マダニから犬を守る対策方法とは?噛まれたらどうする?症状とは? | ごろん小路。

マダニから犬を守る対策方法とは?噛まれたらどうする?症状とは?

「マダニ」は人間に様々な害をあたえる害虫ですが、愛犬にも同様の危険があるのか不安になりますよね。

マダニから愛犬を守る方法や噛まれた時の対処方法を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • マダニから犬を守る対策方法とは?
  • マダニに犬が噛まれたらどうする?
  • マダニに犬が噛まれた時の症状とは?

これらの情報をまとめてみました。

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マダニから犬を守る対策方法とは?

マダニから犬を守る対策方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。

1・ブラッシング
2・定期的なシャンプー
3・投薬
4・散歩コースに注意する

以上です。

1番目の「ブラッシング」はそのままですね。

散歩が終わった後は、愛犬の全身をくまなくブラッシングしてマダニがいないかチェックをしてあげましょう。

また、マダニ以外にも怪我をしていないか確認することで、皮膚の健康を守ることにも繋がります。

2番目の「定期的なシャンプー」も同様で、マダニを発見することができ、皮膚を清潔に保つことに繋がります。

愛犬の皮膚や被毛の状態にもよりますが、月に1~2回はシャンプーをしてあげることをおすすめします。


3番目の「投薬」とは、マダニへの駆除効果をもつ薬剤を使用することです。

マダニの駆除薬には、液体を垂らすスポットタイプとおやつのように食べるチュアブルタイプがあります。

注意点としては、スポットタイプは食物アレルギーがある犬でも安心して使えますが、体質に合わない場合があります。

チュアブルタイプは皮膚炎がある犬でも使用できるほか、投薬後すぐにシャンプーできますが、食物アレルギーのある犬は使えない場合があります。

どちらにせよ、投薬によってマダニに対処したい場合は、かかりつけの獣医師に相談するようにしてください。


最後の「散歩コースに注意する」とは、マダニの生態に関わることです。

マダニは野山や草むら、ヤブなどに生息し、近づいた動物や人に咬みついて寄生・吸血します。

つまり、蚊のように自発的に吸血をしに移動してくるということがほぼなく、獲物が近くを通るまで待ち伏せを行います。

そのため、草が生い茂っているような場所や川原などを散歩コースから外すといったことがマダニ予防に効果的です。

もちろん、飼い主さん側も長袖・長ズボンを着用したり、マダニの予防効果のある防虫スプレーを活用するなどの工夫をするようにしましょう。

マダニに犬が噛まれたらどうする?

マダニは犬に対して吸血を行う際、セメント物質を分泌してその部分に固着します。

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このため、犬がマダニに噛まれた直後ならすぐに取り除くことができますが、時間が経過して患部がガチガチに固まってしまうと難しくなってしまいます。

この状態のマダニを無理に引っ張って剥がそうとすると、マダニの口器だけが犬の皮膚に残り、化膿や炎症の原因となります。

そのため、自力でマダニを剥がそうとはせずに、かかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

マダニを除去するとともに、マダニ予防などの薬を処方してくれるかと思います。

また、マダニへの対処方法なども獣医師の方としっかりと相談しておくことをおすすめします。

マダニに犬が噛まれた時の症状とは?

マダニに犬が噛まれた時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

1・貧血
2・皮膚炎
3・犬バベシア症

以上です。

1~2番目の項目はそのままですね。

大量のマダニに吸血されることによる貧血や、マダニに噛まれた皮膚が炎症を起こすなどの症状が現れます。

また、3番目の「犬バベシア症」とは、赤血球内にバベシア・ギブソニーなどの原虫が寄生して貧血などの症状を引き起こす病気です。

この病気はマダニによって媒介され、吸血された犬は溶血性貧血・血小板減少・発熱・脾臓などの臓器の腫脹・糸球体腎炎・食欲不振・衰弱などの症状が現れることがあります。

バベシア症は免疫性の溶血性貧血と症状が類似しているため、一般的な血液検査で貧血や血小板減少の程度、内臓の異常などを調査します。

さらに、溶血性貧血などの症状が疑われる場合は、追加で他の検査やレントゲン・エコー検査を行うことになるかと思います。

どちらにせよ、素人が対処できる病気ではないため、すぐにかかりつけの獣医師に診てもらうようにしてください。

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まとめ

マダニから犬を守る対策方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。

1・ブラッシング
2・定期的なシャンプー
3・投薬
4・散歩コースに注意する

以上です。

また、マダニは犬に対して吸血を行う際、セメント物質を分泌してその部分に固着します。

このため、犬がマダニに噛まれた直後ならすぐに取り除くことができますが、時間が経過して患部がガチガチに固まってしまうと難しくなってしまいます。

この状態のマダニを無理に引っ張って剥がそうとすると、マダニの口器だけが犬の皮膚に残り、化膿や炎症の原因となります。

そのため、自力でマダニを剥がそうとはせずに、かかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

マダニによって引き起こされる皮膚炎や病気なども同様です。

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