご家庭だと、このカマキリの卵を飼育したいという場合もあるでしょう。

しかし、カマキリの卵の飼育方法がわからないと困ってしまいますよね。

そこで今回の記事では、

  • カマキリの卵の飼育方法とは?
  • カマキリの卵に水は必要?
  • カマキリの卵はいつ生まれる?

これらの情報をまとめてみました。

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カマキリの卵の飼育方法とは?

カマキリの卵を飼育する上で大切なことは、カマキリの卵が付いている枝などを丸ごと持って帰ることです。

カマキリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる固い泡状の物質に包まれており、これが木の枝や草の茎に産み付けられています。

卵鞘の内部は気泡に包まれていて外部からの衝撃を防いでくれる上に断熱効果があります。

そのため、卵鞘を無理やり木の枝や草の茎から引き剥がすのではなく、卵鞘を傷つけないように木の枝や草の茎ごと持ち帰るようにしましょう。


次に、持ち帰った卵鞘は虫かごに入れて保管しましょう。

切り取った木の枝や草の茎ごと虫かごへ入れておきます。

基本的にはこの状態のまま放置して大丈夫なのですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

まず、虫かごのフタ部分の隙間が大きい場合、ケースの空気穴からカマキリが逃げてしまうので、卵を孵化させる時は目の細かいネットなどをフタに挟んで脱走しないようにしましょう。

また、生まれた幼虫は、そのままケースに入れておくと共食いをします。

そのため、飼育のための数匹を残して、それ以外のカマキリは卵を採集した場所へ戻してあげてください。


最後に、卵鞘が入った虫かごはできるだけ気温が低い場所へ置いておくことです。

というのも、カマキリの卵が孵化するタイミングは外気温によって左右されてしまうからですね。

例えば、暖房がよく効いた暖かい部屋で虫かごを保管していると、冬が終わる前に卵が孵ってしまいます。

こうなると、早くに生まれてきたカマキリの子どもは低い気温とエサ不足によってすぐに死んでしまいます。

そのため、虫かごを保管する場所に家の中や玄関などは避け、屋外に置いておくようにすることをおすすめします。

カマキリの卵に水は必要?

結論から言えば、カマキリの卵に水が必要かどうかは、そのカマキリの種類によります。

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例えば、外国産のカマキリなら卵鞘に霧吹きを使って水分補給をして上げる必要があります。

逆に、日本産のカマキリの場合は、前章にもあるように屋外に放置するだけで大丈夫です。

そのため、カマキリの卵を飼育する場合は、その卵がどのカマキリの卵鞘なのかをしっかりとチェックしておくことが大切です。

カマキリの卵はいつ生まれる?

カマキリの卵が孵化する時期は「4~5月頃」だとされています。

ただ、前章にもあるように、カマキリの卵が孵化するタイミングは外気温によっては左右されます。

例えば、カマキリの卵を飼育ケースに入れて、そのケースを屋内に置いておくと孵化のタイミングが変わることがあります。

暖房器具などで気温が高い状態が維持される部屋の中や、日光が当たりやすい玄関だととくに顕著になります。

そのため、虫かごを保管する場所に家の中や玄関などは避け、気温が低い屋外に置いておくようにすることをおすすめします。

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まとめ

カマキリの卵を飼育する上で大切なことは、カマキリの卵が付いている枝などを丸ごと持って帰ることです。

卵鞘を無理やり木の枝や草の茎から引き剥がすのではなく、卵鞘を傷つけないように木の枝や草の茎ごと持ち帰るようにしましょう。

次に、持ち帰った卵鞘は虫かごに入れて保管しましょう。

切り取った木の枝や草の茎ごと虫かごへ入れておきます。

そして、卵鞘が入った虫かごはできるだけ気温が低い場所へ置いておくことが大切です。

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