「クワガタの幼虫」を飼育していると、昆虫マットの交換する必要がありますよね。
クワガタの昆虫マット飼育は、透明なビンに詰替えて飼育するのが一般的ですが、このマットの交換方法がわからず悩んでしまう人は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- クワガタの幼虫のマット交換時期とは?
- クワガタの幼虫のマット交換方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
クワガタの幼虫のマット交換時期とは?
クワガタの幼虫のマット交換時期は、菌糸ビン飼育の場合は「3ヶ月」を目安として新しいマットと交換しましょう。
ただ、この3ヶ月という期間は、飼育環境やクワガタの幼虫の成長時期などによって前後することがあります。
例えば、管理温度、瓶のサイズ、幼虫のエサの食べ方などによって左右されます。
人によっては、これらの要素を考えつつ臨機応変に対応する場合もありますが、クワガタ飼育の初心者の方は、上記にあるように「3ヶ月」を目安とすることをおすすめします。
また、寒い冬の季節に簡易温室などを使って温度管理を行わない場合は、気温が20℃を下回ることになったら昆虫マットを交換しましょう。
そして、以後はクワガタを翌年3月下旬まで放置することをおすすめします。
クワガタの幼虫は、寒い冬の間は活動を停止しますので、このタイミングでマットを交換するなどの刺激を幼虫に与えると、幼虫の身体に大きな負担となるからです。
そのため、無理なマット交換や飼育ケースに衝撃を与えるなどのことはやめておきましょう。
クワガタの幼虫のマット交換方法とは?
クワガタの幼虫のマット交換方法としては、以下の手順で大丈夫です。
具体的には、
2・マットに加水をする
3・飼育ケース内の半分くらいまで、マットを押し固めて詰めていく
4・押し固めたマットの上に、さらにマットを追加。このマットは押し固めない
5・マットの中央を削って溝を作る
6・幼虫を中央部分に設置
7・古いマット(交換前のマット)を上からかける
8・マットを瓶片口上まで入れたたら、飼育ケースに蓋をする
以上です。
上記の中では、2番目の「マットに加水をする」ことに注意をしてください。
加水し過ぎのマットはカビが繁殖したり、幼虫が窒息してしまう危険があるからですね。
そのため、加水後は必ずマットの状態を確認するようにしましょう。
具体的な確認方法としては、マットを手で握り、水がポタポタ落ちてくるようならマットを足して下さい。
手でマットをギュッと握り、手をひらいてマットが塊の状態から崩れなかったら大丈夫です。
また、クワガタの幼虫をすでに飼育している方は大丈夫化でしょうが、飼育ケースとなる瓶の通気を確保して、幼虫が酸欠やマットの蒸れ・乾燥による被害を受けないように注意をしてください。
そして、クワガタの幼虫の多くは「直射日光が当たらない場所」で「20~25℃」が適温となります。
そのため、暑い夏の屋外よりも、屋内の方がクワガタの温度管理を行いやすいかと思います。
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まとめ
クワガタの幼虫のマット交換時期は「3ヶ月」を目安として新しいマットと交換しましょう。
クワガタの幼虫が、新しいマットの中でエサを食べて大きくなると良いですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。