マダニから猫を守る対策方法とは?噛まれたらどうする?症状とは? | ごろん小路。

マダニから猫を守る対策方法とは?噛まれたらどうする?症状とは?

「マダニ」が愛猫の身体に寄生することがあります。

マダニは草の先端などで猫に寄生する機会を窺っており、少しでも緑がある場所は注意が必要です。

しかし、マダニから猫を守る対策方法や噛まれた時の対処方法がわからないと困ってしまいますよね。

そこで今回の記事では、

  • マダニから猫を守る対策方法とは?
  • マダニに猫が噛まれたらどうする?
  • マダニに猫が噛まれた時の症状とは?

これらの情報をまとめてみました。

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マダニから猫を守る対策方法とは?

マダニから猫を守る対策方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。

1・ブラッシング
2・定期的なシャンプー
3・投薬
4・部屋はこまめに掃除する
5・猫の布類は洗濯する

以上です。

1~2番目はそのままですね。

猫の身体を清潔な状態に維持するために、定期的なブラッシングやシャンプーは必要です。

マダニ対策としても同じことが言え、吸血前のマダニならある程度落とせる可能性があります。

あるいは、ブラッシングやシャンプーを行っている時に、猫にマダニが付いていることに気がつくといったこともあるかと思います。

猫の場合、目・鼻の周り・耳・胸・おしりの周り・内股など、被毛があまり濃くない場所にマダニが寄生しやすい傾向があります。

愛猫にブラッシングやシャンプーをしてあげる時は、こういった箇所を観察しておくと良いでしょう。


3番目の「投薬」とは、マダニへの予防や駆除効果をもつ薬剤を使用することです。

現代日本において猫の多くは室内飼いが基本ですが、完全に室内飼育することが難しい場合は定期的にマダニの予防薬を投与しましょう。

薬剤には、液体を垂らすスポットタイプとおやつのように食べるチュアブルタイプがあります。

スポットタイプは食物アレルギーがある猫でも安心して使えますが、体質に合わない場合があります。

チュアブルタイプは皮膚炎がある猫でも使用できるほか、投薬後すぐにシャンプーできますが、食物アレルギーのある猫には使えない場合があります。

どちらにせよ、投薬によってマダニに対処したい場合は、かかりつけの獣医師に必ず相談するようにしてください。


4番目の「部屋はこまめに掃除する」とは、室内にいるマダニを繁殖させないための処置です。

マダニは基本的に屋外にいる害虫なのですが、猫は行動範囲が広いため、玄関やベランダなどを歩くうちにマダニに寄生される可能性が否定できません。

そのため、マダニが室内にいるという環境を作らないために、定期的に部屋を掃除するようにしましょう。

これは最後の「猫の布類は洗濯する」も同様で、猫が普段使用している毛布などの布類も定期的に洗濯をして、清潔な状態を維持してあげましょう。

また、これらは一般的なダニの繁殖などの予防にも繋がるので、猫と人間双方の健康を守るためにもやっておきましょう。

マダニに猫が噛まれたらどうする?

マダニに猫が噛まれた場合、そのマダニを無理に取り除くことはやめておきましょう。

マダニは動物に吸血すると、その部分にセメント物質を分泌してその部分に固着します。

このため、猫がマダニに噛まれた直後ならすぐに取り除くことができますが、時間が経過して患部がガチガチに固まってしまうと難しくなってしまいます。

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この状態のマダニを無理に引っ張って剥がそうとすると、マダニの口器だけが猫の皮膚に残り、化膿や炎症の原因となります。

そのため、自力でマダニを剥がそうとはせずに、かかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

マダニを除去するとともに、マダニ予防などの薬を処方してくれるかと思います。

また、マダニへの対処方法なども獣医師の方としっかりと相談しておくことをおすすめします。

マダニに猫が噛まれた時の症状とは?

マダニに猫が噛まれた時の症状としては、吸血による貧血や噛まれた箇所の皮膚炎などがまず挙げられます。

ただ、これら以外にも重篤な病気を発症する可能性があります。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

1・猫ヘモバルトネラ症……猫の赤血球にヘモバルトネラというマイコプラズマが寄生することで貧血・発熱・元気消失などの症状が現れる
2・Q熱……通常は軽い発熱程度だが、妊娠猫が感染すると流産や死産を引き起こす可能性がある
3・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)……発熱、元気消失、嘔吐、黄疸など
4・ライム病……皮膚症状、神経症状、発熱、関節炎、食欲不振など

以上です。

猫の体調に明らかな異変が生じた場合は、すぐにかかりつけの獣医師に診てもらうようにしてください。

これらの病気は素人が対処できるものではないため、専門家による治療が必要です。

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まとめ

マダニから猫を守る対策方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。

1・ブラッシング
2・定期的なシャンプー
3・投薬
4・部屋はこまめに掃除する
5・猫の布類は洗濯する

以上です。

また、マダニに猫が噛まれた場合、そのマダニを無理に取り除くことはやめておきましょう。

マダニは動物に吸血すると、その部分にセメント物質を分泌してその部分に固着します。

このため、猫がマダニに噛まれた直後ならすぐに取り除くことができますが、時間が経過して患部がガチガチに固まってしまうと難しくなってしまいます。

この状態のマダニを無理に引っ張って剥がそうとすると、マダニの口器だけが猫の皮膚に残り、化膿や炎症の原因となります。

そして、マダニに猫が噛まれた時の症状としては、吸血による貧血や噛まれた箇所の皮膚炎などがまず挙げられます。

ただ、これら以外にも重篤な病気を発症する可能性があります。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

1・猫ヘモバルトネラ症……猫の赤血球にヘモバルトネラというマイコプラズマが寄生することで貧血・発熱・元気消失などの症状が現れる
2・Q熱……通常は軽い発熱程度だが、妊娠猫が感染すると流産や死産を引き起こす可能性がある
3・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)……発熱、元気消失、嘔吐、黄疸など
4・ライム病……皮膚症状、神経症状、発熱、関節炎、食欲不振など

以上です。

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