今回の記事はいつものものとは違い、名作フリーゲーム「CardWirth」のシナリオの情報をまとめたものになります。
個人的に気になった技能や道具などがあるシナリオをまとめています。
注意点として、ここにある情報は筆者の個人的な感想や価値観に基づくものであり、客観的・情報的に正しいかは保証できません。
また、すべてのCardWirthシナリオやその作者様・素材制作者様を侮辱・批判するものでもありません。
最低限の情報のみを掲載していますので、シナリオの配布元や現在入手可能かどうかの確認は各自の責任でお願い致します。
CardWirth技能まとめ
■『舞台アルメリア堂』 稲子様
張り紙から抜粋【開演時間:9:00~ 注:館内は全席禁煙です。ご了承くださいませ。===================演目:流水斧槍/灼炎双刀/植物庭園/護石
魔術】
張り紙にもあるように、3種類の技能とアイテムを販売する店シナリオ。
アイテムは武器以外は基本的に消耗品であることに注意。
技能に関しては、味方全体の傷と中毒・麻痺を治療する「乙姫の詩」、敵全体にダメージを与えつつ呪縛する「みぞれ海鳥」、敵全体にダメージを与えつつ中毒状態にする「地炎蛇斬」・「毒葦の呪」、敵一体に大打撃とデバフを与える「天鯨の江」、敵全体に火晶石と同じくらいのダメージを与える召喚獣を呼び出す「海神召喚」が強力。
ただ、技能全体の傾向として、成功率に補正がかからない物が多いことが挙げられる。
技能は回避属性・抵抗属性とがあるのだが、このどちらにも成功補正がない場合がほとんど。
同格以下の敵なら問題ないだろうが、格上の敵には攻撃が当たらない・効果が十全に発揮しないといった問題が表面化するので気をつけておこう。
■『三節棍と三叉槍』 黒豚和牛様
張り紙から抜粋【三節根と三叉槍技能って見ないなと。そう思って作ったは良いですが作っただけでした。…これでええんか。】
張り紙にもあるように、三節根と三叉槍技能を販売している店シナリオ。
非常に珍しい種類の技能であり、その適性も同様。
三節根は【器用+大胆】、三叉槍は【器用+狡猾】という他に見ない適性をもっている。
筆者が覚えている限り、これらの技能は筋力や敏捷が敵性に選ばれていることが多いので、器用適性のこれら技能は非常に希少だと言える。
また、技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、どのようなシナリオでも安定して活躍するだろう。
■『先輩冒険者の部屋』 Leeffes様
張り紙から抜粋【同じ階に部屋を取っている先輩冒険者が、自分や同じパーティの仲間が使う魔法等について教えてくれるようだ。もちろん銀貨と引き換えにだが、貴重な機
会だから声をかけてみようか…?】
張り紙にもあるように、同じ宿の冒険者から技能を金銭と引き換えに教えてもらう店シナリオ。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、どのようなシナリオでも安定して活躍するだろう。
基本的に技能の適性はそれぞれで統一されているのだが、精霊魔法だけは【精神力】適性であること以外はバラバラなので注意しておこう。
つまり【精神+臆病or勇猛】など、精霊魔法は各技能ごとに適性が異なる。
購入前に技能の適性の記述をチェックするようにしておこう。
■『無詠唱魔術の復元』 Ne様
張り紙から抜粋【大量の触媒、補足が書かれた羊皮紙。それに埋もれていても圧倒的な存在感を放つ一冊の本。この本に記されているのは術式を描き上げて発動させる詠唱不要の魔術。対価を用意できれば記されたそれを復元できるだろう。】
発動に詠唱が不要である代わりに、使用時に回避力-2のペナルティがある魔法技能を販売する店シナリオ。
「術式魔術」と呼ばれる独自の魔法が販売されており、このシナリオ内で配布される称号とアイテムがないと使うことができない。
称号はそのまますぐに手に入るのだが、アイテムは賢者の杖か隠者の杖がないと交換できないので注意をしておこう。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、詠唱不要なリューン互換技能として使えなくもない。
また、あまり隠されていない隠しアイテムも存在する。
こちらは使用にリスクが伴うもので、多用すると深刻な症状が現れる可能性があることに気をつけておこう。
■『薄闇路地の一軒家』 Ne様
張り紙から抜粋【リューンの街、少し奥まった薄暗い路地にある何の変哲もない一軒家。そこでは蹴り技専門の魔法闘技を会得できるとの噂が宿に流れてきた。一行は調査して詳細な場所を突き止め、その一軒家へと足を運んだ。】
