マダニの活動時間はいつ?時期はいつからいつまで?噛まれた時の症状とは? | ごろん小路。

マダニの活動時間はいつ?時期はいつからいつまで?噛まれた時の症状とは?

「マダニ」は様々な健康被害をもたらす害虫ですが、活動時間や時期についてはよくわからないかと思います。

また、マダニに噛まれた時の症状についても知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • マダニの活動時間はいつ?
  • マダニの活動時期はいつからいつまで?
  • マダニに噛まれた時の症状とは?

これらの情報をまとめてみました。

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マダニの活動時間はいつ?

マダニの活動時間は基本的には日中になります。

これは、マダニが変温動物であることが原因です。

例えば、マダニが活動しやすい温度は13℃以上だとされており、この温度を超えやすい日中が活動時間になりやすいと言えます。

ただ、逆に言えばこの条件をクリアするのであれば夜間でも活動します。

暑い夏の季節になると、夜でも最低気温が25℃を超えることは珍しくないので、マダニも活発に動けるようになります。

反対に、寒い冬の季節は落ち葉の裏など雨風しのげるところでじっと寒さに耐えて越冬をします。

マダニの活動時期はいつからいつまで?

マダニの活動時期はいつからいつまでかと言うと「4月~10月頃」になります。

ただ、マダニがとくに活発に動き回るのがこの時期であるという点に注意をしてください。

というのも、マダニが繁殖しやすい温度は13℃以上だとされているのですが、最近は冬でも暖かい日が多いため、マダニの繁殖に適した条件がそろっています。

さらに、マダニの寿命は1~3年ほどあり、寒い冬の季節を超えることができる害虫です。

多くの虫が冬の季節には様々な理由で死んでいくのに対して、越冬をしてしまうわけですね。

冬の気温が暖かいと、マダニはそのまま一年中活動をすることになります。

そして、自然界の環境とは別に、最近の日本の住宅事情も関係しています。

最近の日本の住宅は密閉性・断熱性に優れているため、室内の温度が一定以上に維持されることが多いです。

そのため、本来は寒い冬の季節に大人しくなるマダニが、暖かい日本の屋内で活発に活動・繁殖することに繋がります。

マダニに噛まれた時の症状とは?

マダニに噛まれた直後から吸血中には、何らかの症状はほとんどありません。

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というのも、マダニは吸血時に麻酔作用がある唾液を注入するため、噛まれていることに気づかないことも多くあるためです。

マダニが吸血し終わって離れても「マダニに噛まれた箇所が異様にかゆい」程度で終わることも珍しくありません。

しかし、マダニは感染病を媒介する害虫であることに注意をしてください。

マダニが媒介する病気には、以下のようなものが挙げられます。

1・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
2・ライム病
3・日本紅斑熱
4・回帰熱
5・ダニ媒介性脳炎

以上です。

そのため、マダニに噛まれた後で、2週間位内に発熱・頭痛・発疹・食欲低下・嘔吐などの症状があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。

また、その際には除去したマダニ本体があれば持参することが重要です。

マダニによる感染症には診断の難しいものが多いのですが、除去したマダニの種名がわかれば診断の助けになるからですね。

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まとめ

マダニの活動時間は基本的には日中になります。

これは、マダニが変温動物であることが原因です。

例えば、マダニが活動しやすい温度は13℃以上だとされており、この温度を超えやすい日中が活動時間になりやすいと言えます。

また、マダニの活動時期はいつからいつまでかと言うと「4月~10月頃」になります。

ただ、マダニがとくに活発に動き回るのがこの時期であるという点に注意をしてください。

マダニが繁殖しやすい温度は13℃以上だとされているのですが、最近は冬でも暖かい日が多いため、マダニの繁殖に適した条件がそろっています。

最後に、マダニに噛まれた直後から吸血中には、何らかの症状はほとんどありません。

というのも、マダニは吸血時に麻酔作用がある唾液を注入するため、噛まれていることに気づかないことも多くあるためです。

マダニが吸血し終わって離れても「マダニに噛まれた箇所が異様にかゆい」程度で終わることも珍しくありません。

しかし、マダニは感染病を媒介する害虫であることに注意をしてください。

マダニが媒介する病気には、以下のようなものが挙げられます。

1・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
2・ライム病
3・日本紅斑熱
4・回帰熱
5・ダニ媒介性脳炎

以上です。

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