浸水後の掃除はこの方法で!必要な道具や具体的なやり方をくわしく紹介 | ごろん小路。

浸水後の掃除はこの方法で!必要な道具や具体的なやり方をくわしく紹介

台風やゲリラ豪雨により自宅が浸水してしまう被害が増えています。

床上浸水により、自宅が被害を受けると掃除などの後処理が本当に大変ですよね。

しかし、浸水後の掃除は感染症の予防などしっかりと行う必要がありますが、具体的な方法がよくわからないと思います。

また、日常生活を少しでも早く取り戻すためにも、効率的な掃除方法を知っておきたいところです!

そこで今回の記事では、浸水後の掃除方法についてお伝えさせていただきます。

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浸水後の掃除はこの方法で!

浸水後の掃除をする前に

浸水後の掃除をする前に準備すべきことがあります。

それは、しっかりとした作業着に着替えることです。

自宅に流れ込んできた汚水や汚泥には、大量の雑菌が含まれている他、ガラス片や釘などが混ざっていることがあります。

こういったもので怪我をすると、深刻な感染症を患うことも考えられるため、浸水後の掃除をする前に作業着に着替えることが重要になります。

作業着の具体例としては、袖長ズボン・長靴・軍手・ゴム手袋・マスク・ヘルメット(タオルでもOK)・保護ゴーグルなどが挙げられます。


ちなみに、これらの作業着は主に肌の露出を防ぎ、破傷風などの感染症を予防する目的がありますが、夏場などの高温多湿な環境での作業時は熱中症に陥る危険性があります。

そのため、こまめな水分補給を行ったり、保冷剤をタオルに包んたものを首に当てるなどの工夫が必要になります。

自宅浸水時の掃除は本当に重労働であるため、意識して水分補給を行い熱中症を防ぎましょう。

浸水後の掃除を行う

自宅が浸水した場合、「床下浸水」と「床上浸水」では対処方法が異なります。

1・「床下浸水」の掃除方法
まず、「床下浸水」の場合ですが、これは床下へ流入した汚水や汚泥を素早く除去する必要があります。

上記にもあるように、汚水や汚泥は雑菌などの温床である他、建材へのダメージや湿気によるカビの大繁殖も懸念されるからですね。

畳をはぐったり、床下収納を取り外して床下へアクセスできるようにした上で、しっかりと排水作業を行いましょう。

この時、工業用の排水ポンプがあれば作業が非常に楽になります。

工業用のものが無かったとしても、浴槽から洗濯機へ残り湯を移す家庭用のポンプを使うことも出来ます。

ただし、家庭用のポンプを使う場合は、故障する危険性が高いことを忘れないようにしましょう。

作業がしやすいように汚水を吸い上げたら、スコップやバケツで汚泥を取り除いていきます。

床下の汚泥もですが、柱などの建材に付着した汚泥も真水で落とすようにしましょう。


汚水・汚泥の除去が終わったら、床下をしっかりと乾燥させる必要があります。

この乾燥作業をしっかりと行わないと、床下が雑菌の温床になったり悪臭の元になる危険性があります。

消毒のためにも、扇風機などを使って床下へ送風を行い、よく乾燥させましょう。

また、床下の消毒には消石灰を使うことも出来ます。

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2・「床上浸水」の掃除方法
「床上浸水」の掃除方法は、床下浸水の場合に加え室内や家財も掃除をする必要があります。

屋内に流れ込んでいた水が引いた後、まずはブレーカーを落としてコンセントに接続しているプラグを抜いていきます。

床上浸水時の汚水には、泥やゴミなどが大量に含まれているので、完全に乾燥してもショートなどの故障の原因になるからです。

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素早く電気屋さんに連絡して、コンセントなどの確認・検査をお願いするようにしましょう。


コンセント類を処理したら、濡れた畳や家具などを片付けていきます。

汚れた家財を処分するのはもったいないと感じるかもしれませんが、布団や絨毯、畳などはカビや悪臭の影響で再利用は難しいです。

木製の棚なども、外見が乾いていても後からカビが生える可能性があります。

使える可能性がある家財としては、エアコンの室外機やトイレ・浴室、食器類などが挙げられます。

ただし、上記にあるように床上浸水時の汚水・汚泥に雑菌が大量に含まれています。

そのため、食中毒や感染症などが発生しやすい環境となっています。

家財を再利用する場合や、屋内の消毒はしっかりと行う必要があるわけですね。

特に食器類は一見綺麗に見えても雑菌まみれである可能性がありますし、食中毒などに繋がる可能性が高いので注意が必要になります。

これらの消毒は「逆性石鹸」を使用すると良いでしょう。

薬局や通販で購入できるので、使用上の注意をよく確認して消毒をしていきましょう。

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また、屋内に流れ込んできた汚水や汚泥は、床下の時と同様にバケツやスコップで取り除いていきます。

最後に残る汚水は、床下同様雑巾やスポンジなどを使って吸い上げます。

ちなみに、浸水被害にあった床材や壁材なども確認する必要があります。

特に壁材は、中に水が溜まっているかどうかの判断が素人では難しいため、工務店などに相談して調査をしてもらうほうが無難です。

例えば、水を含んだ断熱材がカビの温床になるなどが考えられます。

浸水に関するその他の情報

浸水に関するその他の情報については、下記の記事にくわしくまとめています。

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まとめ

浸水時の掃除は、素早く行うことが悪臭などを抑えることに繋がります。

そのために、この記事がお役立てれば幸いです。

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