張り紙にもあるように、魔法の力が組み込まれた蹴り技技能を販売するシナリオ。
システムの都合上、「魔蹴術式刻印」の称号(汚名:-1)がないと技能を使うことができない。
シナリオ内で称号が配布されるので、忘れずにクーポンを受け取っておこう。
また、有料だが技能に対応したアイテムか付帯能力を選ぶことが出来る。
技能のバランスは交易都市リューンに近いものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
技能の多くが魔法的物理属性なので、多くの敵に対応できることも長所だと言える。
■『黒灰の悪魔の隠宅』 Ne様
張り紙から抜粋【依頼のない日。気まぐれで森に向かい暇をつぶしていた。そこで見つけた古臭くボロボロの小屋が妙に気になり扉を開けると山のように木箱が冒険者を出迎える。勘なのか経験からなのか、木箱で隠された地下への道を見つけた。思ってもなかった冒険だ。何が有るのか胸を踊らせ地下へと降りる。】
【生命】適性と【精神】適性の技能を販売する店シナリオ。
生命適性で技能使用者の体力を消耗する「血命術」と、精神適性で技能使用者の回避がおろそかになるが術者や味方に対する支援を行う「御精術」がある。
「血命術」は、技能を使うたびに体力を消耗するということから、交易都市リューンの技能よりも若干強力な性能となっている。
主に正常な肉体をもつ相手に対して最大の効果を発揮し、魔法的物理属性なので敵を選ばない強みがある。
「御精術」は、とにかく自分や味方へのバフを行う技能となる。
性能は違うが、総合的には交易都市リューンの技能に近いものとなっている。
また、アイテムなども販売しており、ドロップ系のアイテムは交易都市リューンのものよりも金銭効率が良い。
3種類ある魔法の香はリサイクル属性があるので、銀貨があれば何度でも使用可能。
ちなみに、初回訪問時は商品の数が少ないが、2回目以降は増えるので大丈夫。
■『いちご畑の私設図書館』 ice様
張り紙から抜粋【「ストロベリーフィールズ私設図書館」ここにあるものは皆、ある男が彼の妻のために集めたものだそうだよと、青年は笑った。】
大鎌・刀・祈祷(?)・精霊魔法技能を扱う店シナリオ。
大鎌と刀技能は【筋力or知力】適性となっているため、純魔術師にも扱うことが出来る珍しい技能。
祈祷技能(厳密には違うかもしれない)は使用時に詠唱が必要だが、魔法的物理属性なので魔法無効化結界影響下でも使用できる貴重な回復手段となる。
精霊魔法技能は交易都市リューンと同じものと、低レベル帯で使える技能が販売されている。
とくに低レベル帯の技能は使いやすいものが揃っているので、駆け出し精霊術師にはありがたい。
CardWirth武器・防具・道具まとめ
■『刀匠都市ローゼンダーク』 Leeffes様
張り紙から抜粋【ベルクレ地方の一角に、良質な鉱石を蓄え鍛冶職人の集まる都市があるらしい。ドワーフでさえ梃子摺る素材や、入るのが限定された人員に限る洞窟で得た素材等を用いて、刀剣や鎧を作るのが上手いのだ、と街を知る者は口々に話す。都市の名をローゼンダークという。】
張り紙にもあるように、武器・防具などと各種技能・食料品アイテムを販売している街シナリオ。
まず目に留まるのは武器・防具だが、使用回数無限のアイテムであることを考慮してか性能は抑えめ。
アクションカードの「攻撃」を少し上回るくらいの物が多い。
防具も同様で、カードワースの代表的な防具であるカナンの鎧を超えるような物はない。
バランスが崩壊するなどの心配とは無縁である。
次に技能だが、こちらも交易都市リューンに近いバランスのものばかりなので、多くのシナリオで安定して使うことが出来る。
■『解放祭パランティア』 チーム ニルヴァーナ様
張り紙から抜粋【リューンの街の木漏れ日通りにて 一日限りのバザーを行います 大安売りの品・掘り出し物も多数出店されますので ぜひ皆さんご参加下さいませ 解放祭代表 ストーラ】
前半のバザーでアイテムや技能を購入する前半部と、物々交換を行う後半部に分かれた特殊な店シナリオ。
シナリオの都合上、一度商品を見逃してしまうと挽回できない可能性がある点に注意をしておこう。
基本的に、欲しいものは金銭に物を言わせて買い占めた方が結果的に都合が良い場合が多い。
後半部の物々交換でも効率的に交換ができる。
また、いくつかの条件を満たしておくと、物々交換を最後まで行うことで強力な付帯能力を手に入れることができる。
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