「えいようかんが防災グッズとして役立つ」
こういった話を見聞きする方は多いのではないでしょうか?
しかし、「えいようかんがどのようなものかわからない」という方も多いかと思います。
そこで今回の記事では、
- えいようかんとは何?
- えいようかんは防災グッズとして役に立つ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
えいようかんとは何?
「えいようかん」とは、文字通り羊羹のことですね。
ただ、通常の羊羹とは違い、栄養価が高く、長期間に渡る保存が可能な羊羹です。
適切に保管すれば5年以上も賞味期限があるのですから、災害時の非常食としてとても優秀です。
もちろん、普通に食べても美味しいことも素晴らしいですね。
また、原材料は砂糖・生あん・水あめ・寒天と非常にシンプルなものとなっており、とくに、えいようかん1本・60グラムでカロリーは171kcalもあるため、手軽にカロリー補給が可能となっています。
材料からもわかりますが、えいようかんはアレルギー対応非常食でもあります。
そのため、災害時などの緊急事態で食べられるものが限定されてしまう状況では、非常に重要なポイントと言えるでしょう。
ちなみに、通常のえいようかんとは別に、チョコレートの風味の「チョコえいようかん」も販売されています。
こちらは賞味期限が3年3ヶ月と短いですが(それでも長い!)、1本あたりのカロリーは200kcalとなっているほか、カルシウムやブドウ糖も含まれているため、スポーツのときの栄養補給に最適なものとなっています。
ただ、こちらの商品には大豆が含まれているため、大豆アレルギーの方は注意が必要になります。
えいようかんは防災グッズとして役に立つ!
前章にもあるように、えいようかんは非常食として高い適正をもっています。
長期保存が可能であり、お手軽にカロリー補給ができるからですね。
とくに、避難生活などの非常事態だと、飲水が貴重であるため、食べる際に水をあまり必要としないえいようかんは便利です。
また、えいようかんを1本(60グラム)食べるだけで、171kcal(ご飯一杯分ほど)のエネルギー補給が可能となっています。
ちなみに、えいようかんの栄養成分は、以下のようなものとなっています。
1・エネルギー……171kcal
2・タンパク質……1.9g
3・脂質……0.1g
4・炭水化物……40.7g
5・ナトリウム……2mg
以上です。
アレルギー対応非常食でもあるので、安心して食べることができます。
ちなみに、えいようかんを非常食として自宅に保管する場合は、以下の条件を満たす場所に置いておくと良いでしょう。
2・温度は15~20℃(外の気温よりも低い所が良い)
3・風通しの良い場所(流し台の下は配水管があるため、湿度高めなので不向き)
以上です。
例えば、台所などにある風通しが良い棚にえいようかんを置いておけば大丈夫です。
「高温多湿を避ける」というのは、特別な注釈がなければ常温保存でOKというわけですね。
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まとめ
最近の日本では大きな災害が増えており、避難をすることが多くなっています。
そういった時に、えいようかんがあれば食事の手間を大幅に軽減できることでしょう。