天気予報などを見ずに洗濯物を干すと「黄砂」が飛ぶ日と重なってしまうことがあります。
黄砂が洗濯物についてしまうと、どのような影響があるのかわからなくて困ってしまいますよね。
また、黄砂がついた洗濯物は洗い直しにする必要があるのか、コロコロで取り除けないかなども気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 黄砂が洗濯物についた時の影響とは?
- 黄砂が洗濯物についたら洗い直し?
- 黄砂が洗濯物についたらコロコロで取れる?
これらの情報をまとめてみました。
黄砂が洗濯物についた時の影響とは?
黄砂が洗濯物についた時の影響は、以下のようなものが挙げられます。
2・悪臭が付く
3・衣類の繊維を傷つける
4・アレルギー反応の原因となる
以上です。
1~2番目はそのままですね。
黄砂には鉄やカルシウムなどの金属元素が含まれているため、衣類が汚れたり黄ばんだりする可能性があります。
しかも、黄砂は花粉などと比べると粒子が細かいため、衣類の繊維に入り込むとなかなか汚れや黄ばみが落ちない傾向があります。
悪臭も同様で、金属化合物や有害物質による臭いが洗濯物に付着する恐れがあるからわけです。
3番目の「衣類の繊維を傷つける」とは、上記にあるように黄砂は花粉などと比べると粒子が細かいことが関係しています。
黄砂の微細な粒子が衣類の細かい部分に入り込むと、異物がある状態が長時間続いてしまうため傷の原因となってしまうわけです。
扱いがデリケートな衣服や、直接肌に触れる衣服・子供用の衣服などはとくに注意をしておきましょう。
最後の「アレルギー反応の原因となる」はそのままですね。
黄砂には金属化合物や有害物質が含まれているのですが、これらがアレルギーの原因となることがあります。
具体的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・結膜炎
3・鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状
4・気管支ぜんそくや肺炎などの呼吸器疾患
以上です。
また、すでに何らかの呼吸器疾患がある方の場合はさらに注意が必要になります。
症状が悪化するといったことが懸念されるためです。
予防策としては、黄砂が飛来している時は不要不急の外出を控えたり、不織布マスクなどを着用したりして黄砂を吸い込む量を減らすことが効果的です。
環境省や気象庁のホームページなどでは、黄砂の飛来情報を発信しているのでチェックしておくと良いでしょう。
黄砂が洗濯物についたら洗い直し?
黄砂が洗濯物に付着した場合、乾燥した洗濯物を手で軽くはたくことで払い落とすことができます。
また、洗濯物が濡れたままの状態だと、付着した黄砂はなかなか落とすことができません。
ですので、黄砂を落とす際は洗濯物を乾かしてから黄砂を落としましょう。
ただ、前章にもありますが、黄砂は花粉などと比べると粒子が細かいです。
そのため、気になる場合は洗濯機のすすぎコースを使って洗い直すと良いでしょう。
黄砂が洗濯物についたらコロコロで取れる?
結論から言えば、黄砂が洗濯物についたらコロコロで取れます。
しかし、濡れている洗濯物にはあまり効果がないことと、掃除機の方が強力であることに注意をしてください。
また、コロコロにせよ、掃除機を使うにせよ、衣類が傷まないように注意をしてください。
衣類の材質や形状によっては思わぬトラブルとなる恐れがあります。
そのため、本格的に作業を行う前に衣類の端の方で試してみて、問題ないようであれば作業をするといった方法が良いかと思います。
ニトムズ Nitto C4312 コロコロハイグレードSC スペアテープ 強接着 幅160mm×60周巻 3巻入
まとめ
黄砂が洗濯物についた時の影響は、以下のようなものが挙げられます。
2・悪臭が付く
3・衣類の繊維を傷つける
4・アレルギー反応の原因となる
以上です。
また、黄砂が洗濯物に付着した場合、乾燥した洗濯物を手で軽くはたくことで払い落とすことができます。
しかし、洗濯物が濡れたままの状態だと、付着した黄砂はなかなか落とすことができません。
ですので、黄砂を落とす際は洗濯物を乾かしてから黄砂を落としましょう。
最後に、黄砂が洗濯物についたらコロコロで取れます。
ただ、濡れている洗濯物にはあまり効果がないことと、掃除機の方が強力であることに注意をしてください。
そして、コロコロにせよ、掃除機を使うにせよ、衣類が傷まないように注意をしてください。