車の黄砂を落とす洗車方法とは？対策方法は？

「黄砂」が日本にやってくると愛車が心配ですよね。

黄砂まみれで汚れが取れない、黄砂で車体を傷つけてしまったといった方は多いのではないでしょうか？

しかし、黄砂を落とす洗車方法や対策がわからないと困ってしまいます。

そこで今回の記事では、

車の黄砂を落とす洗車方法とは？
車の黄砂対策方法とは？

これらの情報をまとめてみました。

車の黄砂を落とす洗車方法とは？

車の黄砂を落とす洗車方法は「たっぷりの水を使って洗車をする」ことです。

黄砂とは「石英」や「長石」などの硬い成分であるため、通常通りの洗車をしてしまうと車体に傷がついてしまう恐れがあります。

しかも、黄砂の粒子は花粉などと比較するとさらに小さいため、一度車に付着するとなかなか落とすことができません。

この状態の黄砂を無理やり引き剥がそうとすると、車体表面を紙やすりで削ることと同じことが起きてしまいます。

そのため、まずはたっぷりの水を使い、車表面に付いた黄砂を洗い流すようにしましょう。

あるいは、「高圧洗浄機」で吹き飛ばす方法も効果的です。

高圧洗浄機を使って黄砂の粒子を吹き飛ばせば、手間なく車から黄砂を取り除くことが可能です。

その後、洗浄力に優れ大量の泡が出る「カーシャンプー」を使用して洗車していきます。

カーシャンプーの泡は、スポンジとの間のクッションの役割を果たしてくれるので、車体を傷つけること無く洗車することができるわけですね。

また、気象庁が発表している黄砂情報などを確認して、黄砂が飛んでいない日を見計らって洗車することも重要です。

黄砂が飛んでいるタイミングで洗車しても、洗車したそばから再び黄砂まみれになってしまいますからね。

車の黄砂対策方法とは？

車の黄砂対策方法としては、以下のようなものが挙げられます。

１・ボディカバーをかける
２・屋内駐車場に停める
３・ボディコーティングを施す
４・こまめに洗車をする
５・洗車のプロに依頼する

以上です。

１番目の「ボディカバーをかける」とは、屋外に駐車する際にボディカバーを車にかけて黄砂から守ることを指しています。

ボディカバーは黄砂だけでなく、花粉や害獣対策としても効果が期待できます。

２番目の「屋内駐車場に停める」も同様で、車を黄砂が届かない場所に駐車することにより、黄砂による被害を避けることができます。

３番目の「ボディコーティングを施す」とは、ボディをガラスや樹脂などのコーティング被膜で覆うことを指しています。

車にボディコーティングを施すことで黄砂が直接塗装面にふれるのを防ぎ、さらに塗装の劣化や傷などを軽減することができます。

また、洗車時の摩擦からもボディを保護してくれる効果もあります。

４番目の「こまめに洗車をする」も同様で、車の表面に黄砂が付着する時間を減らすことで被害を軽減します。

最後の「洗車のプロに依頼する」とは、洗車やカーケア専門店のプロに依頼して車をきれいにしてもらうことです。

車のボディそのものにダメージが発生していない状態であれば、塗装表面を研磨してシミになった部分を取り除いてくれます。

また、ボディの研磨は市販されている道具を使えば素人でもできますが、非常に難易度が高い作業なのでおすすめできません。

逆にボディへのダメージが深刻化する恐れもあるため、洗車やカーケア専門店へ依頼をした方が無難でしょう。